しっかり雨の一日
午前中ピアノレッスンの講座に行ってきました。。。
今日の講師は北九州で講師をし、ジャズピアノストとしても活躍されてる
宮本満栄先生。
今日の課題は教材選びと指導法の講座です。
今、ピアノの教材って山ほど出てて、
しかも、レッスンに通ってきてる子も多様化、
クラシックが弾けるようになりたいとか、音楽大学に行きたいって
習いに来る子は少なくなってきた気が・・・
その中でその子にあった楽譜を選ぶってほんとにむつかしくなってきた。
私の小さい頃はもちろんピアノと言えばクラシックを弾くものって言うのが
主流だったので、だれでもバイエルから入りブルグミュラーチェルニー
と、流れが決まってたけど、
ポピュラーを演奏したい子に
ここを一生懸命やってもポピュラーを弾きこなすのは難しい
ポピュラーの勉強をしながらこれが出来れば一番いいけど
今の子は多忙だし・・・
そこでどんな教材を使ったらいいかを教えていただきました。。。
本来、古典⇒バロック⇒ロマン⇒近現代 って勉強していくけど
今の時代私達が耳慣れてるものは、古典派の音楽ではなく
ロマン派だったり近現代の音楽だったりするから
逆にここから始めたほうが、今の流行の曲も演奏できるかも
っておっしゃいました。。。
確かに・・・・
近現代の幼児向けの曲も沢山出てるしね!!
将来音楽の道に進む子は例外だけど
音楽を楽しみたくて来てる子は大人になって
自分の知ってる曲や流行りの曲が弾けた方がうれしいもんね!
そして途中で方向転換したくなっても、
ポピュラーもクラシックも原点は同じ!
それから古典やらバロックを練習しても遅くない。。。
あらためて自分のレッスン状況を見直すきっかけに、
そして伸び悩んでる子への対応も再確認できてうれしかったです。。。
子育てもその子に応じてって言われる時代に
レッスンも同じ!子育ての一つだなぁ~
そして、生徒さんの多様化って事で、
高学年になった時、練習してくるばかりが一番ではなく、
その日、そのレッスン時間だけ、音楽を通して
リラックス出来一緒に楽しむって言うレッスンも絶対その生徒さんの
人間形成には必要なレッスンだとおっしゃいました。
ただただ演奏出来るようにって昔のようにこだわらず、
音楽を通して心を育てるレッスンや心を癒すレッスンって言うものも
もう一度考えなおしてみようかなぁ~って思います。。。
大人のレッスンを専門でやってた頃はそんなことを一生懸命考えてたけど
もう一度初心に戻ってみよう!!!
やっぱり音楽ってすてきだね!