第3項
平成17年度以降に係る防衛計画の大綱における防衛力 航空自衛隊 11
F-15J近代化改修機形態Ⅱ型
では、
電子戦環境下での能力向上のため、統合電子戦システム(IEWS)が導入される予定だった。
チャフ/フレア・ディスペンサー
を
AN/ALE-45
から
IEWSに統合可能なAN/ALE-47
に
換装される。
また、
赤外線捜索追跡装置(IRST)
も
試改修1号機
に
搭載改修作業がなされている。
2003年度
から
「戦闘機搭載用IRST装置」
の
開発が技術研究本部で始まり、
2008年度までに技術・実用試験が完了した。
IRST
は
パッシブ赤外線センサー
で、
電子戦環境下にも強く、ステルス機にも対応が期待されている。
マクドネル・ダグラス F-15J/DJイーグル戦闘機
は
最終的には
量産改修機88機、試改修機2機
が
近代化改修機となる予定とされた。