美しい地球と伴に生きる

この美しい地球を「地球という名の牢獄」にしないため、世界のリスク情報の発信や人間としての生き方を考えてみたいと思います。

最高裁事務総局の悪辣な大犯罪

2012年02月25日 22時28分04秒 | 日記
最高裁事務総局が官僚の元締めであり、官僚組織にとって都合の悪い人間を罠に嵌め冤罪に陥れるとの噂は以前からネットで散々指摘されてきましたが、
どうも、それが事実であり数々の証拠が暴かれ始めたようです。
そして、その最高裁事務総局の作為に基づいて忠実に検察、特捜、警察が実行してきたようです。
また、検察審査会のいかさま的な仕組を意図して作り利用してきたこと、敵対する政治的な思惑による「小沢裁判」などもその代表例であることなどがわかってきました。
そして、「一連の小沢裁判の目的は、当時表面化しつつあったもう一つの国家を揺るがす大きな政治疑獄を封印するための眼くらましであったこと。
 などなどがいくつかの内部資料に基づいて明かされた。」

この最高裁事務総局の方向を決める判事には外務省の事務次官など各省の事務次官クラスが天下りしており、官僚のタライ回しによる日本支配が続いて来たとの事です。
三権分立の主要な1つであり、国として成り立つ法律の正義を守るべき守護者であり「司法」の最高権威である最高裁が、この国のもう一方の権力である立法、行政を自分たちの都合の良いように差配する「大犯罪者」であったとは、笑うに笑えない、それこそ偽の五重○の見下げた偽善者たちです。
他の多くの良識ある司法担当者は総力を上げてこの「ウジ虫」どもを粛清し、早急に制度の改善を実施しなければ、司法の権威と国民の信頼が地に落ちることになり、司法の社会的存在意義の取り返しが出来ないほどに大きく傷つけられることになるでしょう。
この国の悪徳官僚たちは腐りきった果実そのものです。
腐臭を放ち、後は地に落ちるしかないようです。

情報の拡散よろしくお願いします。



「天木直人のブログ」さんより

http://www.amakiblog.com/archives/2012/02/24/


2012年02月24日
最高裁が裁かれる時こそこの国に正義が実現される時だ 
                                                          
 
 都内の某所である集会に呼ばれて出かけて行った。
 小沢裁判のすべてはこの国の最高裁による周到な作為で
あった事を検証する人たちがメディア関係者を読んでそれらを明ら
かにしメディアを通じて拡散して欲しいという目的の集会であった。
 行ってみたら主要な週刊誌や反権力紙の記者たち、ネットブロガ
ーらが集まっていた。その中には政治家秘書もいた。
 なぜ私が呼ばれたのか。
 それは私のブログを皆が見て影響力があるから是非ブログで拡散
して欲しいということであった。
 私も立派なフィリーランス記者として認められたということだ。
 しかし、結論から言えば、そこで紹介された情報はあまりにも深刻
でありとても今の段階では拡散できないものであった。
 そこで明かされた事の何が衝撃的か。
 それはこの国の最高裁判所がこの国の正義の実現を政治的に決
めているという現実である。
 その最高裁を事実上動かしている最高裁事務総局という一握りの
司法官僚たちの権力の大きさである。
 その集会で内部告発者により提示された証拠の数々は驚くもの
ばかりであった。
 数年前の司法改革で突然できた裁判員制度、検察審査会制度改革
はすべて周到に練られた最高裁の作為であったこと。
 検察審査会に強制起訴という絶大な権限を与えたこと。
 そしてその人選をコンピュータに委ねるという中立性を装いながら、
それを受注した天下りのソフト会社と結託してアリバイ作りをしていた
こと。
 一連の小沢裁判の目的は、当時表面化しつつあったもう一つの国家を
揺るがす大きな政治疑獄を封印するための眼くらましであったこと。
 などなどがいくつかの内部資料に基づいて明かされた。
 しかも最高裁判所の犯罪はそれだけではない。
 最高裁判事の人事がこの国の支配者層の間でたらいまわしされ、最高裁
の悪業を支配者たちが分かち合ってもたれあってこの国の「正義」を
ほしいままにしている現実がある。
 その中には私を首にした竹内外務事務次官や私の同期の谷内正太郎
元外務次官が含まれている事を知って俄然私の怒りに火がついた。
 憲法9条違反を承知の上で米国の要求を受け入れて日米安保条約を
日米同盟に深化させた竹内外務事務次官が憲法の番人である最高裁に
判事として天下る。これはもうほとんど冗談だ。
 検察審査会の人選を決めるいかさまソフトを受注したソフト会社に官僚
やメディアのOBが天下る。
 その中に同期の谷内正太郎氏が含まれ、名前を貸すだけで千数百万円
の年収を手にする。恥ずべき第二の人生だ。
 最高裁による裏ガネの存在も明らかにされた。
 私が一番驚いたのは、最高裁が特定のメディアに報酬を与え、他のメディ
アの報道内容を事前に調べさせ、最高裁に都合の悪い記事があればそれ
を潰す画策まで依頼している事実が明らかにされたことだ・・・
 この続きは今日の「天木直人のメールマガジン」で書いています。
 
