花ブログにも書きましたが、4日の深夜、帰国しました。
まだ疲れています。。。
向こうでのお話、少し報告しますね。
コインブラでの最終日、パリのタオルとともに、この旅のもうひとつの目的だったコニンブリガ陶器の工房を見るためにコンディシャという町に行きました。
正直情報は何もなく、ただこの町のいくつかの工房でコニンブリガ焼きが作られているというそれだけ・・・
初日にコインブラの広場前のコニンブリガ陶器を売ってるお土産屋さんで、作ってるの見たいんだけど・・と言ったら、多分無理だと思うといわれてしまいました。
他にもいくつかのみやげもの屋を見たけど、この陶器、高いんだよね。。。
殆ど小さいものでも10E以上してる。。。
とてもお土産屋さんでいっぱい買ってたら仕入れにならない高額・・・
でもこのためにこの町に来たわけだし、とりあえず工房を訪ねる為にコンディシャに行こう!と、
前日にインフォメーションに立ち寄ったときに何も情報を聞かなかったことが悔やまれたけど、その日の午後、駅前からのバスもなかなか来なくて、インフォに行ってる時間ももったいなくて、そのままコンディシャ行きのバスに乗りました。
結構な奥地でした。
運転手にまだか?と何度も聞き、やっとコンディシャの町の中心部に来ました。
けど降りてみたとこで、情報は何もなし、工房もなし。。。普通の小さな田舎町・・・
はて、、、どうしましょう。。。
でもここまで来て、何もせずに帰るわけにもいかない。。。
しばらく町の広場をうろうろしてたけど、
やっとおじさん2人組に声をかけて、陶器の工房どこにあるの?と聞いてみた。
そしたらそのおじさん、MyBrotherが工場やってるから、そこに行けば見学できるし、買うこともできると!!
向こうもこっちもあいまいな英語だから、なかなか話が伝わらなかったけど、
私を連れてってくれる?と言ったら、
自分は行かないからタクシーで行け!と・・・
一応工場の名前を書いてもらって、タクシーの運ちゃんに聞いてもらって、4~5Eだと・・
これは行くしかないと、渡りに船でそのまま行くことにしました。
かなり町から離れたとこに、確かに工場という感じの大きな建物がいっぱい建っていました。
その中のひとつに、タクシーの運ちゃんが連絡して入り口まで同行してくれて、受付の女性に説明してくれました。
私が、フランス語話しますか?と聞いたら、
彼女はペラペラで、見学は(企業秘密なので、といったと思う)不可能だと!!
でも見せられる部屋ならあるわよ!と言ったので、見せてもらうことにしました。
そこはタイルの部屋だったような・・・
とにかく自分もあまりの唐突なことで、緊張やらで記憶も曖昧です。
そこで、買うことできるの?と聞いたら、
それは反対側の部屋だと、今度はそっちに案内されました。
そこは棚の上にたくさんのコインブラ陶器が羅列された倉庫でした。
彼女がこことここにあるのが売れる、と2つの棚を指し示し、
彼女がプライスリストを持ってきてたので、プライスリストは?といったら、自分がいちいち教えてくれると・・・
そのとき、もし気に入ったら、ダンボール1箱くらい買いたいけど日本に送れるかしら?と聞いたら、それはとても高いわよ!といわれ、
水差しのような大きめの陶器を、「これ1箱2KG程度でアメリカに先日送ったら
150Eだった」と。。。
日本には送ったことがないけれど、多分もっと高いと思う。
あなた、それは可能なの?と聞かれたので、
何ともいえない。。という曖昧な返事をし・・
早速商品の物色にかかった。
コニンブリガ陶器(コニンブリガ焼き)というのは、またフォトつきで紹介しますが、
手描きで動物と草花などの背景が描かれた絵付けの陶器で、すべて手描きのため、同じものは2つとない、みんなわずかな柄違いです。
参考URL
コニンブリガ陶器
前日のみやげ物屋さんでは、高いわりにかわいいものが見つけられなかったのだけど、
ここではそんなこと言ってられない。
彼女もとても協力的に、私の好みの小さくて軽くて丸型のものを一緒に探してくれて、
値段もいくつか聞いていくうちにおおよその見当はついてきた。
やはりみやげ物屋よりは若干安い感じ・・・
途中、タクシーの運転手さんには、また呼んでもらえるならと帰ってもらい、
正味30分か40分くらいで、気に入った小皿やソルトペッパーなどの小さめの陶器を
20ほど選んだ。(いつもの自分の買い物のように全部見て、ゆっくり選んでる余裕は、なかった。。。)
合計金額を出してもらって、
これくらいなら持って帰れるじゃない?と言われたけど、
他にもスーツケースや荷物があるのに、小さいとはいえ、陶器をダンボール一箱分持って帰れる余裕はないので、やはり送ってもらうことに・・・
彼女はしばらく、日本への送料わからないし、どうしよう・・と考えてたけど、
結局、陶器のお金だけ払って、送料は後でメールを送るので、日本に帰ってから銀行に振り込んで、という話になった。
(このときの込み入った話が語学不足でいまいち伝わらず、彼女がちょっと不機嫌になったーー;)
その後、明細書を作ってもらい、お金を払い、タクシーも呼んでもらって、無事帰路についたわけです。
タクシーの運ちゃんには4*2で8E請求された。
まぁいいでしょ・・・
3時にコンディシャの町の広場にいたのに、同じ場所に戻ってきたら5時の鐘が鳴った。
この2時間でものすごい大仕事をしたような・・・ちょっと呆然・・・
私のフランス語でよく買ってこれたな~と自分に感心♪
そしてコンディシャの行きに降りた場所からまたバスに乗り、
コインブラに戻りました。
......
