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LEDライトの話

2006-12-12 | 電気関連
 最近のライトはLEDが主流になってしまいました。写真は「MINI MAGLITE AA」です。
「MAG-LITE」は、アメリカ映画などでポリスなどが標準装備でよく持ち歩いている大型の懐中電灯を作っているメーカーです。警棒の代わりになるくらい頑丈なものもあり、アルミ素材を削りだして作られています。メーカー純正のものは、仕上げも丁寧で短時間であれば水中でも使用でき、点滅スイッチも回転式なのでほとんど故障しませんので大変信頼性が高く世界中で愛用されています。ただひとつの欠点はランプがLEDではなく球切れがあることです。予備の球もリヤキャップに内蔵されていますが光量も不足気味でした。ここ数年で明るく、ランプ寿命も10万時間も使用できるのでLEDライトが主流になりMAGLITEの魅力も薄れていました。しかしこのMAGLITEをLEDにすることができるパーツが他社から販売されていましたので、早速購入し付け替えて見ました。LEDライトは、いろいろな種類が販売されていますが、結構高価です、それにリチウム電池などの高価なものが必要なものも多く、単三電池サイズが使える「MINI MAGLITE AA」は光量がそんなに必要としない用途には大変重宝します。

右から2つ目までが純正の球を使用、真ん中の長いライトは他社の延長ボディーをつないでいます。この中にはマッチとか紙類などのものが入り防水ケースの替わりになります。ランプもLED球(3個)に替えています。この黒いタイプは初期型で「オンタリオ」製です。20年前、日本に初めて上陸したもので、ケース付セットで¥6200もしました。
赤色のものはLED球(3個)に替えて、リアフックをつけたものです。
青色のものはLED球(1個)に替えています。このタイプは3球のものより明るく、反射効率がよくなるように開発されていて、MAGLITE独自の焦点調節がききますので、一番実用性が高く、電池も大変長持ちします。


この機種は純正のアルミ色ボディーの後ろにLEDユニットを取り付けています。白と赤のLEDが切り替えで点灯し、メインライトもそのまま切り替えできますので多用途に対応します。このタイプは数年前に購入し利用しています。

特に暗闇の中で天体写真などを撮影するときには、明るいライトでは、目が暗闇に対応するのに時間がかかるため、減光する必要がありますのでこのような赤色フィルターを使うと便利です。他の人の撮影にも迷惑がかかりません。長時間露光中に光がかぶると、折角の写真が台無しになることもあります。

この「白色LED投光キット」過去のブログで、電波時計を紹介しましたが、そこで販売されているキットを組み立てたものです。単三電池1個で点灯しますが、そのままではLEDは点灯しません。この中に点灯に必要な半導体基板が内蔵されています。LEDの特性上どうしても1.5Vでは発光しないため直流を昇圧させています。組み立ては簡単ですのでチャレンジしてみてはいかがですか、LEDも色々な色に変えてみると面白いと思います。

このライトはLED9個が搭載され、単4電池三個で点灯します。明るさも実用上十分で直視できないくらいで、しかも¥980(電池別)で売られていました。多分中国製だと思いますが、アルミ成型ボディーで、Oリングも使用され簡易防水使用です。値段の割には、なかなか良くできていますので私は職場で使っています。
LEDはここ数年で発光効率も大変良いものができ、消費電力の少ないメリットをいかし、「ハイブリッド照明灯」として、公園や公共施設の屋外照明として利用されています。一般家庭にもLED照明が普及し始めました、特に常時点灯しても電気代がわずかですので、廊下、階段などのステップライトや、屋外のガーデンライトにも需要が沢山あるようです。将来の家庭用照明はLEDが主流になるかもしれませんね。さらに現在実用化段階になってきた「EL」が普及すれば、壁や天井全体が発光し、照明器具自体が不要になるかもしれません。すでに携帯電話や、ディスプレイなどに有機ELが製品化されています。

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