独断とHeineken

趣味や思ったことを独断と偏見を持って紹介していきます

カンヅメの中から・2

2005年08月24日 23時59分36秒 | 教育学研究
再びカンヅメの中よりこんにちわ
たった数枚の発表資料でこんなに悩まされるとは…。
論文恐るべし!

今日は論文を書いていて,ふと浮かんだ疑問をば我が研究室教授に投げかけてみました。
「ゆとり教育」って,なぜ「ゆとり教育」って言うのですか?と。
返ってきた答えは「メディアが勝手につけたんだよ」という趣旨の内容でした。
つまり,趣旨とはかけ離れたネーミングを付けられた,ということです。

新指導要領の目標は「内容を減らして子供の負担を減らす」ことではなく,「内容を減らして1つ1つに対する深い理解を促す」こと。
教師の労力や子供たちの負担を考えても,学習が楽しくなろことはあれど決して楽にするものではないんです

まぁ,その良し悪しは置いといて(方向性は賛成ですが),それでもやっぱり新指導要領は大きな課題を残してしまったと思います。
その要因は「伝わらなかったこと」。それはメディアに対しても,現場の教師にしても。
趣旨がうまく伝わらずに,解釈にしても実践にしても,教師の力量だけにゆだねられてしまったことが一番の問題ではなかったのだろうかと。

しかしながら,問題は提起され,教育の根本にメスを入れることができたのではないでしょうか。
教師だけでなく,日本に住むみんなが教育に真剣に考えることが今一番必要なのかもしれません

とまぁ,まじめなことを書いてしまいましたwww
論文もこんな風にすらすら書けるといいのになぁ