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趣味のブログあれこれ
思いつきとメモ

ホリエモン大ピンチ

2005年02月24日 22時13分16秒 | 日記
 形勢が一気に悪くなってきた。訴訟合戦になるのは仕方ないが、勝っても負けてもお互いに傷がつくことになる。デメリットばかりだが、ここまで来た以上徹底的にやりあうしかないのだろう。

 既成メディアのじじい連中や権力者達には、全くのあんふぁんてりぶるなのだ。ホリエモンはある意味正直だし律儀でもある。嘘はつかないし、真面目なのだ。そのことを何故かどこの報道も評価しないのはおかしい。表面的なお金がどうのとか、いきなりどうのとか、論点がまるでずれてしまっていることにすら気付かない人たちなので仕方ないのだろうな。

 既成メディアに面白がられている時そのままのホリエモンを、そのままいっしょに遊ぶような余裕が見せるのが大人の対応かと思うが、フジサンケイグループの限界があらわになったことも今回の騒ぎの一つの収穫といえるかもしれない。

 ローレライで垣間見える右傾化もそうだが。

頑張れホリエモン

2005年02月21日 01時48分57秒 | 日記
 いっせいに袋叩きが始まった。既成のメディアと権力を握る奴らにとっては、正体不明で煙たく扱いづらいこともあり、反発を買ってしまったホリエモン。

 ライブドアとしても、このままでは永久にヤフーや楽天に匹敵する存在にはなりえないから、勝負を急がざる得ない。他の誰かが手をつける前にやるという先行有利のうまみは誰もが知っている。

 しかしここまで反発を買うとは彼の予想の範囲を超えているように見える。このまま既成メディア全てを敵に廻すことになると、ちょっとやばくなる。

 既成メディアの構造を変えるきっかけになってくれるとうれしいのだが、それは我々が応援するしかないのかな。

 彼としてはあまり手の内を明かさずに進めたかったかもしれないが、ここまでくるとヴィジョンの全てを明らかにして、超具体的に賛同を求める方向で世論を形成するしかないのだろうか。このままでは既成権力からのジャブやボディブローが確実にダメージを深くするかもと懸念する。早く既成権力対革新系という構図を明らかににして中央突破で頑張ってほしいな。

ヴァレンタインズディ

2005年02月14日 16時14分43秒 | 日記
 今日はヴァレンタインズディ、日本では男性がチョコレートをもらう日として定着している。だがこの習慣は意外に最近始まったものだという。伊勢丹デパートでのメリーズチョコレートが販促用にヴァレンタインディには男性宛にチョコレートを送りましょうというキャンペーンを行い、その成功を見てチョコレート製造会社が真似を始めたと言われている。戦前には神戸でモロゾフが似たようなキャンペーンを行ったとも言われている。まあどっちでもいい。

 今あるものは何百年も前からあったものではなく、たかが数十年前に誰かが商売の為に作ったネタでしかない。
 例えば、ダイヤモンドの婚約指輪は給料の3か月分というはデビアス社の名コピーがその由来である。その以前は誕生石を指輪にしたりすることもあったが、ダイヤモンドの立て爪リング(これはティファニーの生んだスタイル)で給料の3か月分にしなくてはならないと誰もが思い込んでしまった。世の中全て、いやほとんどは誰かが自分の都合で決めたことがまるで当たり前のことのようにまかり通っている。例えば郵政民営化もそうだが、何故今そうすることが必要なのか、そうすると何がどう変わるのかわからないまま、民営化することが既成事実としてまかり通ることになる。
 まるでナチスドイツのヒットラーの戦略そのままで、大きな声で単純なメッセージを繰り返していると、それが唯一の真実であるかのようになってしまう。

 みんな騙されちゃいけないぜ。

根拠のない紀元節

2005年02月12日 00時11分33秒 | 日記
 今日は建国記念日、いわゆる紀元節である。紀元節というは、日本を作ったと言われている神武天皇が即位した日(旧暦でいうところの元旦)らしい。しかし明治時代に何がどうなったのかほとんど根拠のないままに2月11日が紀元節(紀元が始まったということ)に決まり、誰もそのいわれに異を唱えることなど恐ろしくてできないまま今日まで来てしまったということらしい。
 今更、神武天皇が本当に居たのかとか、本来は元旦だから2月11日ではないだろうとか、時代錯誤だろいとか、当たり前のことを言えば非国民呼ばわりされるので、誰も本当のことを言い出せないでいる。しかも誰も正論で異議を唱えないものだから、紀元節=2月11日=建国記念日がまるで大昔から正しいかった事実のようになってしまった。

 鈴木敏文やほりえもんが言うように、この世の中にあるものは全て疑ってかかるべきだし、今正しいと誰もが思っていることのほとんどは、実はそうでもないというだけのことなのかもしれない。

