alone☆alone♪

すきなものいろいろ・・思うこといろいろ・・シングルライフ楽しや♪

輸入小物ネットショップOPEN☆
リンクから↓

羊に会えたGrasmere

2005-08-08 04:19:08 | ヨーロッパ2005夏
翌日、朝食の席で素敵な日本人の男性と話をした。
私は昨日の歩き疲れでアシがないときついと実感していたし、彼も参加すると言ってたので、その日の午前のピーターラビットのツアーに参加することにした。

このツアー、運転手はオーナー、小さな小型バスで超荒い運転、席が悪ければ酔いそうな勢いだった。
そんな中、さすが山の中を入るだけあって、そこここに羊や馬や牛が草を食んでいる光景に出会った。
私は本当に実感した。
自分の車で愛する人と動物たちを愛でながらゆっくり回ることができたらなーーと・・

この日はピーターラビットの著者ベアトリス・ポッター女史の家のあるヒルトップやホークスヘッドなどの観光地を周ったが、どこも時間が短すぎて、家やミュージアムを高いお金を払って見るには至らず、入場はせず、外から見ただけだった。
(入ってる人は短かい時間の中必死だった。)

忙しいツアーが終わりに近づき、Grasmereでオーナーが1日ツアーの1組をお昼のために降ろす時、私も一緒に降ろしてもらった。
正直不安はあったけど、もしこのまま一緒にホテルに帰ってしまったら、きっとまた遠くには来れずに、近場をうろうろして終わってしまう。
パンフレットなどはあまり持ってきてなかったけど、インフォメーションさえ見つかれば、何とか地図やバスの時刻表をもらって帰ることは可能だろう。
せっかくここまで来てるのに・・・

この判断は当たった。
私は山の中の静かなこの町で至福のひと時をゆっくり過ごすことが出来た。

湖水地方のインフォメーションの女性はどこもとても親切だ。
以前はインフォメーションがあっても、言葉がわからず何も聞けずに、観光客がなぜみんなIにいくのかわからなかったけど、今回初めて理解した。
知らない国の知らない町で、旅行者がその国のシステムや場所を訊ねるのは当然のことで、言葉に不自由のない欧米人にはなくてはならないものなのだ。
今回windermereのIの女性もとても親切で、いろいろ相談にのってくれたので、ちょっと自信がついていた。
GrasmereのIはガラガラだったのをいいことに、私は帰りのバス代まで調べてもらった。
最終のバスの時間と場所さえチェックさえしておけば、あとは安心だ。

その小さな町で、ベンチで休んだり、川沿いを散策したり、おみやげを見たりお茶を飲んだりポストカードを書いたりした後、
ちょっとはずれた方まで歩いて、私は憧れていた光景に出会うことができた。
プライベートな広い敷地の中で、たくさんの羊が草を食んでいる。
歩きでいける場所で羊に出会えるとは思ってなかったのに・・・
私はカメラを向けた。

でも・・
苦しくも、ちょうどこのとき、私の減り気味だったカメラの充電地が切れてしまった。

この後そのすぐそばで、たくさんの羊を農園の間近で見ることが出来た。
帰りの湖のそばでも、羊たちはのんびり草を食んでいた。
本当にフォトがとれなかったのが残念でならないけど、
私はこの静かな町が大好きになった。
旅の目的だったたくさんの羊に間近で会うことがかなった。
私は、ポッターの家で買ったピーターラビットのぬいぐるみに加えて、おみやげ店でここらの特徴であるという顔の黒い羊のぬいぐるみを買った。
彼らはずっと私の旅のお供をしてくれた

帰りはあの詩人ワーズワースの家を外から見て、市バスで帰ってきた。
2階建てのバスで、2階席はもろ外でかなりスリリングだったけど、湖が見渡せ、木が迫り、小さな小型バスのツアーより余程快適だった。
最初から乗り降り自由のバスチケットを買って旅をすればよかった。次回は・・

この日は私の旅で最も充実した日だったな~・・・

最新の画像もっと見る

post a comment