第1節 東アジア各国の戦力 アメリカ合衆国太平洋軍 1990年代 12
ワスプ級強襲揚陸艦は
満載排水量40532トン、
1番艦LHD-1ワスプ就役1989年、
蒸気タービン推進である。
Mk29発射機2基
(RIM-7シー・スパロー短距離艦対空ミサイルまたはRIM-162発展型シー・スパロー短距離艦対空ミサイル)、
Mk49発射機2基
(RIM-116回転飛翔体ミサイル近接防御艦対空ミサイル42発)、Mk15ファランクス20mm近接防御武器システム2基
が装備されている。
搭載航空機は垂直離着陸航空機10機、ヘリコプター30機、
搭載艦艇はエアー・クッション揚陸艇3隻、
収容揚陸部隊隊員は1870人
である。
太平洋艦隊には3隻配備されている。
タラワ級強襲揚陸艦は
満載排水量はワスプ級強襲揚陸艦とほぼ同じである。
1番艦LHA-1タラワ1976年就役で、
Mk49発射機2基
(RIM-116回転飛翔体ミサイル近接防御艦対空ミサイル42発)、
Mk15ファランクス20mm近接防御武器システム2基
が装備されている。
搭載航空機は垂直離着陸航空機10機、ヘリコプター30機、
搭載艦艇はエアー・クッション揚陸艇1隻、
収容揚陸部隊隊員はワスプ級強襲揚陸艦とほぼ同じである。
ホイットビー・アイランド級ドッグ型揚陸艦は、
満載排水量15726トン、
1番艦LSD-41ホイットビー・アイランド就役1986年、
ディーゼル推進、
兵装は
Mk49射機2基
(RIM-116回転飛翔体ミサイル近接防御艦対空ミサイル42発)、
Mk15ファランクス20mm近接防御武器システム2基で、
搭載艦艇はエアー・クッション揚陸艇4隻、
収容揚陸部隊隊員は500人である。
ホイットビー・アイランド級ドック型揚陸艦は太平洋艦隊に6隻配備されている。
オースティン級ドッグ型輸送揚陸艦は
満載排水量16500トン、
1番艦LPD-4オースティン就役1965年、
兵装はMk15ファランクス20mm近接防御武器システム2基、
搭載航空機はヘリコプター6機、
収容揚陸部隊隊員は840人である。
オースティン級ドッグ型輸送揚陸艦は太平洋艦隊に6隻配備されていた。