 そういえば、対話と圧力と言いながら対話でしか対応しない人も紀元節を祝ったのだろうな。

溺れた犬を叩く

2005年02月05日 02時29分45秒 | 日記
 弱いものいじめは良くないと教えられたはずだ。
 多くのヤツがよってたかっていじめるなんて良くないことだ。
 弱いものを見つけてはよってたかって叩いてはいけない。
 聖書でも言われているように、自らが過ちを犯していないと誓えるものしか人を叩いてはいけない。
 2ちゃんねるが典型的だが、誰かの弱みを見つけては一方的な屁理屈でいちゃもんをつけるヤツが多くて困ってしまう。そんな掲示板やブログ荒らしが多い。
 ある意味とても日本的な現象とでもいえるが、物事を真正面から捉えずに、斜めから見て自分ガ誰なのかどういった立場なのかを明らかにせず、無責任な正論らしきものをぶつけては悦に入っているやつにはとことん腹が立つ。

 さて前置きで疲れてしまったが、NHKの問題は国営企業として報道およびメディアとしての姿勢を問われているのだが、課金制度の破綻ということにも注目しなくてはならない。誰もが自分に都合の悪いことには目をつぶっているが、文句を言いたいなら、PCや携帯でのNHK視聴にもきっちり料金を払った上で言いたいことを言わなくてはならない。
 妙な正義者ぶってはいけない。文句を言うなら放送を受信できる設備を所有する場合はすべからく視聴料を支払うべきだし、間違いなく支払っているものが批判できるはず。

 ずるしていることを自慢することは正しいのか?
 正しく払っていることは自慢できるが、ずるしているやつはただ卑怯なだけではないのか?

偽の発信者電話番号

2005年02月03日 10時29分15秒 | 日記
 携帯への偽の発信者番号表示の手口がわかったが、現実には対応策がない。国内での携帯電話会社同士なら偽装はできないとしても、表示された電話番号が間違っていなければ誰もが信じてしまう。どこ経由かではなく、どこの番号からの電話だという表示ならば電話を受ける側は全く防止策がない。

 システム的には現時点で防ぎようがないというが、早急に何らかの対策をお願いしたいものだ。これからは、携帯電話を使った詐欺行為も、オレオレ式のはそろそろ難しくなってきているので、携帯電話番号を表示されるのであれば、誰でも簡単に信用してしまうことになる。詐欺業者にとっては絶好の詐欺ツールの出現なので、それを売る業者もたくさん出てくるのだろうな。

 しかし、携帯電話に表示された番号ですら信用できないというのは、いささかつらい。そんなに簡単に偽装できるのであれば、番号表示ではなく聞いた声や話の内容で信用するしかなくなる。でも声ですらサンプリングしてしゃべるようなソフトも不可能ではないはず。困ったことになってきたぞ。


 ※参考まで
 米国などでは、発信者番号を自由に設定できるサービスを設ける一部の会社もあり、国内の業者がこの仕組みを悪用。たとえば業者のホームページにアクセスし、希望の偽番号を入力して通常のコールバックの手順をたどれば発信者番号を偽装できる。振り込め詐欺専門に、偽装サービスを提供する悪質業者も出現しているという。

デジカメの憂鬱

2005年02月02日 19時32分22秒 | 日記
 友人にDPE店を数十年やっているヤツがいる。街中にあるので、近くに行った時や数十分の待ち時間があった時などに顔を出していろんな話をする。彼は写真関係の大学まで出て、大手のカメラ関係のチェーン店で働いていたが、倒産などもあり自分で機械を買ってDPEショップを開いている。

 銀塩フィルムも35mmからAPS(フジが提唱した軽量フィルムだが、案の定すぐにこけてしまいAPS用カメラを買った人はいい迷惑)、軽量カメラからレンズ付きフィルム、そしてデジカメ(多くのメディアとフォーマットでユーザーもカメラショップ側も大変)へと時代が流れ、それぞれに対応する為にいらぬ投資と苦労をしていた。
 ユーザーのことを考えないフィルムメーカーとカメラメーカーによって、ユーザーも迷うしその尻拭いをするカメラショップやDPEショップの店頭は、競合での現像無料とかプリント1枚9円だとか、安売りもしなくてはならいなかった。

 そろそろ安売りも一段落し、大手フィルムメーカーも大幅な人員削減(ほとんど首切りとパートのカット)がほぼ終わった様子。とはいえ、デジカメをプリントさせることは容易ではないし、デジカメから携帯電話のカメラへの移行で、デジカメそのものが売れなくなり安売りでメーカーも大赤字で合併吸収騒ぎである。まだしばらくは混乱が続くことは間違いない。

 想像するに、携帯電話のカメラでの画像はパケット定額により、任意のサイトにアップされる方向で動くと思われ、どうあがいてもDPE屋としては生き延びるのは大変。

 ここでこそ、技術とサービスが生きる時代となるはず。誰にでもできることではなく、大手のカメラ店では対応できないことにこそチャンスがあるはずだというのだ。