映画・きさらぎ無双剣(1962)

松方弘樹がカッコいいな。
オヤジもカッコいいが。
主演が右太衛門でなければもっと良かった。

まるで東映オールスターのようだが、当時はコレが普通だったんだろうな。
絵面見ただけで正邪の見分けがつくような分かりやすさがいい。
ストーリーも込み入ってないし、思わせぶりな演出もないし。
真っ当な娯楽作だな。

映画・湾岸フルスロットル(2008)

劇場用映画では無さそうだがVシネでもないのか。何？

それにしても長い前フリだったな。クライマックスは続編でってか。
唐突に終わったんでびっくりしたわ。

リア充のオタク青年の話って感じ。
あまり走行シーンが無かったんでちょっと残念。
ストーリー自体は普通なんだが、役者が大根すぎるな。
下手だからアップの多用が余計にウザい。

CGじゃなく実車だったのが唯一の救い。
おかげでスピード感が無くなっちゃってるけどね。
でもCGでマンガチックになるよりは遥かにマシだ。

映画・リンダ リンダ リンダ(2005)

香椎由宇はカワイイな。

然程の起伏も無いのに面白いのは何故だろう。
高校の頃なんぞ誰でも似たような生活をしていたからか。
学園祭はイベントには違いないが毎度のことだしな。
よくある風景と小ネタが効いてるのかもしれないが。
間延びした演出がより日常を際立たせていたのかも。

映画・ポセイドン(2006)

リメイクだからどうせハズレだろうと思いつつもどうしても気になるのは、それだけ元ネタにチカラがあるってことだろう。
旧作は飽きるほどみてるのに、テレビでやってるとついまた見ちゃうくらいだし。

予想に違わず、何のためにリメイクしたのか分からない映画だが、
デザスタームービーだからコレでも間違いじゃないだろう。
むしろドラマ性をバッサリ切ってるのは潔いんじゃね。旧作に適う訳もないし、それじゃ単なる二番煎じだし。
冒頭のキャラクター紹介部に何の意味も無かったのはかえって意表をつかれて面白かったと思うがね。
人間ドラマを見たいなら旧作を観ろよって話だわな。元ネタを超える作品なんて作れるはずも無いんだから。

テーマパークのアドベンチャーの疑似体験みたいなもんか。
そういう映画が好きなんだったら文句を言われる筋合いは無いよな。

映画・大怪獣ガメラ(1965)

ラストシーンには意表を突かれたな。それでいいのか？
ロクな抵抗もみせないからどうすんだろ？とは思っていたが。

ゴジラの二番煎じかと思いきや、特撮がチャチなのは仕方が無いとしても、
本編の演出は結構凝ってるので、随分意識はしたんだろうな。
モノクロの良さが出てるような気がする。

あまりガメラが暴れまわらないので少し物足りない。ゴジラとの差別化か？
それ以上に、クソガキの行動がどうにも腹立たしくてストーリーに集中出来なかった。
いくら子供とはいえ常軌を逸してるんじゃないか？
モノクロの醸し出すサスペンスタッチが台無しになってると思うが。
なるべく荒唐無稽にならないように科学者たちが理屈づけに奮闘してるってのに。
まぁ、さすがに「亀が飛ぶ」のには呆れていたが。

ゲテモノには違いないが、子供だましにはならないように努力してるのは評価しよう。