生徒に勇気付けられる

今週も無事に，いやあんまり無事にじゃないですが終わりました
ほんと，週の途中に感じた疲れは尋常じゃありませんでした。
無事に乗り切れたことでほっとしております

やっぱり実際の指導は難しく，怒ってばっかりだったり，上手く指導できなかったりと，自分が教師として適応してないと感じることもしばしばあったんですよね
生徒に腹立てて，自分に力不足に腹立てて，
「こんなやつが専任になんかなれるのか？」
という不安が日に日に増していたような…。


そんな思いを作ってくれたのが生徒であれば，それを救ってくれたのも生徒でした。

ある授業で，生徒をボロクソに怒ったんですよ
そりゃあもう罵詈雑言の雨嵐。
そして最後に，
「今日の授業内容は少し難解やねん。
　普段は言わんが，数学をあきらめてるヤツ，勉強したくないヤツは寝てろ。
　喋られるよりマシや。邪魔なだけやからな。
　とりあえずおれが喋ってる間は一言も喋るな。」
と言って授業したんです。
授業内容は「たすきがけ」って言う，少し難しい因数分解を解くツール。
確かに初めは難しいもので，ちょっと集中してなきゃ分からない内容。

最終的には８割の生徒が理解してくれました
これには自分でもびっくり。
「先生分かったよ！」
って言葉がどれほど嬉しいかを再認識しました。
やりゃあできる子ばっかり。その思いも一層強くなりました。


これまでは
「いかにわかり易い説明をするか」
ということを主においてきた私の教授学ですが
「いかにやらせるか」
ということにも，もっと取り組む必要があるとも思わさせました。

大学では学べなかったことが今は学べます。
これからもまだまだ大変な生活が続くと思いますが，もう一度生徒の
「先生分かった！」
という声を聞くためにがんばっていきます


ちなみに，今日から私は10連休！
どこかから
「羨ましい！」
という声が聞こえてきそうですが，私は正直，
あんまり嬉しくない！
せっかく慣れてきた生活リズムがまた崩れてしまう…
生徒感も…

とは言いつつ，せっかくの休みなので思いっきり遊ばさせていただきますが。
まぁ最低限，教材研究もしておきま～す！