chinatuとnaruママ

子育て奮闘記と、私の大切な趣味と、音楽関係の仕事をしていて日々思う事やお知らせを書いていきます。

講習会

2009-01-22 01:53:25 | 講座

 

 

  今日は午前中、岐阜地区の家庭教育学級指導者講習会があったので

 

  行ってきました。。

 

  幼稚園・小学校・中学校それぞれの活動発表などがあり、

 

  最後1時間ほど講演会がありました。

 

  講演会のテーマは「子どもの人間力を育てる親の構え」と言うことで

 

  岐阜大学院教育学研究科教授の今井 恭博先生にお話を聞きました。

 

 

  なるほどって思えることがいっぱいでした。。

 

  その中で、一番印象に残ったことをちょっとご紹介です。

 

 

  日本国憲法にもある、「基本的人権の尊重」

 

  「自主性・主体性を尊重する」「個人の尊厳・個人の自由」

 

  これももちろん大切な事で、戦後ずっとこう叫ばれてきたし、

 

  子育てでも「ほめて育てる」が良いと言われている今だけど、

 

  一番大切なのは、

 

  自由の尊重ばかりでなく、人間としてあるべき姿や、人間としての義務・責任

 

  はしっかり教えていかなければいけないとおっしゃいました。

 

  

     これは先生の資料の抜粋ですが、

 

 

「興味・関心・意欲」は大切だけど・・・好きな事だけやればいいということではない

  

                      嫌な事でもやらなければいけない事もある

 

「自主性」は大切だけど      ・・・「自分勝手・気まま」をゆるしてはいけない

 

「個性」は大切だけど        ・・・「人と共に生き、社会に貢献する

                       個性でなければ

 

「創造性」は大切だけど     ・・・「先人の業績・遺産・文化・伝統」を生かしてこそ

 

「体験」は大切だけど      ・・・「体験さえすれば」ではなく前後の指導も大切

 

「よさ」は大切だけど       ・・・「いたらなさのある自分」も知らなくてはいけない

 

   

   などなど、自分の子育てにもあてはまるし、仕事の上でもなるほどと

 

   思えることがあったのでちょっと書いてみました。。。

 

   先生曰く、どれもよく考えればあたりまえの事。。

 

   でも育てると言うことになるとむつかしい事。

 

   だからこそこれを忘れてはいけないとおっしゃいました。

 

  

   私も普段の自分の子育てや仕事をこの話を聞いて客観的に見れた

 

   気がします。。。

 

   

   

   あと一つはっとしたこと。。。

 

   落ち着きのない子を見て、ある保育士さんが「それはその子の個性です」

 

   と言われたそうです。。

 

   でも個性だけで終わらせてしまっていいものか・・・

 

   「元気のいい所はもちろんいい!なのでおもいっきりやってよし!

 

   でも落ち着かなければいけないところでは親がはっきりそれを伝えること。」

 

   後者も忘れてはいけないとおっしゃって、

 

   心の中で「らじゃー」とさけんだ私でした・・・ 

 

 

 

 

   まだまだ