質問者：ハイル禅師 虫の霊が存在するのであれば
子供に虫取りさせない方が良いのでしょうか？
私：昆虫に霊魂は存在しますが子供は虫を狩猟したり
飼育したりすることで脳の発達や運動神経の向上等に
役立つことを忘れては行けないと思います
この世では全く罪を犯さずに生きることは出来ない仕組み
になっており誰でも多少は泥を被るように罪穢は溜まります
だからこそ反省と感謝や罪障清算と徳積みが必要条件に
なってきますが それは成人してから行えばよいのです
つまりこれからの将来を担っていく子供の御魂に対する
情操教育の方が大切なのであります
学業による知育と同時に道徳心や慈悲心などの心を
学習する上でも虫の生死は必要悪の面がある
だから親としては子供の虫取りには目を瞑って
虫が死んだ場合は外に捨ててきなさい！とか
さっさとゴミ箱に捨てなさい！というのではなく
きちんと埋めて手を合わせるように躾けることも大切です
蝉などは一晩で必ず死ぬため虫籠から解放してあげる
ように助言するのも良いでしょう
道徳や慈悲を子供に教えず勉強ばかりやらせていると
他人や親を利用する薄情な人間になり
両親にガタが来るとゴミ箱に捨てるように
老人ホームに放り込むかもしれません