相手のフォワーに足元のバウンドを狙ってネットを越えると低く落ちるボールを打ち込んだ、大抵のプレーヤーはネットを超えると上向きのボールが帰って来るのだがその人の返球は違った、ネットの陰でネットを越えるまで見えなかった、ネットを超えると足元にきた、思わず見て対処できなかった。
初めての経験だ。
対策は前に打たない、前捌きが良いその人には通用しない技だ。
それにしても素晴らしい技を見せてもらった。
2時間でお茶1200ccを飲む、アイスバックで脇の下を冷やす、トマトを食べる、ゼリー、バナナと結構飲食に気を遣って「バテ」ないようにしている。
不調を感じたら直ぐリタイアする。
涼しい室内でできたら良いのだが、高原に避暑のついでにテニスもできたら最高だが。
其処まで良いのは贅沢か、妄想にとどめておこう。
ロングゲームを想定してプレーする事にしている。
無理してボールに反応しないで繋いで繋いでプレーしてここ座というところでウイニングショット、我慢して我慢してプレーして相手のスーパーショットは我慢する。
時間はかかるが脈拍数わ上げないようにする。
ゲームを楽しむ心が大切だ。
省エネと焦ってゲームを早く終わらそうとしない、上手くラブゲームで済ませる事ができるドローになったとしても繋いで繋いで心拍数を上げないようにするのが大事だ。
テニスゲームは予測して動くゲームだと思う。事象が発生してそれに対処する場から予想して動く場に映らなければいけない。幸いテニスは一回の失敗は許される、二回失敗を続けないとゲームに負けないのだ。
事象に対して動けない人は前もって準備する、一度使われた技術はそれに対抗する技を考え使うようになることの面白さを感じることができるゲームだと思う。
あるテニスサークルでゲームしたとき、〇〇さんにはドロップショットは禁止、△△さんにはロブは禁止とするサークルがあった。
進化しないのだ、楽しく和気藹々と時を過ごすことが第一と考えられている場だから、身体は使わないように脳は使わないのだから十年一日使い古した技を使って楽しい時を過ごしていると思いきや案外コートの内外での口論が絶えない挙げ句の果てに一方的に出禁の宣言などしだす。
閉鎖された平和なサークルの維持に労力を使い疲弊してサークルは崩壊していく。
テニスゲームのコードは案外緩い取り決めで構成されていて、ベースに紳士淑女スポーツマンの枠を科せている。
そこが前述のサークルとなると、紳士淑女スポーツマンの変形が出没する。
相手を尊敬して傷つけたり不快な思いをさせない配慮ができなくなってくる。暴言・差別的な発言・セクハラは当たり前となり同調圧力が魑魅魍魎闊歩し出す。
多様性を認めて相手を尊敬・信頼してプレーをする、決して特別視する事なく平等に対処する、そこに仲間の進化が生まれ楽しいゲームができると思う。
ストーリィーを作る。
サイドにサーブが入ってきたら当然アレーを狙う、低いボールかロブ。
センターにボールが来たらセンターに返す。
基本来た方向と異なる方向なり球種を変えて返球する、ボールの強弱をつけるのも一案だが面白くない。
よく使うのが両サイドネット側に返すボールだ、決まらなくとも相手に返球させて大きくできた相手の背後のスペースにボールを運ぶ。
よく練習する人は敵の打ちやすい返球しやすいボールを打つ癖がついている。練習でボールを取れえれてるなと思ったらすぐ移動する練習をすべきだ。
これは実践的な練習をしないと身に付かない、相手コートに打ち込んだボールが返球されるときの相手の打点を頂点とした三角形のどの位置に立つか練習する。
また、相手のディフェンスゾーンにボールを打ち込んだら自陣のオフェンスゾーンに移動する、オフェンスゾーンにボールを打ち込んだらデイフェンスゾーンに下がる。
ロブゲームが始まったら二人ともに幾分下がってロブで振られないようにする。
右と左に入れ替わるポジションを取ったときは「チェンジ」と見方に知らせる。
チェンジができて声かけできるペアーはまだ少ない。