第1節 「安全保障と防衛に関する懇談会」 5
第3部は防衛力のあり方について述べている。
「本格的な武力進攻を行いうる脅威は当分の間存在しないと思われる」
とし、
「むしろゲリラや特殊部隊による重要施設等への攻撃や国内のかく乱、
島嶼部への侵略、周辺海空域における軍事的な不法行為など
烈度の低い軍事力行使に対して即応しうる必要がある」
としている。
また、国際的な脅威の予防のため平和協力活動に参加しうるよう長距離・大量の輸送機能の充実を求めている。