強風の中の解禁

昨年は行けなかった西の渓、寒狭川の解禁に、仕事の予定が変わり休みになったので急遽向かうことにした。

一昨日は異常な暖かさだったが、この日は一転朝から冷え込み、家の周りには氷の張った水溜りがいくつかできていた。

ということで、日の上がる昼頃をめどに家を出る。

新東名のおかげで1時間半で現地に到着。料金は掛かるがこの速さは助かる。

さて、平日とはいえまだ解禁して4日目。釣り人はそこそこいるだろうと覚悟していたのだが、

なんと車は2台だけ、釣り人もご覧の通り。水量も少なめだし、釣れていないのか。

風はこの時点ではそれほどでもなく、ライズを期待して河原に降り立つ。

風がおさまった時に水中に目を凝らすと、結構魚がいる。
しばらく見ているとポツポツとライズもある。
これはラッキーとミッジドライをライズの上流から送り込むが、
一向に反応してくれない。

＃２０にして、ティペットを年に一度の１２Ｘに替えてみる。
しかし出ない。

そのうち風が強くなりだした。
ライズは風が弱まるとポツポツとあるのだが、すぐに風が来てフライが思ったところに 落とせない。

仕方ないので、＃２２（私には限界サイズ）のピューパに替え、小さなマーカーを目印にして
水面直下を流すことにする。

すると、ついに来ました今シーズンの第一号



小振りではありますが、綺麗なアマゴです。ちょっとシラメ寄りかな。

そしてすぐにまた来ました。今度はちょっとサイズアップ。朱点がまぶしい感じ。



このあともポツポツとヒットしてここの解禁としてはなかなか良い感じだったのですが、

風がさらに強くなり、気温も体感温度もどんどん下がる。

両手がかじかんでフライが結べない。

そのうちキャストもできないほどにかじかんでしまい止む無く終了。

正味３時間程度だったが、初物もでたので十分満足できた。 

 

そして帰り道、もう一つのお楽しみ、地酒の「蓬莱泉」を購入

 

純米吟醸の「和」

今夜はこれで解禁祝いだ。