琉球大学+長崎大学の森直樹氏による論文捏造の追及ブログ

琉球大学大学院医学研究科及び長崎大学熱帯医学研究所における論文捏造・研究不正の追及ブログ

長崎大学での発表論文リスト

2011-12-25 | 長崎大学での発表論文リスト
⇒ 琉球大学での発表論文リスト(論文#1~#65)
⇒ 長崎大学での発表論文リスト(論文#66~#83)
⇒ 産業医科大学での発表論文リスト(森直樹)(論文#84~#99)



論文#66
Bay 11-7082 inhibits transcription factor NF-kappaB and induces apoptosis of HTLV-I-infected T-cell lines and primary adult T-cell leukemia cells.
Mori N, Yamada Y, Ikeda S, Yamasaki Y, Tsukasaki K, Tanaka Y, Tomonaga M, Yamamoto N, Fujii M.
Blood. 2002 Sep 1;100(5):1828-34.

論文#67 (捏造)
Activation of cyclin D1 and D2 promoters by human T-cell leukemia virus type I tax protein is associated with IL-2-independent growth of T cells.
Mori N, Fujii M, Hinz M, Nakayama K, Yamada Y, Ikeda S, Yamasaki Y, Kashanchi F, Tanaka Y, Tomonaga M, Yamamoto N.
Int J Cancer. 2002 May 20;99(3):378-85.

論文#68
Matrix metalloproteinase-9 and vascular endothelial growth factor: a possible link in adult T-cell leukaemia cell invasion.
Hayashibara T, Yamada Y, Onimaru Y, Tsutsumi C, Nakayama S, Mori N, Miyanishi T, Kamihira S, Tomonaga M, Maita T.
Br J Haematol. 2002 Jan;116(1):94-102.

論文#69 (捏造)
Human T-cell leukemia virus type I Tax transactivates the matrix metalloproteinase-9 gene: potential role in mediating adult T-cell leukemia invasiveness.
Mori N, Sato H, Hayashibara T, Senba M, Hayashi T, Yamada Y, Kamihira S, Ikeda S, Yamasaki Y, Morikawa S, Tomonaga M, Geleziunas R, Yamamoto N.
Blood. 2002 Feb 15;99(4):1341-9.

論文#70
Multiple cc-receptor expression in adult
T-cell leukemia
Baba H, Yamada Y, Mori N, et al.
Eur J Haematol. 2002 June 68(6):362-69,

論文#71 (捏造)
Expression of survivin in HTLV-I-infected T-cell lines and primary ATL cells.
Mori N, Yamada Y, Hata T, Ikeda S, Yamasaki Y, Tomonaga M, Yamamoto N.
Biochem Biophys Res Commun. 2001 Apr 20;282(5):1110-3.

論文#72 (捏造)
Human T-cell leukemia virus type I oncoprotein Tax represses Smad-dependent transforming growth factor beta signaling through interaction with CREB-binding protein/p300.
Mori N, Morishita M, Tsukazaki T, Giam CZ, Kumatori A, Tanaka Y, Yamamoto N.
Blood. 2001 Apr 1;97(7):2137-44.

論文#73 (捏造)
Constitutive expression of the cyclooxygenase-2 gene in T-cell lines infected with human T cell leukemia virus type I.
Mori N, Inoue H, Yoshida T, Tanabe T, Yamamoto N.
Int J Cancer. 2001 Dec 15;94(6):813-9.

論文#74
Human T-cell leukemia virus type 1 tax protein activates transcription through AP-1 site by inducing DNA binding activity in T cells.
Iwai K, Mori N, Oie M, Yamamoto N, Fujii M.
Virology. 2001 Jan 5;279(1):38-46.

論文#75 (捏造)
Human T-cell leukemia virus type I tax protein induces the expression of anti-apoptotic gene Bcl-xL in human T-cells through nuclear factor-kappaB and c-AMP responsive element binding protein pathways.
Mori N, Fujii M, Cheng G, Ikeda S, Yamasaki Y, Yamada Y, Tomonaga M, Yamamoto N.
Virus Genes. 2001 Jun;22(3):279-87.

論文#76 (捏造)
Constitutive activation of transcription factor AP-1 in primary adult T-cell leukemia cells.
Mori N, Fujii M, Iwai K, Ikeda S, Yamasaki Y, Hata T, Yamada Y, Tanaka Y, Tomonaga M, Yamamoto N.
Blood. 2000 Jun 15;95(12):3915-21.

論文#77 (捏造)
Human T-cell leukemia virus type I tax activates transcription of the human monocyte chemoattractant protein-1 gene through two nuclear factor-kappaB sites.
Mori N, Ueda A, Ikeda S, Yamasaki Y, Yamada Y, Tomonaga M, Morikawa S, Geleziunas R, Yoshimura T, Yamamoto N.
Cancer Res. 2000 Sep 1;60(17):4939-45.

