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地域そのほか速

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<選抜高校野球>敦賀気比 甲子園踏みしめ

2015-03-22 07:41:58 | 地域

 <選抜高校野球>敦賀気比 甲子園踏みしめ


 ◇あす奈良大付と初戦



  • 入場行進する敦賀気比の選手(21日、甲子園球場で)=秋月正樹撮影

  •   甲子園球場で21日に開幕した選抜高校野球大会の開会式で、敦賀気比ナインは、大歓声に包まれて入場行進。「いち、いち、いち、に」と掛け声を合わせながら、真剣な表情で甲子園の土を踏みしめていた。


      開会式を終えた篠原涼主将は「思いっきり声を出して幸先の良いスタートを切れた。試合では、初回から積極的なプレーを心掛けたい」と話していた。


      ◇敦賀気比・東監督「投手戦になる 踏ん張って」


      ◇奈良大付・田中監督「初出場 チャレンジ精神で」



    • 意気込みを語り合う敦賀気比の東監督(左)と奈良大付の田中監督(甲子園球場で)

        敦賀気比は大会第3日の23日第1試合で、奈良大付(奈良)と対戦する。敦賀気比の東監督、奈良大付の田中監督に相手チームの印象や意気込みなどを聞いた。


        ――相手チームの印象は。


        東「すごくいい投手がおり、守備も堅いので、なかなか点がとれない印象」


        田中「北信越の強豪で経験豊富な選手もおり、打撃も強い」


        ――警戒する選手は。


        東「坂口大誠投手は、かなり制球が良く、スピードもある。池田陵太選手は勝負強いと聞くので前に走者をためないようにしたい」


        田中「投打ともに中心の平沼翔太投手や、俊足の好打者・篠原涼選手には警戒したい」


        ――どんな戦い方を。


        東「それほど点がとれるチームではないので、投手がしっかり抑え、守備のミスも少なくしたい。投手戦になりそうだが、我慢して踏ん張ってほしい」


        田中「打撃力が少し弱いので投手を中心にしっかり守りたい。競ったゲーム展開の中、最後に勝負を決めることができれば、理想的だと思う」


        ――試合への意気込みを。


        東「初戦は本当に大事な試合なので、1点でも多く点をとって勝ちたい」


        田中「何もかも初めてなので、常連校の敦賀気比にチャレンジ精神で挑んで精いっぱい頑張りたい」



姫路城「オペラ最高の舞台」 伊の名門、9月公演

2015-03-20 12:58:34 | 地域

 姫路城「オペラ最高の舞台」 伊の名門、9月公演


 世界遺産・姫路城大天守前の備前丸で9月にイタリアの名門「ボローニャ歌劇場」がオペラを上演するのを前に、芸術監督や演出家ら5人が19日、現地視察を行った。市によると、姫路城でオペラの上演は初めてといい、視察した一行は「これ以上、ぜいたくな組み合わせの風景はない」と期待した。(田村創)



  • 大天守を前に舞台の場所などについて打ち合わせする吉田裕史・芸術監督(中央)ら(姫路城備前丸で)

  •   備前丸は本丸御殿があった場所で、視察に訪れたのは同劇場フィルハーモニー芸術監督の吉田裕史さん(46)や演出家のガブリエル・マルケジーニさん(63)ら。5人は姫路城管理事務所職員の案内で、現地の形状や舞台の位置、音響、資機材の搬入方法を確認した。大天守の石垣近くには遺構があるため、正確な距離を聞くなど真剣な表情で打ち合わせをしていた。


      演目はレオンカバッロ作曲の「道化師」。吉田さんによると、道化師の中で使われるアリアがCMで使われなじみ深いうえ、イタリアでは各地域の城や館前でこの演目を演じることが多く、「日本が誇る姫路城で、良質な文化を提供したい」と公演場所に選んだという。


      大天守前に作る舞台は、照明灯も城と同じ石垣の模様をペイントし、城と一体化したような雰囲気を演出する。


      吉田さんは「日本で最高に美しい姫路城と、最高の芸術・オペラが融合すると思う」と興奮気味に話し、マルケジーニさんは「(備前丸は)とても美しい場所。単にお城の前でオペラを演じるのではなく、日本の伝統とイタリアの伝統をつなげたい」と感想を口にした。


      同歌劇場は、2013年10月には世界遺産の清水寺(京都市)で、14年9月にも世界遺産の二条城(同)でオペラ公演を上演している。姫路城での公演は「2015日伊オペラ国際共同制作実行委員会」が主催。公演は9月17日と19日の夕方。



