<本記事までのあらすじ>
それは耳をつんざく爆音とともに始まった。
目を覚ますとあたりは瓦礫の山,今まで見ていた風景とはまるで違った風景が並んでいた。
瓦礫の中から発見したみゅーとともに人を探すが誰もいない。
絶望感が漂う中,聞こえてきたラジオの声。
あわてて駆け寄る2人,ラジオから聞こえてきたのは…
「…ザー…山…梨…に向…え…ザー…」
意を決し,山梨に向かう2人。
果たして山梨には一体何があるのか!?
注 本記事とは関係ありません
ワケのわからない前置きはおいといて
前記事より,結局ほとんど寝ることなく,論文発表になったわけです。
「眠たくて発表どころとちゃうんちゃうか?」と疑問を持つかもしれません。
しかしながら,その割に全然眠たくなく,逆に冴え渡ってきた感がありました
火事場のなんたら,ってやつです。
まぁ私が発表する前に,私の大学の助教授の発表に100人ぐらいが聞きに来てれば眠気を出せって方が難しいです。
しかも,助教授は論文発表ではなく口頭発表
つまり,論文発表よりも軽いやつ(失礼)なわけです。
その場で「これはマズい」と思ったことは言うまでもありません
その後,必死に発表原稿を練りながら,自分の発表する会場へ移動。
すると…
…会場がやけに寂しい…。
ん?論文発表中だよな?と思い,数を数える。
ひい,ふう,みい…
…
……
………発表者,座長,司会を含めて7人しかいねぇ!
おおぉ…,もしかしておれ,とんでもない部会に来てしまったのでは?感が拭えませんでした
モチベーションとやらが一気にしたのは言うまでもありません
…そして,ついに私の発表のときがやってまいりました!
会場の人数を見ると…
…ひい,ふうう,みい…
…
……
………私,座長,司会を含めて30人強のお客さんが!
…ううっ,一桁じゃなくてよかった
そして,発表開始!
いつも以上に丁寧にしゃべる私…。
いつも以上にカツゼツが悪くなる私…。
たまにイスラム系の言葉になってるが気にするなおれ…。
そして…。
20分ジャストに発表が終わるというパーフェクト時間配分!
なんとかできたはずだおれ!
さて,質疑は…。
…しーん(沈黙)…。
…
…
…
…
…
(会場から手が上がる)
おおっ!脈ありか!?
(質疑に答える)
その後,この作業を何度か繰り返し数分後が経つ
しかしながら,会場からの質疑もなくなり,いよいよ沈黙ゾーンへ。
おい!座長!何とか言え!と思っていると座長からの質疑が
そして数分間ぐらい座長と質疑を交わしていると,座長の質問がだんだんトゲトゲしくなってきました
お?なんだなんだ?思っているといつの間にかその質疑も終わり,発表終了へ
そんなに大人数ではなかったけど,みなさんの拍手がとても心地よかったです
聴きに来てくださった皆様,本当にありがとうございました!
その後,PC等を片付け,座長にあいさつに行きました。
このあいさつ回りは恒例で,「発表者が発表後に個人的にアドバイスをいただく」というものです
私も座長をしていただいた御礼とアドバイスを頂きにに行ったわけです。
そこで,本発表の一大ハプニングが!
座長が不機嫌な顔をしてどこかへ行こうとするじゃありませんか!
これはいかん!と思い追いかけて挨拶すると…
…語察しのとおり,ものっそい怒られました。
もちろん研究についてです。
座長曰く「ノートに書くことを生徒に選ばすこと,それは指導じゃない!」
らしいです
これを理解するには私の研究の一旦を知る必要があるので,掻い摘んでお話しますと
「ノート指導ではノートの使い方を教師側が指定し強要するのではなく,学習者に自らに使い方を選択させ,目標を設定,活動,評価させることで,よりノートの利用効果を高める。」
というものです
ちょっとわかりにくいですが,発想としては「ノートを書く意味を生徒に問う」ような指導だと思っていただければと思います。
で,この座長はその「書くのも書かないのも自由というのはおかしい」と言いたいらしいのです。
全員同じようなノートができれば良いわけじゃないと思うのですが
反論したくてもそこは我慢し,「はぁ,はぁ」とうなずいてきましたよ
落胆しながら会場に戻り,他の会場へ移ろうとしたとき,思わぬ反応をいただきました
それは「いやぁ,感動したよ!」
と言う,山口大学の現職院生さんでした
ちょっと良くわからなかったのですが,私がしていた研究と同じような疑問があったようで,それをタイムリーに私がしていたみたいです
「是非,何かあったら連絡させてください」と言われました
発表自体も早いと感じていた挙句,研究も受け入れられないものだったらどうしようかと考えていた矢先。
このようなことを言っていただいて,素直に喜びました
見た目は平静を装っていましたが
余談ですが,違う大学(確か宇都宮)の院生も話をしたがっていたようです。
さらに,広島大学D1のお方には「モデル図まではおもしろかった。後は実践結果をいかにモデルと照らし合わせるかを考えれれば。」というアドバイスをいただきました
いやぁ,さすが教育学。
人によっては受け入れられるもんですなぁ
次の発表もがんばろう!
