ぶつぶつと気持ちが落ち着かない・

実家の父の事です。
８１歳になる父は元気の様で・・心は子供に戻りつつあります。

今年の５月に母を乗せて病院に連れて行く途中・・追突事故を起こしました。
それが原因で鬱になり・・持病の心臓を悪くし・・
５月１３日に早朝・・致死性の不整脈を起こし・・救急車でかかりつけの病院に長期入院し・・一時は命も危うい状態でしたが、なんとか。。持ち直し元気になりました。
以来・・車の運転は辞めて貰いました。
もともと気性が荒っぽい人ですから（辰年）人のいうことを素直になんて聞きません。
田舎（限界集落）ですから車がないと生活はとても不便です。
８０代の両親だけの生活ですから、できるだけお手伝いを・・と思い、
ヘルパーさんもお願いし・・腰の悪いはディサービスも利用して貰いながらの二人暮らしです。
私は２５年間も県外で暮らして来て、長い間両親の暮らしぶりをあまり知りません。年に数回顔を合わせるだけの２５年間でした。
妹は比較的近くに嫁いでいますが、フルタイムで働いているせいか？はたまた私の知らない２５年間の間に何かあったのか？両親に・・比較的冷たい態度をとっています。

夏前から両親と頻繁に接触するうちに、自分の育った環境や人間性を大人になった目で観察する機会が頻繁にあります。
他人と暮らすことや、知らない土地に暮らしたことのない二人だけで同じ土地で暮らしてきた両親はとてもわがままで自分勝手・・
まして老化も進んできた二人は、自分勝手と気ままとわがままが激しいように感じる。
ご近所の老人（老人しかいない過疎地域だが・・）との折り合いも芳しくないような雰囲気だ。
近所に結構敵を作ってるように思う。（まぁ・・人間関係はどこも難しいと思うけど・・）

わがままな父の事ですから・・私やヘルパーさんらの助けでは自由に欲しいものも買えず・・自由が効かないので、１１月の終わり頃からまた・・私の行かない日に車（軽トラ）に乗って出かけるようになった。
そして・・また事故を起こした。

一番悪い事に・・事故を起こしたが幸い相手の方の怪我が少なくて済んだ。それを良事に自分が悪い事をした！という意識が毛頭ない・
事故を起こしたその日、ＪＡの事故処理の事務手続きに駆けつけた私にも事故を起こした相手に関係者にもあきれるほど平然としていた。
その態度に激怒した私から逃げて知り合いの人に自宅まで送って貰う始末だった。
追って自宅まで行ってみれば、母を相手に言い逃れをしまくっている。
全く始末に負えない。

その癖、寂しがり屋の父は頻繁に私に電話をしてくる。
電話は自分勝手な解釈で自分が寂しい時！たとえ私が仕事中であろうとなかろうと関係なし・・何度も仕事中であろう時間帯は緊急以外は電話をかけないで・・と言ってもあっても・・かけてくる。
話の内容はどうでもよいこと・・

だから電話に出ないでいると・・事故を起こし・・体調を悪くしてる。

昨日も仕事中だと言ってる時間に電話をかけてきた。
当然！　またか！またどうでもいいことだろうと思っていたら・・事故処理センターの人が父の処に事故処理の事で電話が欲しいと言って来たことだった。

仕事が済んで父に電話をし、つい・・一方的に「もう・・あれだけ電話をしないでと言ってるのに・・」と言った途端・・怒り出したらしい。（母から聞いた）

私が預かってるお金の事を言い出したらしく、まるで私が不正に父のお金を使ってしまったような事を思いこんで相当母に八つ当たりをしたらしく怒り狂ってると電話をしてきた。

私は入院以来、父のお金を預かってはいるけれど絶対に不正には使っていない。
支払いと頼まれた買い物はするが勝手に預金を下ろして使うような事はしていない。
「お金に親子はない」とは本当のことだ。
入院費も支払いも領収書は取り置いている。ただ・・日々の買い物は全部は取り置いてはなく・・父の「すてりゃええ」を信じてつい最近、処分してしまった。

半分こどもみたいになってしまった父の怒る事、それは自分の思うように構って貰えない事が原因なのは判ってるが・・そこにお金を出して来た事は私の心をナイフで殺がれたような気がして・・ずいぶん傷ついた。

自由の利かなくなった両親の事・・見てあげる元気が出なくなった。