  「天木直人のメールマガジン」は、 反権力、脱官僚支配、対米
従属から の自立、平和外交、判官びいきの視点から、メディア
が書かない日本の政治・外交 の欺瞞を 見抜いて毎日発信して
います。
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転載終了


「ビックリしたなあー、もおー!」;「かぐや姫」がYou Tubeに出演?

2012年02月25日 17時08分16秒 | 日記
ウソであり、ひょっとすると真実かもしれないお話。

「かぐや姫は月に帰ったは本当だった?」2月19日記事について「T Nagai」さんからコメントをいただき、その返信をしました。以下の内容です。


◆この記事へのコメント(投稿順)

1. T Nagai 2012年2月24日 9時14分 [返信する]

いつも楽しませて頂いています。ありがとうございます。Google Earth(ダウンロードが必要)に、地球の地図だけでなく、月の地図というのがあります。月の裏側の探索ができます。少し前のバージョンは、今のものより画素数が高く、多くの人工物を見ることができました。これは、youtube画像で"Apollo 18 Moon Base HD.flv"(Apollo 18で検索ください)というを見るとわかります。巨大な(怖い感じの)クレーター(というか大きなシャッター機構にしか見えない)の周りに人工としか思えない模様が沢山見えます。また、同じくyoutube画像の"APOLLO 20"関連の影像(アポロは19号、20号まで存在。アポロ20号は、アポロ15号の時に発見された古代超大型宇宙船の探索を行い、中から宇宙人(女性)の人工冬眠状態のものを回収している)もアポロの中が再現された中の影像でとても偽物(作りもの)に見えません。現在の月(デススター)の内部にいる宇宙人が、この月表面で朽ちている古代宇宙船を回収していないのは、おそらく敵方の宇宙船なのでほったらかされて現在に至っているのかもしれない。どうも地球人はペットとして飼われているということ、本当なのかもしれない。

このコメントへの返信■

1. 勝寛舟 2012年2月25日 0時30分

コメントありがとうございます。とても興味深い話です。私のほうが楽しませていただきました。同様の記事のときに「T Nagai」様のコメントを載せさせていただきたいと思っています。私は、月の表面の人工構築物は人類の先祖が核戦争を逃れて月に移住して作ったのではと想像しています。人類は何度も愚かな核戦争を繰り返し滅んできたようなので、多分、1代~2代前の先祖だろうと思っています。それ以上前だと別のどっかの星に移っているでしょうから。月に住んでいる人類は現人類にとって身近な存在ではないでしょうか。などと勝手に想像しています。


と、いうことで、昨晩深夜、返信を終えた後、早速、YouTubeをのぞいて見ました。
そうすると、なんと、アポロ20号が月で回収したとされる人体がベッドに仰向けに寝かされていました。
その人間は長い黒髪の女性のようで切れ長の目であり、まるで、大正~昭和の洋画家「岸田劉生」が自分の娘を描いた童女図/麗子立像(1923年,神奈川県立近代美術館 とソックリな面立ちでした。