論文#78
Lactacystin activates FLICE (caspase 8) protease and induces apoptosis in Fas-resistant adult T-cell leukemia cell lines.
Yamada Y, Sugahara K, Tsuruda K, Nohda K, Mori N, Hata T, Maeda T, Hayashibara T, Joh T, Honda M, Tawara M, Tomonaga M, Miyazaki Y, Kamihira S.
Eur J Haematol. 2000 May;64(5):315-22.

論文#79
Expression of human inducible nitric oxide synthase gene in T-cell lines infected with human T-cell leukemia virus type-I and primary adult T-cell leukemia cells.
Mori N, Nunokawa Y, Yamada Y, Ikeda S, Tomonaga M, Yamamoto N.
Blood. 1999 Oct 15;94(8):2862-70.

論文#80
Human T-cell leukemia virus type I Tax transactivates human interleukin 8 gene through acting concurrently on AP-1 and nuclear factor-kappaB-like sites.
Mori N, Mukaida N, Ballard DW, Matsushima K, Yamamoto N.
Cancer Res. 1998 Sep 1;58(17):3993-4000.

論文#81
Interleukin-10 gene expression and adult T-cell leukemia.
Mori N, Prager D.
Leuk Lymphoma. 1998 Apr;29(3-4):239-48.

論文#82 (捏造:Retracted
Induction of monocyte chemoattractant protein 1 by Helicobacter pylori involves NF-kappaB.
Mori N, Ueda A, Geleziunas R, Wada A, Hirayama T, Yoshimura T, Yamamoto N.
Infect Immun. 2001 Mar;69(3):1280-6.

論文#83 (捏造:Retracted
Activation of intercellular adhesion molecule 1 expression by Helicobacter pylori is regulated by NF-kappaB in gastric epithelial cancer cells.
Mori N, Wada A, Hirayama T, Parks TP, Stratowa C, Yamamoto N.
Infect Immun. 2000 Apr;68(4):1806-14.

論文#79(長崎大学)

2011-03-25 | 長崎大学での発表論文リスト
論文番号 著者名 論文タイトル名 発表雑誌名 巻、号 ページ 出版年
論文#79 Mori N, Nunokawa Y, Yamada Y, Ikeda S, Tomonaga M, Yamamoto N. Expression of human inducible nitric oxide synthase gene in T-cell lines infected with human T-cell leukemia virus type-I and primary adult T-cell leukemia cells. Blood. 94(8) 2862-70 1999

指摘項目No.8
論文#77のFigure2のβ-actinの1,2,3,4,5,6,7の7レーン分の画像は、
論文#77のFigure3のβ-actinの1,2,3,4,5,6,7の7レーン分の画像や、
論文#79のFigure1のβ-actinの1,2,3,4,5,6,7の7レーン分の画像と、類似しています。
また、これらの画像の横幅を縮小してコンストラクトをあげたものに、
論文#79のFigure2のβ-actinの1,2,3,4,5,6,7の7レーン分の画像が、類似しています。
また、これらの画像の左4レーン分の画像が、 論文#79のFigure3のβ-actinの4レーン分の画像に、類似しています。
これらの5つのβ-actin画像は、互いに異なるサンプルを測定したものであるにも関わらず、
互いに類似しているということは、極めて不自然です。
よって、データの流用(捏造・改ざん)が疑われます。


 


指摘項目No.9
論文#51のFigure2Bのβ-actinの1,2,3,4,5,6,7の7レーン分の画像は、
論文#56のFigure3Aのβ-actinの1,2,3,4,5,6,7の7レーン分の画像や、
論文#69のFigure3Aのβ-actinの1,2,3,4,5,6,7の7レーン分の画像と、類似しています。
また、これら3つの画像のうち、1,2,3,4,5の5レーン分の画像の縦幅を縮小させたものに、
論文#72のFigure1のβ-actinの1,2,3,4,5の5レーン分の画像が、類似しています。
さらに、上記の論文#56のFigure3Aのβ-actinの1,2,3,4,5,6,7の7レーン分の画像のコンストラクトを上げたものに、
同論文#56のFigure3Bのβ-actinの1,2,3,4,5,6,7の7レーン分の画像が、類似しています。
これらの画像は、互いに異なるサンプルを測定したものであるにも関わらず、
互いに類似しているということは、極めて不自然です。
よって、データの流用(捏造・改ざん)が疑われます。


 