五花街公演「来とくれやす」

2015-03-20 12:58:25 | 地域

 五花街公演「来とくれやす」


 ◇南座で6月 舞妓がPR


  南座(東山区)で6月に開かれる京都五花街の合同公演「都の賑(にぎわ)い」をPRしようと、出演する舞妓(まいこ)5人が19日、南座と京阪電鉄祇園四条駅で通行人らにチラシを配った。


  京都伝統伎芸振興財団などの主催。22回目となる今回は6月27、28日に開かれ、芸舞妓約80人が出演する。能の「老松」を基にした祇園甲部の常磐津「常磐の老松」や、安珍清姫伝説を題材にした上七軒の長唄「座敷舞道成寺」など7演目が上演される。


  この日、舞妓たちが「来とくれやす」と声を上げると、周囲には人だかりができていた。


  公演は各日午前11時と午後2時30分の2回。チケットは20日から販売され、1万5000円~6000円。問い合わせは同財団(075・561・3901)。



高野山オペラ 町民ら一丸

2015-03-20 12:58:15 | 地域

 高野山オペラ 町民ら一丸


 


  • 本番に向けてリハーサルに打ち込む出演者ら(かつらぎ町のかつらぎ総合文化会館で)
  • オペラに特別出演する僧侶たち(かつらぎ町で)

  •  

      ◇かつらぎ 22日上演


      高野山(高野町)などを舞台にして、男女の悲恋物語を描く創作オペラ「横笛の詩(うた)」が22日午後2時から、かつらぎ町丁ノ町のかつらぎ総合文化会館で上演される。町民らに加え、高野山真言宗和歌山青年教師会の僧侶6人が特別出演し、仏教音楽の「声明(しょうみょう)」を交えた演技を披露する。本番を前に、「4月2日から行われる高野山開創1200年記念大法会をもり立てたい」と仕上げの練習に打ち込んでいる。(山田博之)


      同町文化協会の元会長でグラフィックデザイナーの防野宗和さん(61)や合唱指導者、照明の専門家らでつくる製作準備委員会の主催。2012年に初演され、今回、大法会に合わせて2回目の公演を企画し、同教師会に協力を依頼した。


      原作は平家物語の伝説。平安末期に内大臣となった平重盛の家臣・斉藤時頼は下級女官の横笛と恋に落ちるが、身分の違いから父に仲を裂かれ、出家して高野山で修行することを思い立つ。しかし女人禁制で高野山に入ることができなかった横笛は山麓の天野(かつらぎ町)で暮らし、死後、ウグイスとなって時頼との再会を果たしたとされる。


      公演には声楽家の野口眞知子さんや竹内直紀さん、地元の声楽愛好者、県立笠田高校合唱部員ら約50人が出演。幕開けや横笛が亡くなる場面などでは、法衣姿の20~30歳代の僧侶が尺八の演奏に合わせて声明を唱えるほか、修行僧役で登場する場面も用意されている。


      同教師会の石橋弘龍会長(35)は「一般市民が接する機会の少ない声明の魅力にふれることで、仏教に興味を持ち、大法会を参拝する人が増えるとうれしい」と期待する。


      プロデューサーを務め、脚本や演出も担当する防野さんは「宗教的な祈りや思いやりの心を表現した作品で、僧侶たちはそのテーマに沿って厳かな雰囲気を高めてくれそうだ」と話している。


      上演時間は1時間半程度。チケットは1500円(自由席)。問い合わせは同会館(0736・22・0303)へ。



福山名所や花鳥画31点

2015-03-20 12:56:47 | 地域

 福山名所や花鳥画31点


 ◇22日まで 桜美会が水墨画展


  水墨画の愛好家らでつくる桜美会(広江雪洞代表)の作品展が、福山市元町の天満屋福山店8階シティギャラリーで開かれている。22日まで、入場無料。


  広江代表が指導する、58~96歳の会員約30人の計31点を展示。竹とスズメ、松にタカなどをあしらった花鳥画や、明王院(福山市草戸町)の五重塔や福山城など、地元の名所を描いた風景画が並ぶ。


  訪れた同市駅家町の奥山清美さん(72)は「一筆一筆が丁寧に描かれた作品ばかり」と見入っていた。


  開場は午前10時~午後7時(22日は午後6時)。問い合わせは広江代表(090・8991・0498)。