明らかにアジア人の面立ちであり、日本人のようにも思える顔立ちです。
彼らはMona Lisa と命名していましたが、命名するなら「かぐや姫」だろうと思いました。

「竹取物語」は日本最古の物語で奈良初期(西暦700年代初頭)とされているので、彼女は月から地球に一時的に訪れた「かぐや姫」なのかもしれません。
昔の人類(核戦争で滅んだとされる)は長命で寿命が数百年~数千年あったと言われており、ひょっとすると核戦争を避け月に移住した先代か先々代の人類の祖先だったのではと思われます。

そして、1300年前に一時日本を訪れた「かぐや姫」の寿命が尽きて亡くなり、冷凍保存されていたものを月の人類先代がアポロ20号の隊員に地球との縁がある「かぐや姫」を月の人類が現人類の先代である証明として密かに託したのではないかと想像しました。

ま、少し手の込んだ「いたずら」かもしれませんが、このように想像すると夢があって面白いと思いませんか。一度、ご覧下さい。

Apollo 20 EBE. Mona Lisa 16 mm Film
http://www.youtube.com/watch?v=4C9lLLL-8s8



もう1つ、月の人工構築物ですが、「グーグルアース」ならぬ「グーグルムーン」ともいうべき月の裏側の映像が投稿されていましたが、月の裏側の数箇所の人工構築物が無数にある映像がありました。

そのうちの1つに整然とした幾何学模様のような人工構築物が数百~数千もある地域がありました。まるで地球の中都市の規模があるように思えます。現代の人類の先代である月の人類数十万人以上が暮らしているのではないでしょうか。

そうすると、月には先代以前の人類が少なくとも数百万人以上存在しているのではと想像できます。
これも手の込んだいたずらとも取れますが、先日の中国の月の裏側の公開映像で発見された構築物もあることですから現存するのではと思います。

中国の映像での人工構築物は1軒屋のようなので月の田舎か月へ移住した当初の遺跡ではと思いますが、中都市を構成するかのような人工構築物は現在も使われているように思われます。

この映像も面白いと思います。

Apollo 18 Moon Base HD
http://www.youtube.com/watch?v=6VPMCrV8m6s


私たちは大変ではあるけれど面白い時代に生きているようです。 

「ハルマゲドン(最終戦争)」は偽ユダヤ人・偽イルミナティの妄想だ!

2012年02月25日 13時01分51秒 | 日記
偽ユダヤ人・偽イルミナティの狂信者が「ハルマゲドン」が起こることを期待しているようですが、偽イルミナティを構成しているのはさらに偽ユダヤ人であることから、偽々人たちの妄想としかいいようがありません。

真実を見抜く人達から見れば、そして、その真実が世界に広まれば「あなたたちは、そこで勝手に踊っていなさい」と世界中の人々に無視されるでしょう。
全く冗談にもしてくれないほどの無残にも世界から隔離された「狂人集団」として扱われることになるでしょう。

それがイスラエルの偽ユダヤ人であり、アメリカを牛耳っているとされる偽ユダヤ・偽イルミナティの連中です。

彼らは「ハルマゲドン」が起こると、救世主が現れ、ユダヤ人のみは救われるという手前勝手な「選民意識」を強く持っていますが、偽の上塗りである彼らが必死になって「ハルマゲドン」を起こそうと画策し、仮にそれを起こしたとしても、彼らが信じている「救世主」をも騙そうとする行為であることに気がつかないのでしょうか。

もし、そのような「救世主」が現れるとしたら、「救世主」とされるそのものもそれこそ三重の偽物であることを証明することになりますが、それもわからないのでしょうか。

「選民意識」そのものは「差別意識」であり、自分たち以外は獣同然なので殺しても罪にならないなどと考えることが、逆に「選民」される、世界の多くの人々と伴に暮らしていけない意識であることに気がつかないのでしょうか。

この「選民意識」こそ、「悪魔のささやき」であるか、あるいは、愚かな人類が数億年に渡り、何度も核最終戦争で滅んできた、その繰り返しをしないために、より賢明な人類に脱皮するための「お試し」である可能性の方が高いと想像できないのでしょうか。