そしてこの日は最終日だったので、絵葉書など自分の小さなおみやげを買い、
目を付けてたセールのマフラーが売り切れてて残念;
翌日の電車のチケットを買い、
その後地球の歩き方に載ってたちょっとおしゃれなレストランに入ったら、やはりメニューがわからず、けっこう高くて・・・
(隣の庶民的なレストランは安かったけど、見た感じ、寒そうだったのよね。。。)
スープを飲んでみたかったので、スープとメインのマカロニを頼んだら、
スープもわりとこくのあるポタージュの野菜スープで、
その後のマカロニがお勧めを頼んだらクリームサーモンであくどくて量もすごくて、
ボーイさんがとても親切だったので頑張って半分ほどは食べたけど、ギブアップでした。
そしてワインにも酔って、また夜中まで気分悪い。。。
ポルトガルのポルトワインはアペリティフに飲まれるだけあって、かなりの度数なのか?
私にはあまり合わないのか?一緒に食べるものがよくないのか?
必ず気持ち悪くなる。。。
このときは白だから大丈夫と思ったのに、たった一杯のグラスワインなのに・・ですよ。
2日目にホテルの冷蔵庫にあったポルトワインの赤を飲んでみたけど、
やはりアペリティフな感じのリキュールっぽい味でした。
この時は氷がなかったので、水で薄めてちょうどよかった。
ポルトガルで4回レストランに入ったけど、全然満足いくもの食べられなかった。
イタリアンはスペインやイタリアではおいしいけど、
ポルトガルのは大味で量も多くて、お菓子もすべてアメリカちっくな大味に思うのは私だけ??
ポルトガル料理ちゃんと食べたかったな~・・・ おいしいと聞いてたのに・・・
でも食事はtapasとかあるスペインの方が、ちょこちょこ少量で食べれて好みです。
で、陶器の心配してた送料なんですが・・・
10Kgで165Eの請求が早速メールに入っています。
うーーーん、買った額以上です。。。
商品が安く買えても、送料がこんなにかかる。
だから輸入品は高いのでしょうか。。。
フランス製の陶器の会社に勤めてる友人に相談したら、普通だと言ってましたが、
少し交渉するべく考えてます。
でも多分無理だろうな・・・
おそらくポストから送る最安価のような気がする。
でも10Kgって??そんなに買ってないはずなのに・・・
この陶器、今の日本での市価より安く売りたいのに、
こんなに送料がかかっては高くなってしまいますね。。。
メール保留にしてるけど、
明日には何とか言わないとね・・・
とりあえず、目的の買い付けはできてよかったけど、
やはり自分の知識や語学力では無謀な感じも多々ありますね、今回の旅・・・
VAT海外付加価値税の旅行者に対する払い戻しも、工場の彼女に言われてたので、税関で明細見せてスタンプはもらったのですが、どこで返してもらえるのかわかりません。
日本に帰って言葉がわかっても、わかんないことたくさんです。。。
お店をやるのに、名前考えたりと夢の広がってるうちは花ですが、
実際店をやろうとすると、大変な雑務がいっぱい。。。
まずは仕入れの雑務を片付けないと、売る準備なんてできません。
オープンはいつになるのやら・・・
まぁ興味のある方は気長に見守ってくださいね。
もうしばらく海外仕入れもないと思うので、
買ってきたもの、2年くらいかけて売ればいいと思ってる、
商売っ気のない自分です。。。