Natural Angler

取り巻く自然にも目を向け、ゆったりとフライフィッシングを愉しんでいます。

今シーズン初の南アルプスバス釣行は大増水の中

2024-07-02 12:07:02 | FlyFishing

相変わらずブログの更新が滞ってしまったが、釣りの方は結構出かけている。
はじめての渓で、良型アマゴに出会えたり、黄金イワナや泣き尺イワナに出会えたりと、
そこそこ楽しめてはいる。

しかし、6月になると、梅雨入りが遅れているとはいえ、さすがに雨の日が多くなった。
しかも豪雨が連続してやってくる。さすがに待機する日が多くなる。
それでもそんな雨の合間に晴れの日があると、川の増水や濁りが予想されても、
様子見に出掛けたくなるのが。釣りバカの性とでもいうところ。

恒例の南アのバスが動き出したというので、今週唯一の晴れ間予想ということもあり、
増水、濁流覚悟で出かけてみた。
地元は夏日予想が出ていたので、現地もそれなりに暑いだろうとその点も覚悟していたが、
現地に着いてみるとなんと18℃と非常に涼しい。

さて、バスの時間より大分早く着いてしまったが、駐車場には4台の車しかいない。
さすがに山の人も釣り人も、前日までの大雨の影響があるようだ。
特に釣り人は本流の水をみたら、Uターンしてしまうだろう。
実際、あきらめて帰るという釣り人たちがいた。

しかしバスの時間が近づくと、バラバラッと3人ほど集合してきた。
一人は登山者、二人組は釣り人だったが、今日は野営が主ということで、
同じ場所での下車だったが、実質貸し切りの釣りとなった。

途中の流れを見るととても釣りにはならないような濁流ではあったが、
途中の支流から上に一縷の望みを掛けてみる。

到着すると、やはり濁りはこのブルたちが原因のようで、水量は非常に多いが、
上は笹濁りで、もしかしたらの期待が膨らむ。

しかし、波が岸際に打ち付けるようなところが多く、イワナが出てくれるか不安だったが、
以前、台風の翌日に同じような条件があったが、イワナたちの退避ポイントを探してフライを
投入してみると、思いがけずすぐにヒットした。

小振りではあったが、非常にうれしい1尾だった。
しかもニンフ有利な状況ではあったが、ピンポイントでフライを入れなければならないので、
この日はやむなくドライにしたが、結果的にはこれが正解で、少ないポイントから
多くのイワナが出てくれた。

まだ出方はシビアなので、なかなか乗らなかったり、バラシも多かったが、
活性は良く、渡渉が不可能ということもあり、短い区間ではあったが、
二桁を楽に超える釣果となった。

サイズも徐々にアップし、大満足の釣りとなった。

バスの車掌に、大分増水しているから十分注意するようにいわれたが、
無理ないアプローチで、十分たのしめたのと、晴れ間が時折覗く程度で風もあったので、
暑さはそれほど感じず、気持ち良い1日となった。

今年も多くの釣り人がやってくると思いますが、魚は多いので、
タイミングが合えば、楽しい釣りができると思います。
でもイワナたちもどんどんスレてくるんだろうなあ。

水が落ち着いたら、尺物狙いにまたこようかな。

 

コメント (4)
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