旧約聖書で言われる血統上の本物のユダヤ人は偽ユダヤ人が虐待しているパレスチナ人であり、ユダヤ12支族の内、歴史から消えた10支族は、一部はアフリカへ、一部は東へ逃れ、パキスタン、インド、チベット、中国、東南アジア、ロシア極東、そして最終的にユーラシアの東端である日本にたどり着いたとされる「日ユ同祖論」の方が正しく、本物である可能性が高いと思われます。
ウイキペディア「日ユ同祖論」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E3%83%A6%E5%90%8C%E7%A5%96%E8%AB%96


もっとも、その失われたユダヤ10支族のうち3~4支族が日本に辿り着いたとされる日本人の中にも多くの偽日本人が存在し、明治維新で偽日本人に乗っ取られ、以後、アメリカの偽ユダヤ人同様に、偽日本人が日本の権力の中枢に居座っているとされる説は、日本の現状を冷静に見るとあながち的外れであるとは言い切れません。

いずれにしても、現在の世界は、偽物が跋扈し世界の権力を握り、世界を「ハルマゲドン」へ誘導しようとしているように見えますが、同時に、偽物のよこしまな「選民意識」を見破る多くの賢明な人々も存在しており、世界のより多くの人々が気付きはじめている現状からすると、「ハルマゲドン」とは、
過去の何度もの愚かな過ちにより人類が滅亡する事を繰り返す無く、新しい意識を持った人類として成長出来るように、人類をサポートする高度な知的生命体が設定した「お試し」であり、愚かな「選民意識」を持つものたちを一掃する「逆選民」であると解釈するほうが納得できますし、今後の人類の成長に値する賢明な人類の判断といえるのではないでしょうか。



参考記事 「ROCKWAY EXPRESS」さんより


ハルマゲドン(最終戦争)が近づいている (その2)

いくつもあるイランの核施設


◆2月24日

 ダークムーン女史のこの論文では、このROCKWAY EXPRESSが掲載したものと同じ記事の内容も何本か参照している。ブログ子もダークムーン女史とほぼ同意見である。それは過去の記事内にいくつも散見できるはずだ。

 面白いのは、イスラエルはイラン攻撃を今は考えておらず、むしろアメリカとのやり取りで、どちらが主導権を握っているかを見せようとしている、という指摘である。かつてアリエル・シャロンはアメリカを引きずっているのは自分たちだ、と述べたことがあったが、イスラエル・ユダヤ人の中には、自分たちがアメリカを引きずっているのだ、という自覚している者たちがかなりいるはずだ。

 確かにアメリカの各界の重鎮をユダヤ人が占めている例が多い。人口の数パーセントしかいないユダヤ人が確かにアメリカを牛耳っている状況があるのだ。そのため、ダークムーン女史が嘆くようにアメリカはイスラエル・ユダヤに引きずられてきた。

 しかし、やはり時が近づいているようで、このブログでも示したことだが、アメリカの内部にユダヤの金と恐喝に屈しない者たちが出てきているし、その傾向は軍内部やCIAなどの情報機関の中にも出てきている。このブログでは愛国者たち、と指摘する者たちだ。ダークムーン女史もその一人であることは間違いない。女史自身がそのことをこの論文で指摘している。

 イラン問題を中心として、世界の変貌が始まるのかもしれない。
 いろいろな意味で、時が近づいているのだ。 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
●ハルマゲドン(最終戦争)が近づいている (その2)
http://www.theoccidentalobserver.net/2012/02/armageddon-approaches/#more-12803
【2月21日 Dr. Lasha Darkmoon】

イスラエルがイラン攻撃を自分たちだけで行うことはできない、ということは常識となっている。イランに対して成功裏に戦争を行うには、イスラエルはアメリカの支援が必要である。イスラエルは自分たちのためにアメリカがその汚い仕事をやってくれることを願っている。

 もしもイスラエルが単独で行うとすると、1000マイル遠方にある攻撃目標にまで爆撃機を飛ばし、帰還させるための燃料補給問題という大きな問題に直面することになるだろう。

 アメリカがイスラエルに三機のKC-135空中給油機を供給すると言われている。アメリカ内のイスラエル支援者の者たちの中には、イスラエルがイランを攻撃することを自分たちは擁護しているわけではない、と主張しているが、彼らは、イスラエルの航空機の実効的射程を拡張し」かつ、「イスラエルの信頼性を改善する」であろう、空中空輸機がイスラエルに供給されることを願っている。

