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by 明海大学 NEWS LETTER 2005年5月号
日本 明海大学不動産学部
台湾 政治大学社会科学院地政学部
交流合意書を締結
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2005年3月30日、台湾・政治大学で、同大学地政学部と本学不動産学部との学部間交流に関する合意書の締結調印式が行われた。目的は、教員・学生の相互交流、共同研究・教育活動の推進、教材・学術研究出版物の相互交換などを通じて、両学部の友好協力関係を樹立することにある。調印式には、本学から小泉允圀不動産学部長と前川俊一不動産学科主任が出席し、政治大学からは、高安邦社会科学学院院長、楊松齢地政学部主任教授ら関係者20人が出席した。
政治大学は、台湾大学と双璧をなす一流大学で、産・官・学界の中枢を担う優秀な人材を多数送り出している。社会科学学院に属する地政学部は、32年、前身の中央政治学校に「地政研究班」として設置され、63年以降、地政学科、修士課程、博士課程、社会人修士課程を設置し、台湾唯一の不動産学に関する伝統と権威ある学部として今に至っている。現在、同学部は「土地管理組」「土地資源計画組」「土地計量・情報組」の3コースを持ち、本学不動産学部に類似したカリキュラム構成のもと、600人近くの学部生が学び、大学院生も約200人が在籍している。
小泉不動産学部長は調印式の席上「今後、短期研修として学生の相互訪問、大学院推薦入試制度の確立、教員の相互交流など具体的な行動計画を協議し、早急に実行していきたい」とあいさつ。楊地政学部主任教授は「社会科学学院にとり海外の大学との合意書締結は初めてのケースで、しかも念願だった日本で唯一の不動産学部との交流がスタートしたことの意義は大きく、実効あるプランのもとにその成果を挙げていきたい」と抱負を述べた。今後の成果が期待される。
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台湾国立政治大学HP
http://www.nccu.edu.tw/main.php
日本人学生の台湾政治大学留学体験記
http://homepage3.nifty.com/2SC1815/tw/