…絶対,今日の座長を見返してやる…
とまぁ,発表に関してはそのくらいの反響はあったという感じです
「散った」と感じるか,「よくやった」と感じるかはお任せします
私自身はプレゼンテーション力の向上,論文の実践モデルの開発,ができただけでも大きく満足しておりますが
さて,発表も終わり,後は帰るだけ…
と思ったら大間違いです。
学会はここからが楽しみで,この後の懇親会,さらには観光が待っております!
ムチの後には飴,元来そのように決まっておるのであります!
といったところで,エピソード3は締めさせていただきます
次回,エピソード4~飲んで飲んで飲まれて~へ続く。
それは耳をつんざく爆音とともに始まった。
目を覚ますとあたりは瓦礫の山,今まで見ていた風景とはまるで違った風景が並んでいた。
瓦礫の中から発見したみゅーとともに人を探すが誰もいない。
絶望感が漂う中,聞こえてきたラジオの声。
あわてて駆け寄る2人,ラジオから聞こえてきたのは…
「…ザー…山…梨…に向…え…ザー…」
意を決し,山梨に向かう2人。
果たして山梨には一体何があるのか!?
注 本記事とは関係ありません
ワケのわからない前置きはおいといて
前記事より,結局ほとんど寝ることなく,論文発表になったわけです。
「眠たくて発表どころとちゃうんちゃうか?」と疑問を持つかもしれません。
しかしながら,その割に全然眠たくなく,逆に冴え渡ってきた感がありました
火事場のなんたら,ってやつです。
まぁ私が発表する前に,私の大学の助教授の発表に100人ぐらいが聞きに来てれば眠気を出せって方が難しいです。
しかも,助教授は論文発表ではなく口頭発表
つまり,論文発表よりも軽いやつ(失礼)なわけです。
その場で「これはマズい」と思ったことは言うまでもありません
その後,必死に発表原稿を練りながら,自分の発表する会場へ移動。
すると…
…会場がやけに寂しい…。
ん?論文発表中だよな?と思い,数を数える。
ひい,ふう,みい…
…
……
………発表者,座長,司会を含めて7人しかいねぇ!
おおぉ…,もしかしておれ,とんでもない部会に来てしまったのでは?感が拭えませんでした
モチベーションとやらが一気にしたのは言うまでもありません
…そして,ついに私の発表のときがやってまいりました!
会場の人数を見ると…
…ひい,ふうう,みい…
…
……
………私,座長,司会を含めて30人強のお客さんが!
…ううっ,一桁じゃなくてよかった
そして,発表開始!
いつも以上に丁寧にしゃべる私…。
いつも以上にカツゼツが悪くなる私…。
たまにイスラム系の言葉になってるが気にするなおれ…。
そして…。
20分ジャストに発表が終わるというパーフェクト時間配分!
なんとかできたはずだおれ!
さて,質疑は…。
…しーん(沈黙)…。
…
…
…
…
…
(会場から手が上がる)
おおっ!脈ありか!?
(質疑に答える)
その後,この作業を何度か繰り返し数分後が経つ
しかしながら,会場からの質疑もなくなり,いよいよ沈黙ゾーンへ。
おい!座長!何とか言え!と思っていると座長からの質疑が
そして数分間ぐらい座長と質疑を交わしていると,座長の質問がだんだんトゲトゲしくなってきました
お?なんだなんだ?思っているといつの間にかその質疑も終わり,発表終了へ
そんなに大人数ではなかったけど,みなさんの拍手がとても心地よかったです
聴きに来てくださった皆様,本当にありがとうございました!
その後,PC等を片付け,座長にあいさつに行きました。
このあいさつ回りは恒例で,「発表者が発表後に個人的にアドバイスをいただく」というものです
私も座長をしていただいた御礼とアドバイスを頂きにに行ったわけです。
そこで,本発表の一大ハプニングが!
座長が不機嫌な顔をしてどこかへ行こうとするじゃありませんか!