指摘項目No.10
指摘項目No.8の画像と、
指摘項目No.9の画像は、
白黒の表示が互いに反転している関係にあるという違いがありますが、
バンドの形状、位置関係が類似しています。
これらの画像は、互いに異なるサンプルを測定したものであるにも関わらず、
互いに類似しているということは、極めて不自然です。
よって、データの流用(捏造・改ざん)が疑われます。




論文#78(長崎大学)

2011-03-25 | 長崎大学での発表論文リスト
論文番号 著者名 論文タイトル名 発表雑誌名 巻、号 ページ 出版年
論文#78 Yamada Y, Sugahara K, Tsuruda K, Nohda K, Mori N, Hata T, Maeda T, Hayashibara T, Joh T, Honda M, Tawara M, Tomonaga M, Miyazaki Y, Kamihira S. Lactacystin activates FLICE (caspase 8) protease and induces apoptosis in Fas-resistant adult T-cell leukemia cell lines. Eur J Haematol. 64(5) 315-22 2000

論文#77(長崎大学)

2011-03-25 | 長崎大学での発表論文リスト
論文番号 著者名 論文タイトル名 発表雑誌名 巻、号 ページ 出版年
論文#77 Mori N, Ueda A, Ikeda S, Yamasaki Y, Yamada Y, Tomonaga M, Morikawa S, Geleziunas R, Yoshimura T, Yamamoto N. Human T-cell leukemia virus type I tax activates transcription of the human monocyte chemoattractant protein-1 gene through two nuclear factor-kappaB sites. Cancer Res. 60(17) 4939-45 2000

指摘項目No.8
論文#77のFigure2のβ-actinの1,2,3,4,5,6,7の7レーン分の画像は、
論文#77のFigure3のβ-actinの1,2,3,4,5,6,7の7レーン分の画像や、
論文#79のFigure1のβ-actinの1,2,3,4,5,6,7の7レーン分の画像と、類似しています。
また、これらの画像の横幅を縮小してコンストラクトをあげたものに、
論文#79のFigure2のβ-actinの1,2,3,4,5,6,7の7レーン分の画像が、類似しています。
また、これらの画像の左4レーン分の画像が、 論文#79のFigure3のβ-actinの4レーン分の画像に、類似しています。
これらの5つのβ-actin画像は、互いに異なるサンプルを測定したものであるにも関わらず、
互いに類似しているということは、極めて不自然です。
よって、データの流用(捏造・改ざん)が疑われます。


 


指摘項目No.9
論文#51のFigure2Bのβ-actinの1,2,3,4,5,6,7の7レーン分の画像は、
論文#56のFigure3Aのβ-actinの1,2,3,4,5,6,7の7レーン分の画像や、
論文#69のFigure3Aのβ-actinの1,2,3,4,5,6,7の7レーン分の画像と、類似しています。
また、これら3つの画像のうち、1,2,3,4,5の5レーン分の画像の縦幅を縮小させたものに、
論文#72のFigure1のβ-actinの1,2,3,4,5の5レーン分の画像が、類似しています。
さらに、上記の論文#56のFigure3Aのβ-actinの1,2,3,4,5,6,7の7レーン分の画像のコンストラクトを上げたものに、
同論文#56のFigure3Bのβ-actinの1,2,3,4,5,6,7の7レーン分の画像が、類似しています。
これらの画像は、互いに異なるサンプルを測定したものであるにも関わらず、
互いに類似しているということは、極めて不自然です。
よって、データの流用(捏造・改ざん)が疑われます。


 


指摘項目No.10
指摘項目No.8の画像と、
指摘項目No.9の画像は、
白黒の表示が互いに反転している関係にあるという違いがありますが、
バンドの形状、位置関係が類似しています。
これらの画像は、互いに異なるサンプルを測定したものであるにも関わらず、
互いに類似しているということは、極めて不自然です。
よって、データの流用(捏造・改ざん)が疑われます。




論文#76(長崎大学)

2011-03-25 | 長崎大学での発表論文リスト
論文番号 著者名 論文タイトル名 発表雑誌名 巻、号 ページ 出版年
論文#76 Mori N, Fujii M, Iwai K, Ikeda S, Yamasaki Y, Hata T, Yamada Y, Tanaka Y, Tomonaga M, Yamamoto N. Constitutive activation of transcription factor AP-1 in primary adult T-cell leukemia cells. Blood. 95(12) 3915-21 2000

指摘項目No.1
論文#71のFigure2のGAPDHの1,2,3,4,5レーン目の5レーン分の画像が、
論文#73のFigure1のGAPDHの1,2,3,4,5レーン目の5レーン分の画像と類似しています。
これらの2つのFigureのGAPDH画像は、互いに異なるサンプルを測定したものであるにも関わらず、
互いに類似しているということは、極めて不自然です。
よって、データの流用(捏造・改ざん)が疑われます。

