質問者:ハイル禅師 徳を積んでいくと病気なども
治っていくのでしょうか?
私:人間は日々老化しており機能が摩耗していく存在である以上
年相応に身体に不具合が生じるのは致し方ない面があります
徳を積んでいく事は非常に大切であり素晴らしい行為ですが
徳積みが直接的に病気を治癒させるケースは少ないのです
間接的には事故や病気で入院する将来を継続的な徳積みで
小難になったり入院の運命が消える人はおります
だが徳積みを行う人は色々と気付かせて貰える場合が多く
例えば他人の的を射た忠告や書籍などから有意な情報を
得られやすい
その結果 最悪の事態に陥る手前で対処する事が可能となり
病気に罹患したことが教訓になったり貴重な知識になるなど
自分の糧にもなる
順風満帆に健康な人は幸運ではありますが
体験的な優位性は病気の罹患者に比べて脆弱です
人は徳積みに関しては病気の罹患を問わず誰もが必要な行為
であり運命の流れを徐々に好転させる力はあります
結論として徳積みを続け乍ら自分が罹患している病気に
対策していく姿勢が肝要です
自身で最善の努力(救霊等を含む)を行う事で他力を呼び込み
厄介な病気も徐々に改善していく流れにしていくのです