 イスラエルはこの地域で二つの核施設、イラクとシリアのそれを破壊することに成功している。これら二つの成功はそれほど際立ったものではない。達成度からいえば、それは取るに足らないものだ。つまり、イランについてやろうとすることに比べれば、ということである。

 イラクのオシラク原子炉を1981年に破壊した時は、それは地上にあった建物を破壊したのだ。この単純な作戦のために、イスラエルは14機の航空機を必要とした。2007年9月にシリアに建設中だった施設を破壊した時には、倉庫のような一階建ての建物が標的だったが、これは正に地上の狙いやすい標的だったわけだ。

 イランの潜在的な標的となるものは、その数においてはるかに多く、広く散らばって存在しており、地下深くに建設されているものだ。多くが秘密の施設であり、その存在すらよく知られていない。


標的になりそうなイランの核施設

 ナタンツには濃縮プラントがある。地下の施設では濃縮ウランが製造されている。コム近くにはフォルドウ濃縮施設がある。山のような施設が何重にも強化コンクリートで防御された地下深くに埋まっている。フォルドウを切り裂いて中の核兵器と言われているものを破壊するには、イスラエルの能力を超えている、と一般的には言われている。必要とあらばアメリカができるかもしれないが、イスラエルだけではとても無理なのだ。

 イスラエルが攻撃しなければならないイランの核施設がまだ二つある。アラクの重水炉とイスファンのイエローケーキ変換プラントだ。

 イランへの攻撃ルートは3つ考えられる:トルコの北方、サウジの南方、ヨルダン・イラクを貫く真ん中のルートだ。イラクからアメリカが12月に撤退したため、イラク上空をイスラエル機が侵入するのを阻止する義務はない。イラク自身では勿論できない。

 最近のロブ・ワード・レポートは、イスラエルは、「イランの地下にあると分かっている核施設を一回の作戦で、完璧にではないが、ひどいダメージを与える」に十分なGBU-28バンカーバスター爆弾を保有している、とある。

 恐らくは、これは希望的観測以上のものではない。文章を見れば、「分かっている地下の核施設」とある。分かっていない施設、と言わない方がよい。

 イランで勝利するには、イスラエルは最大限投入することになるだろう。イスラエルは船上発射型巡航ミサイルの他に、B-2ステルス機とB-52 爆撃機、戦闘爆撃機、ヘリコプターが必要だろう。イランの地下の核施設を除去する(不可能なタスクだが)ことに加えて、ミサイル艦、機雷敷設艦、小型潜水艦は言うに及ばず、イランの通信システム、防空・ミサイルサイト、革命防衛隊兵舎、弾薬庫、飛行場、船舶と港湾施設などを破壊しなければならなくなるだろう。

 イスラエルがその自慢の戦力を持ってしても、2006年に小さいが勇敢なヒズボラを負かすことができなかったとすれば、イランから勝利を盗み取るチャンスはファンタジーの世界のこととなりそうだ。

 すべてのアメリカ人が、既に陰(かげ)りの出ている名声に否定できない汚点を残したガザ侵攻の犯罪の後に、更なる無謀な破壊行為となるこの攻撃を行うイスラエルを支援し励ましたいと願っているわけではない。

 イランのインフラを破壊することは、無神経なアメリカ人にとっては意味があるかもしれない。しかし、他の多くの人々は、これは残酷で邪悪な所業と感じている。7400万人の、その殆どが女性と子供たちを何トンもの劣化ウランによって毒し、何千人もの人々を車椅子を必要とするような状態に追いやることは、イスラエルに名誉や名声をもたらす所業ではない。

我々のすべてが歴史の教訓を忘れたわけではない。イランは300年間、戦争を始めたことがないという事実を知っている。イランは放っておいて欲しいだけなのだ。また、イランではなくイスラエルこそが、必要以上の血で手を染めたことで、”集合的狂気”という病理学上の問題を抱えているのだ。

