2回目かな。先日WOWOWで舞台版を放送していて、面白くって、やっぱりストーリーいいんだなぁって。でもこの三池監督の映画、リメイクだそうだけど、殺陣がすごいのねん。クローズZEROのチャンバラ。伊勢谷くんがやりまくって岸部一徳さんに襲い掛かる！ グロいシーンもあるけど時間を忘れる面白さ。
★★★★★
911を予見したかのような映画。「黙秘する権利、裁判を受ける権利、拷問されず殺されぬ権利を奪ったが、それは先人が戦い取った権利だ」みたいなセリフがあるけど、米は結局、911後のグアンタナモ収容所で奪ったんだな。邦題の「マーシャルロー」＝戒厳令は自由を奪うものだから、自由を尊ぶ米ではありそうにないので、ブルース・ウィリスの言動はリアリティがないけど、ホワイトハウスとか出すと話広がりすぎるし、このくらいでよかったのでは。テンポよくて面白いし、在米ムスリムの置かれた状況の描写も見事。デンゼル・ワシントンかっこいい～♪ アネット・ベニング見たことあると思ったら「心の旅」の奥さんですた。
★★★★☆
ロマン・ポランスキー監督、英仏独制作だけど舞台は米。主演のユアン・マクレガーも首相も妻も愛人秘書もハマっててキャスティングがいい。首相の妻を演じるオリヴィア・ウィリアムズは「ハンナ」に出てたそうだけど分からない。。英米ではすでに公開、日本では来春公開の「アンナ・カレーニナ」にも出てるって。キーラ・ナイトレイ主演で楽しみ過ぎるから、今から原作を読み直してみようかしら。あ、ゴーストライター。サスペンスとして景色も音楽も雰囲気すごくあって、謎が解かれていくところも見事なんだけど、主人公がなんとなくヤバそうと感じながら危なそうなところへ丸腰保険なしで行ってしまうのがなぁ。もうちょっと慎重になるでしょう、CIA相手なんだから。なんといってもラスト。もう消されて当然というところで車道を歩いちゃダメ。原稿が舞うのもちょっとキレイに終わりすぎで興ざめだよぉ。
★★★☆☆
2回目かな。O・ストーン監督がおそらく大嫌いな大統領J・W・ブッシュ。放送前の解説では最悪の大統領と。普通なら悪意あるネガキャン映画でしかないだろうになかなか面白い。金持ちのやんちゃなボンボンで、保守で愛国主義者だけど、人は悪くない。かわいく思えたりも。2期務めたけど、父ブッシュの言うように器ではなかったんかねぇ。
★★★★☆