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第1節 平成17年度以降に係る防衛計画の大綱における防衛力
第2項
平成17年度以降に係る防衛計画の大綱における防衛力 海上自衛隊 9
対潜哨戒ヘリコプター搭載護衛艦は、
DDH141「はるな」(1970年起工、1973年竣工)、
DDH142「ひえい」(1972年起工、1974年竣工)、
DDH143「しらね」(1978年起工、1980年竣工)、
DDH144「くらま」(1979年起工、1981年竣工)、
があった。
はるな級対潜ヘリコプター搭載護衛艦(DDH)
は
基準排水量5200トン、
満載排水量7200トン、
蒸気タービン推進、
兵装は
Mk42 127mm砲2門、
Mk29発射機
(RIM-7シー・スパロー短距離艦対空ミサイル8発、ポイント・ディフェンス:個艦防空用)、
Mk15ファランクス20mm機関砲近接防御武器システム2基、
Mk112発射機
(Mk46魚雷搭載対潜ロケット8発、予備弾8発)、
68式三連装短魚雷発射機2基、
Mk141発射機
(RGM-84ハープーン艦対艦ミサイル8発)
などである。
搭載ヘリコプターは
ユナイテッド・テクノロジーズ・シコルスキー/三菱重工業 HSS-2A/B対潜哨戒ヘリコプター(ユナイテッド・テクノロジーズ・シコルスキーSH-3シー・キング)、
ユナイテッド・テクノロジーズ・シコルスキー/三菱重工業 SH-60J哨戒ヘリコプター(ユナイテッド・テクノロジーズ・シコルスキーSH-60Bシー・ホーク)
など対潜哨戒ヘリコプター3機搭載であった。
DDH143「しらね」を1番艦とするしらね級ヘリコプター搭載護衛艦もはるな級ヘリコプター搭載護衛艦に準じる能力である。
対潜能力とともに、個艦防空も充実した艦船である。
対潜哨戒ヘリコプターを3機搭載、対潜水艦戦に力が入れられている。
電子機器なども逐次更新されていた。
しらね級対潜ヘリコプター搭載護衛艦(DDH)は
基準排水量5200トン、
満載排水量7200トン、
蒸気タービン推進、
兵装は
Mk42 127mm砲2門、
Mk29発射機
(RIM-7シー・スパロー短距離艦対空ミサイル8発、ポイント・ディフェンス:個艦防空用)、
Mk15ファランクス20mm機関砲近接防御武器システム2基、
Mk112発射機
(Mk46魚雷搭載対潜ロケット8発、予備弾8発)、
68式三連装短魚雷発射機2基、
Mk141発射機
(RGM-84ハープーン艦対艦ミサイル8発)
などである。
対潜航空機は
ユナイテッド・テクノロジーズ・シコルスキー/三菱重工業 HSS-2A/B対潜哨戒ヘリコプター(ユナイテッド・テクノロジーズ・シコルスキーSH-3シー・キング)、
ユナイテッド・テクノロジーズ・シコルスキー/三菱重工業 SH-60J哨戒ヘリコプター(ユナイテッド・テクノロジーズ・シコルスキーSH-60Bシー・ホーク)
など対潜哨戒ヘリコプター3機であった。
2009年には平成16年度計画ヘリコプター搭載護衛艦(16DDH)、
ひゅうが級ヘリコプター搭載護衛艦が就役した。
基準排水量13500トン、
満載排水量19000トン、
ガス・タービン推進、
兵装は
Mk41垂直発射システム16セル
(RUM-139A Mk46魚雷垂直発射対潜ロケット12セル12発、RIM-162発展型シー・スパロー・ミサイル艦対空ミサイル4セル16発)、
Mk15ブロック1Bファランクス20mm機関砲近接防御武器システム2基、
HOS-303 68式三連装短魚雷発射管2基
である。
搭載ヘリコプターは
ユナイテッド・テクノロジーズ・シコルスキー/三菱重工業 SH-60J哨戒ヘリコプター、
三菱重工業 SH-60K哨戒ヘリコプター、
アグスタ・ウェストランド MCH-101掃海輸送ヘリコプター
など8機である。
FCSはFCS-3射撃統制装置、
ソナー・システムはOQQ-21、
情報処理装置はOYQ-10、
電子戦装置はNOLQ-3C、
艦内統合ネットワークはNOYQ-1、
戦術データ・リンクはLINK11/16
である。
ひゅうが級ヘリコプター搭載護衛艦は
1番艦DDH181「ひゅうが」
と
2番艦DDH182「いせ」
が配備された。