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地域そのほか速

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脱線事故10年、悲しみ奏でる 三田学園OBら

2015-04-22 07:13:05 | 地域

 脱線事故10年、悲しみ奏でる 三田学園OBら


 JR福知山線脱線事故から10年となるのを前に、三田学園中高(三田市)の吹奏楽部の卒業生らが、三田市天神の市総合文化センターで24日に追悼コンサートを開く。2010年以来の開催で、メンバーは「自分たちよりも若い世代にも事故の悲しみ、安全の大切さを知ってもらいたい」としている。


  企画したのは、同学園で中・高の6年間、吹奏学部に所属した小林春彦さん、喜田智也さん、中平雄大さん(いずれも28歳)らでつくる「三田市JR事故有志音楽仲間の会」。「追悼コンサート&希望トーク」として実施する。


  小林さんらは、市内の合同演奏会などで顔見知りだった他校の女生徒が犠牲となったことから、当時の音楽仲間らと5年前の4月25日に追悼コンサートを開催。仲間はその後、それぞれの道に進み、顔を合わせる機会も少なくなっていたが、今回、「10年の節目に」と、再び開くことにした。


  当日は、市内の三田混声合唱団や、三田少年少女合唱団、三田市民オーケストラ(有志)、ウインド・アンサンブル・コスモス(有志)などが数曲ずつ演奏する。また、出演者がそれぞれの10年について話す予定。


  イベントの総合司会を務める小林さんは「事故を風化させてはいけないという思いを、子供たちに伝えたい」と話している。開演は午後7時。入場無料。問い合わせは小林さん(090・6668・1777)へ。



元「なでしこ」宮本さん 三重大非常勤講師に

2015-04-22 07:12:27 | 地域

 元「なでしこ」宮本さん 三重大非常勤講師に


 三重大学(津市)は21日、女子サッカー元日本代表(なでしこジャパン)の宮本ともみさん(36)=写真=が今年度から、教養教育科目「スポーツ健康科学」の非常勤講師に就任したと発表した。医学部と生物資源学部の1年生に週1回、サッカーの実技を教える。


  三重大によると、昨年9月の教育学部保健体育科の会議で、今年度の体育実技の講師について意見交換した際、県スポーツ推進審議会会長の鶴原清志教授が、同審議会委員を務める宮本さんの招請を提案。依頼を受けた宮本さんも快諾したという。


  同大で記者会見した宮本さんは、「サッカーを通して地域に貢献し、サッカー界に恩返しができれば光栄だ。大学講師は初めてなので不安もあるが、自分しか伝えられないものがあると信じて一生懸命やりたい」と述べた。駒田美弘学長は「若い学生たちが社会で生きていく力を養える授業になれば」と期待を示した。


  宮本さんは、1997年にプリマハムFCくノ一(現・伊賀FCくノ一)に入団。同年、日本代表に初選出された。99年からワールドカップ(W杯)に3大会連続出場したほか、2004年のアテネ五輪でも活躍した。



CKD、小牧に新工場 梶本社長

2015-04-10 16:06:51 | 地域

 CKD、小牧に新工場 梶本社長


 大手産業用機械メーカー、CKDの梶本一典社長(58)は9日、読売新聞のインタビューに応じ、本社工場(愛知県小牧市)の敷地内に新工場を建設し、8月から生産を始めることを明らかにした。生産技術の向上を目的とした「マザー工場」に位置づけ、生産効率を引き上げる。


  医薬品の包装機械を生産している本社工場は、部品の加工、組み立て、検査などを行う場所がそれぞれ離れており、効率が悪いことが課題だった。


  マザー工場は、本社工場の各部署の稼働状況や、半製品の情報などを一元的に管理し、最も効率的に生産できるよう指示する。マザー工場で得たノウハウは、他の工場でも生かす。


  世界的に産業用機械の需要は増えており、CKDも国内外で増産対応に迫られている。


  CKDの設備投資額は、2012年度の27億円から、13年度は中国工場の新設などで58億円に達し、14年度は60億円を超える見通しだ。今年6月には、トヨタ自動車の新工場が予定されるメキシコにも進出する。海外での売上高の比率は、現在の26%から17年度に30%に引き上げる目標を示した。


  梶本社長は「最近は、新興国でも労働コストが上がっている。省力化した生産体制に変えていくために、マザー工場が指導役となって生産技術などを教えていく」と述べた。国内外の技術者の研修所を新たに設置する考えも示した。


  


 ■梶本一典社長 80年同志社大工卒、シーケーディ(現CKD)入社。取締役常務執行役員を経て、2008年6月から現職。岐阜県出身。



早くも田植え 愛南

2015-04-02 12:09:15 | 地域

 早くも田植え 愛南


 早期米の産地として知られる愛南町で、3月下旬から田植えが始まり、農家が水を張った田んぼで田植え機を走らせている。


  同町御荘長月の農業稲田政則さん(67)は、約1.9ヘクタールで米を栽培。今年も平年通り3月31日に田植えを始めたという。15センチほどに伸びたコシヒカリの苗を、田植え機で丁寧に田んぼに植え付けていた。


  稲田さんは「霜が降りる心配もないと思うので、病気にならず順調に成長して良い米が収穫できるよう願っている」と話していた。


  JAえひめ南・南宇和城辺支所によると、愛南町では約800戸の農家が米を作っており、8割は早期米を栽培している。8月10日頃に稲刈りが始まり、お盆頃には新米が県内に出回るという。



武将隊5人 旅立ちの春 最後の演舞披露

2015-03-30 07:16:24 | 地域

 武将隊5人 旅立ちの春 最後の演舞披露


 戦国武将ブームの先駆けとなった「名古屋おもてなし武将隊」のメンバー5人が卒業する「出立(しゅったつ)式」が29日、名古屋市中区の名古屋城二之丸広場で開かれ、大勢のファンらが別れを惜しんだ。


  武将隊は2009年、名古屋開府400年に合わせて結成され、一部のメンバーを入れ替えながら織田信長や豊臣秀吉ら名古屋ゆかりの武将6人と陣笠隊4人が名古屋の魅力をPRしている。この日は、結成時から在籍する前田利家をはじめとする5人が出立式に臨み、演舞などを披露。半田市から訪れた利家ファンの榊原真弓さんは「毎回話が面白く、元気をもらっていた。5年間ありがとうと言いたい」と涙ぐみながら話した。


  新たなメンバーは4月4日にお披露目される。