これはいかん!と思い追いかけて挨拶すると…
…語察しのとおり,ものっそい怒られました。
もちろん研究についてです。
座長曰く「ノートに書くことを生徒に選ばすこと,それは指導じゃない!」
らしいです
これを理解するには私の研究の一旦を知る必要があるので,掻い摘んでお話しますと
「ノート指導ではノートの使い方を教師側が指定し強要するのではなく,学習者に自らに使い方を選択させ,目標を設定,活動,評価させることで,よりノートの利用効果を高める。」
というものです
ちょっとわかりにくいですが,発想としては「ノートを書く意味を生徒に問う」ような指導だと思っていただければと思います。
で,この座長はその「書くのも書かないのも自由というのはおかしい」と言いたいらしいのです。
全員同じようなノートができれば良いわけじゃないと思うのですが
反論したくてもそこは我慢し,「はぁ,はぁ」とうなずいてきましたよ
落胆しながら会場に戻り,他の会場へ移ろうとしたとき,思わぬ反応をいただきました
それは「いやぁ,感動したよ!」
と言う,山口大学の現職院生さんでした
ちょっと良くわからなかったのですが,私がしていた研究と同じような疑問があったようで,それをタイムリーに私がしていたみたいです
「是非,何かあったら連絡させてください」と言われました
発表自体も早いと感じていた挙句,研究も受け入れられないものだったらどうしようかと考えていた矢先。
このようなことを言っていただいて,素直に喜びました
見た目は平静を装っていましたが
余談ですが,違う大学(確か宇都宮)の院生も話をしたがっていたようです。
さらに,広島大学D1のお方には「モデル図まではおもしろかった。後は実践結果をいかにモデルと照らし合わせるかを考えれれば。」というアドバイスをいただきました
いやぁ,さすが教育学。
人によっては受け入れられるもんですなぁ
次の発表もがんばろう!
…絶対,今日の座長を見返してやる…
とまぁ,発表に関してはそのくらいの反響はあったという感じです
「散った」と感じるか,「よくやった」と感じるかはお任せします
私自身はプレゼンテーション力の向上,論文の実践モデルの開発,ができただけでも大きく満足しておりますが
さて,発表も終わり,後は帰るだけ…
と思ったら大間違いです。
学会はここからが楽しみで,この後の懇親会,さらには観光が待っております!
ムチの後には飴,元来そのように決まっておるのであります!
といったところで,エピソード3は締めさせていただきます
次回,エピソード4~飲んで飲んで飲まれて~へ続く。
ノートは面白いですよ~!
特に数学ではダイレクトに理解に関わってきますので,同じ授業を受けてるはずなのに生徒の記述は全く違ったりしますし
社会科と数学科で共通していることは,やっぱり「ただ書いてるだけの子どもは伸びない」ですね
書くだけ指導だけじゃなく,それに加えて,メタ認知的な育成が必要なのだろうと思います
ちなみに,社会科でのプリント+板書というのは浸透しつつあるのでしょうか?
家庭教師などでも良く見るのですが…。
また,何か面白い使い方があれば教えてくださいね!
研究の内容とっても面白そうですね~。ノートですか・・全く考えもしなかったので面白い、大変興味深いですね。私の場合社会科なのでプリントで授業をしております。強制的に書かせる部分もあれば自分で考えて書けという部分もありで、、強制と自主の部分両方ありですね。
ただ単にノートに写すだけという子はやはり伸びませんね~。学習者が自分で考え、選択するというのはいいかもしれない!是非頑張って研究を続けてくださいね!
へへーんだ!
いつまでも散ってるばっかじゃ男が廃るぜ
…あ。
>しかし、頭の固い座長やね。
真理じゃない教育学特有の意見の相違ですから,座長とのズレはなんとも言えないですねぇ。
頭が固いのは激しく同意ですがwww
>>シロップさん
ありがとうございます!ほめられると純粋に嬉しいですよ
>リハより本番のほうがうまくできるよね
本番に強いんですね!羨ましい…
私も自身がそうだと感じていたんですが,最近はそうでもないかなと思ってまして…
まぁそうは言っても用意周到にはならないんですがwww
>何事も自分で考えてしないとやる意味がないと思っているので
共感してくれる方がいて,ほんとに嬉しいです
学習者が自分で考え,選択し,学習する。
これが教育の1つの目標でもあって,まさに「自己調整」であると思ってます
あとは,そのよさをどうやって立証していくかが勝負なんですが…
それが難しいんですよねぇ
が,がんばります
ちゃんとほめられてるやん☆機嫌損ねたのは見解の違い。ほっときましょうそれにしても私も論文発表を教授陣の前でやったことあるけど、リハより本番のほうがうまくできるよねなんでだろ??
あ、それと私は生徒にノートの書く意味を問うのは賛成です。何事も自分で考えてしないとやる意味がないと思っているので
しかし、頭の固い座長やね。