備忘録

一昨日の晩御飯も思い出せない。

映画・花と果実(1967)

2012年08月30日 | ドラマ
和泉雅子がカワイイ。

これは東海テレビ?いや、少女漫画だな、ノリが。石坂文学は「健全」が前提みたいだし。
昭和40代初頭ではようやく少女漫画が勃興してきた頃だろう。文学がその代わりをしていたのだな。

話自体はたわいも無い(本人には深刻かもしれん)ものだが、当時の風俗は興味深い。
ミニスカートが最新のファッションだった頃らしい。しかも世代を問わず、という時代。
劇中でも歌ってたが、美空ひばりがミニスカで「真っ赤な太陽」を歌っていた頃だな。
一瞬だけ出てた山本リンダが一際目立つ。デビューはしてたみたいだが、顔見世かな?

この主題歌聞いたことあるんだが、どこで聞いたんだろ。謎だ。

映画・クローバーフィールド(2008)

2012年08月25日 | ドラマ
アイデア一発勝負。やったもん勝ちだな。

ホームビデオ風だから長廻しで一本調子なのが見づらいところ。
カット割りって大事なんだ。

それにしても、面白いアイデアだ。
ハリウッド版ゴジラの足元でこんなことが起こっていたとは。
まぁ、普通に考えれば当たり前のことなんだが、
怪獣が文化になっていると改めてこんなことは考えもしないからなぁ。
街を破壊され、逃げ惑うのが当然と思ってるし。

もう、ハリウッド版ゴジラを観るたびにコレを思い出すだろう。
また観なけりゃならなくなるな。迷惑な話だ。

映画・眼下の敵(1957)

2012年08月24日 | ドラマ
何度見ても面白い映画。

「深く静かに潜航せよ」は潜水艦のひとりよがり(つか、敵の扱いがジョーズとか激突なんかと同じ)だが、
駆逐艦と潜水艦の対決とはっきりしてるところが分かり易い。
コレがあるから「Uボート」の評価があるのだろう。

映画・K-20 怪人二十面相・伝(2008)

2012年08月23日 | ドラマ
ALWAYSの関連になっていたので、何故?と思い観てみた。
スタッフが同じっつーだけじゃん。

原作は随分前に買ってはいたが読むには至らずにいた。
やっぱり、ポプラ社の旧版を読破した記憶のある者としてはなんとなく抵抗があったか。
映画には何の抵抗もないけどね。メディアが違うから。

この映画は設定がいいね。
「少年探偵団」の持っている一貫性の無さ(戦前と戦後とか)を新しい世界観で融合してしまっている。
こうなればストーリーなんぞどうでも良くて、ただ情景だけを見ていればいい。
幸か不幸か、よく言えば分かり易い演出なのだが、少々描写がくどいのも雰囲気を楽しむのに一役買っている。

松たか子の微妙な容姿もこの時代背景ならいい感じ。
明智小五郎の胡散臭さと小林少年のいけ好かなさもGOOD。
もっとも、少年探偵団の時の明智小五郎は乱歩の原作でもこんな感じじゃなかったかな。うろ覚えだが。

残念なのはどのシーンもどこかで観た事があるような感じがする事。しょうがないけどね。

映画・鉄人28号(2005)

2012年08月18日 | ドラマ
設定を現代にしたことで、大分無理がきてるな。
肝心の鉄人のレトロなデザインが裏目に出てる。ブラックオックスもしかり。
実写の良さも随所にあるが、マイナスの要素の方が多いかな。
子供が操縦することへの正当性を持たせるのに苦労してるみたいだ。
昭和30年代になら相応しい情景も現代だとそこだけ浮いてる感じ。
割り切って世界観を新しくデザインし直す訳にはいかないもんな。
そんなことしたら鉄人ではなくなってしまう。
素直に原作に合わせるべきだったんじゃないかな。
ALWAYSとカブるから難しかったか。おしいな。

アニメ・鉄人28号 白昼の残月(2007)

2012年08月17日 | ドラマ
パクリじゃなく伊福部昭本人だったのか、ビックリ。60年代色が際立つな。

50年後にアトムが誕生するから、その60年前のロボットならこのサイズだろう、という発想はなかなかのもの。
まだ東京タワーも建ってない時期に巨大ロボットって。どんだけロボット好きなんだか。スゴイな。
まぁ、巨大ロボットが暴れまわる前に既にゴジラに帝都を破壊されてる訳だが。。。よく考えるとそれもスゴイな。
半世紀経っても新作が作られる。生半可なロボット好きとはレベルが違う。

子供があんな巨大ロボットを操縦していいのか、しかも車まで運転してるし、っていうツッコミは定番だが、
少年探偵団の流れで子供が主役な訳だ。おかげで、戦時中の最終兵器である鉄人を平和な時代に利用する上での大義名分も立つ。
村雨みたいな特攻くずれが中堅どころの世代な訳だから、とてもじゃないが任せる訳にはいかんだろう。
戦後世代の正太郎はお誂え向きだったはず。
まだ先進国にはなっていない世相においては何でもありで、とりたてて不自然ということもないし。

全体的に話が整理されていないような気がするが、エピソードの詰め込み過ぎというより視点があやふやで、
誰に感情移入して見ていいものやら決め切れないからかもしれない。