 イスラエルの数知れぬ批評家のために語れば、ある政治の専門家が書いていることがある:アメリカはイラン政権を根絶することはできない。イランを支配下におくことはできない、つまり、大災害を自国と世界にもたらすことなく、ということでは到底できない相談なのだ。イラン政権を根こそぎにすることは、膨大なコストとリスクをアメリカにもたらすし、その地域のすべての国々にもそうであるし、更にロシア、中国、インド、パキスタン、アフガンなどを含む影響を受ける多くの国々においてそうである。今すぐにオバマはイスラエルがイランを攻撃することを阻止しなければならない。彼は彼が取れる最強の方法で、例えば、爆撃機に燃料供給するための空域を使用することをイスラエルに拒絶することを通して、などできる限りのことをするべきだ。つまりアメリカはイスラエルがイラク上空を飛行し、給油をすることを阻止すべきなのだ。

 二番目のアドバイスかもしれない。なぜ、イスラエルを支援するのか? イランの方がイスラエルよりずっとアメリカに寄与するものを持っている。

 イランは原油を豊富に持っている。イスラエルは持っていない。イランはアメリカの政治クラスを身代金のために拘束しない。イランはアメリカの官僚機構をイランの国益をアメリカのそれより優先させるよう脅しながら継続してさせるようなことはしない。イランの二重国籍保有者は、アメリカでスパイ行為をしたり、アメリカの軍事機密をロシアや中国などに売ったりなどしない。イラン人にはローゼンバーグやジョナサン・ポラードなどのような人物はいない。イランはアメリカ人に外国での戦争でイランのために戦い死ぬよう強要するようなことはしない。イランは毎年30億ドルを施しでもらうことを願わないし、それ以上の決して返済しない融資保証をもらおうとはしない。

 イランはイスラエルよりずっと大きなアセットになるかもしれない。イスラエルは負債であり重荷である。ラボン事件、リバティー号事件、ジョナサン・ポラードの裏切りが過去にあったのに、その”友人”に寄りそうお馬鹿なアメリカは、再び近い将来裏切られるのは目に見えていることだ。
 イスラエルと手を切れ。これが私からのアドバイスだ。イスラエルがアメリカと共に世界を火の海にする前に。 

* * *

 この数か月、オバマはイスラエルに対して、アメリカに事前の承認のない戦争をネタニヤフが始めたら、アメリカはその戦争には関わらない、ということを明確にしている。

 1月20日、マーチン・デンプシー統合参謀本部議長はネタニヤフに、アメリカと協調することなしにイスラエルがイランを攻撃したら、アメリカはイスラエルを防御することはしない、と伝えている。

 2008年5月、ネタニヤフの前のエフード・オルメルトは、ブッシュにイラン攻撃の承認を願い出たがブッシュはそれを拒否した。

 ネタニヤフはそれ以来、イラン攻撃の決断をする前にアメリカに相談するということを確約することを拒否することで、アメリカに抵抗し続けている。

 他のアメリカの高官らは、アメリカはイスラエルが単独でイランに対して宣戦布告した際、十分にアメリカの意見を聞くことをしない場合には、アメリカはイスラエルへの支援を拒否するかもしれないということを明確にしてきている。

 もしイスラエルが決行したならば、それはイスラエルの問題となる。

 イスラエル自信の愚かさから起きた問題でアメリカがイスラエルを保護するのはアメリカの義務である、と考えることは、イスラエルにとって過ちとなるだろう。

 政治評論家のMJ・ローゼンバーグがハッフィングトン・ポスト紙に、イスラエルは今は戦争をしようとは思っておらず、むしろその腕力を見せびらかすこと、そしてアメリカとイタチごっこをすることの方に興味を持っているのだ、という大胆な理論を展開している。イスラエルがネコでアメリカがネズミだということを皆に示したいのだ、と言う。「ネタニヤフと彼のグループは今戦争をしたいとは考えていない。彼らは自分たちが戦争のあるなしを決定するのだということを分からせたいのだ。つまり、だれが親分か、を見せたいのである」

