曇ったパリの空の下

　パリでの三日目の夜。毎晩ホテルへ戻ってからメールとwebをチェックし、時間があればblogを書く。よくよく思い起こせば、日本にいるときと生活ペースはほとんど同じだった。仕事を終え、自宅に戻るのが10時過ぎ、それからメールやwebをチェックしてblogを書いて2時ごろに寝る。全く同じとは我ながら笑ってしまう。

　今日は朝5時半に起きて、フランス北西海岸ノルマンディにある「モンサンミッシェル」へ行ってきた。往復9時間の長旅だったが、その長さがこれまでの睡眠不足を一気に解消するチャンスとなった。

　モンサンミッシェルとは、直訳すれば聖なるミカエルの山になるのだろうか。最近修復された尖塔の上には、金箔貼りの聖ミカエル像が取り付けられ光り輝いている。