 決着の時である。

 アメリカの首府はワシントンに戻される必要がある。テルアビブは遠すぎる。

* * *

 ブレジンスキーが、「イスラエルがイランを攻撃すれあ、大災害を引き起こす」と言った時、深刻に受け取るべきである。

 ロシア問題の専門家で老練なブレジンスキーは評判の高い「グランド・チェスボード:アメリカの覇権とその戦略地政学上の急務」の著者である。2012年2月1日にロシア・トゥデイTVで放映された、前統合参謀本部メンバーのレオニド・イバショフの語った問題の発言を、ブレジンスキーがどのようにとらえているか、気にならざるを得ない。

 ロシアはイランないしはシリアに対していかなる軍事作戦も行われることを望んでいない。これら両国は同盟国であり、両国ともロシアの保障するパートナーである。シリアないしはイランに対する攻撃は、ロシアとその国益に対する間接的攻撃となる。

 後ほど彼は、アメリカは今や民主主義のマスクで顔を覆っている隠れファシストと考えている私のような人々の共感を呼ぶようなことを付け加えた。

 すべての者が理解すべきは、ファシズムがこの惑星上を闊歩している、ということだ。彼らがリビアで行ったことはヒットラーと彼の軍がポーランドに対して、ついでロシアに対して行ったこととほぼ同様なことであった。従って今日、ロシアはファシズムから世界全体を防衛していることになるのだ。

 だれがこの新しいファシストかは聞くまでもない。

 テレビのスィッチをひねれば、彼らの笑顔を見ることになろう、彼らに投票する限りは、そしてイスラエル拡張のための外国での戦争で彼らのために死ぬならば、彼らがどれほどあなた方を愛しているか、大事にしているか、見れるだろう。

* * *

 以下のことが明らかにされるべきである:アメリカはいつまでイスラエルのための戦争をし続けるのか? イスラエルはアメリカの何を掴んでいるのか? アメリカはその重要な国益上に対する計り知れないダメージを、多くの世論調査で世界で最も忌み嫌われている国家であるという、不安定で横柄な同盟国のために受け入れる用意があるのか? 

 アメリカ人の特に軍とCIAの中のメンバーらが全て、イスラエルの増大する無責任な行動に感銘を受けているわけではない、といういくつかの示唆がある。両国の友好にかなりの亀裂が増大しているのだ。時間の経過とともにアメリカ人が正気に戻ることで、願わくはもっとこの亀裂が大きくなることが願われる。

 元国務長官のジェームス・ベーカーがイスラエルについて:「ユダ公たちめが、我々に投票さえしやしない者たちだ」と、ユダヤ系アメリカ人支持者について語った有名な言葉があるように、関係は再びどん底にまで落ちるかもしれない。

 元中央軍司令官のジョー・ホアーは最近、イスラエルのテロリストのジュンドゥラを介入させた作戦について不満をぶちまけている。この作戦の中で、モサドのちんぴらは自分たちをCIAのエージェントだとずうずうしく名乗っていたのだ:「イスラエルは火遊びをしている。これは彼らの秘密の戦争に我々を巻き込むものだ。我々がそれを望むかどうかにかかわらずにだ」

 辛抱強いイランと鼻持ちならないイスラエルとの間の緊張状態は、その頂点に達しようとしている。

 もしイスラエルがイランに対する全面的攻撃を仕掛けたら、はっきりしていることが一つある:テルアビブの塔は倒壊するということだ。必ずしも今とは限らないが、将来のある日に、「vengeance is a dish best served cold(復讐の料理は冷めてから出すに限る)」と決められた時に起きるだろう。(注:これは映画「KILL BILL」に出てきたセリフ) 

 ディモナの核施設も破壊されるだろう、今すぐにでなければ、後ほど、時が満ちた時、そしてイスラエルを住むことのできない荒野にするだろう。

 その小さな領土を考えれば、イスラエルは一日で破壊されるかもしれないのだ。イランによってでなければ、間違いなくロシアか中国によって。

 一週間前、アヤトラ・アリ・ハメネイの戦略チームの責任者であるアリレザ・フォーガニは、以下のように語ったという:「たった九分でイスラエルを一掃できる」

 イスラエルが今一掃されることを誰も真剣に願っているわけではないが、イスラエルは自分の行動がいつかもたらす結果を受け入れねばならなくなるだろう。

 イスラエルは自らが蒔いたものを刈り取ることになるだろう。
 時は近づいている・・・

- 了 -
転載終了