 


指摘項目No.2
論文#71のFigure2のGAPDHの3,4,5,6,7,8,9レーン目の7レーン分の画像は、
論文#73のFigure3のGAPDHの1,2,3,4,5,6,7レーン目の7レーン分の画像や、
論文#75のFigure3のGAPDHの1,2,3,4,5,6,7レーン目の7レーン分の画像や、
論文#76のFigure1のGAPDHの1,2,3,4,5,6,7レーン目の7レーン分の画像と類似しています。
また、これらの画像の左側6列分の画像は、
論文#76のFigure1のGAPDHの8,9,10,11,12,13レーン目の6レーン分の画像とも類似しています。
また、これらの画像の左側3レーン分の画像は、
論文#73のFigure2のGAPDHの3レーン分の画像とも類似しています。
さらに、#77のFigure3のGAPDHの画像の左側6レーン目の画像も、
上記画像(例えば、論文#75のFigure1のGAPDHの2,3,4,5,6,7レーン目の6レーン分の画像)に類似しています。
これらの7つのGAPDH画像は、互いに異なるサンプルを測定したものであるにも関わらず、
互いに類似しているということは、極めて不自然です。
よって、データの流用(捏造・改ざん)が疑われます。

 


指摘項目No.3
論文#71のFigure2のGAPDHの12,13レーン目の2レーン分の画像は、
論文#75のFigure3のGAPDHのの8,9レーン目の2レーン分の画像と類似しています。
さらに、この画像の右側のレーンの一部を切り取ったものに、
論文#71のFigure2のGAPDHの10,11レーン目の2レーン分の画像が類似しています。
また、論文#71のFigure2のGAPDHの画像において、9レーン目と10レーン目の間や、
11レーン目と12レーン目の間に、画像の不連続な部分が認められ、画像を編集した痕跡であると推察されます。
上記のFigureのGAPDH画像は、互いに異なるサンプルを測定したものであるにも関わらず、
互いに類似しているということは、極めて不自然です。
よって、データの流用(捏造・改ざん)が疑われます。


 


指摘項目No.4
論文#73のFigure1のGAPDHの3,4,5,6,7,8,9レーン目の7レーン分の画像は、
論文#73のFigure3のGAPDHの1,2,3,4,5,6,7レーン目の7レーンの画像と類似しています
(Figure3のGAPDHの4レーン目と7レーン目のバンド画像の位置を上にずらし、それら以外のレーンの高さに合わせたものが、Figure1のGAPDHの画像と類似しています。)
また、論文#73のFigure1のGAPDHの画像において、8レーン目と9レーン目の間に、
画像の不連続な部分が認められ、画像を編集した痕跡であると推察されます。
上記2つのFigureのGAPDH画像画像は、互いに異なるサンプルを測定したものであるにも関わらず、
互いに類似しているということは、極めて不自然です。
よって、データの流用(捏造・改ざん)が疑われます。


 


指摘項目No.5 論文#71のFigure3のGAPDHの2レーン分の画像は、
同論文のFigure2のGAPDHの4,5レーン分の画像と輪郭が類似しています。
被告発者は指摘項目No.1-4のようにGAPDH画像を頻繁に流用していることから、
この画像についても、流用がなされている可能性があり、生データの確認が必要ではないでしょうか。
同様に、同論文#71のFigure3のSurvivinの2レーン分の画像は、
同論文#71のFigure2のSurvivinの12,13レーン目の画像と類似していることから、
この画像についても、流用がなされている可能性があり、生データの確認が必要ではないでしょうか。


 


指摘項目No.6
論文#51のFigure2CのGAPDHの画像とTaxの画像は、
論文#56のFigure3AのGAPDHの画像とTaxの画像や、
論文#69のFigure3AのGAPDHの画像とTaxの画像と、類似しています。
これらの3つの画像は、同一の実験条件から得られたものであることから、データの重複投稿である可能性があります。
さらに、これらの画像は、
論文#71のFigure2のGAPDHの5,6,7,8,9,10,11の7レーン分の画像を加工したもの
(横幅を縮小し、コンストラクトを落とし、9レーン目の画像と10,11レーン目の画像の位置を8レーン目の画像の位置と同じ高さになるように上にずらしたもの)
に類似しており、
前者3つの画像と、後者の論文#71の画像は、実験条件が異なることから、データの流用(捏造・改ざん)が疑われます。
その傍証として、前者3つの画像において、4レーン目と5レーン目の間や、5レーン目と6レーン目の間に、
画像を編集した痕跡と推察される画像の不連続な部分が認められます。
(後者の論文#71の画像については、指摘項目#1~#5において、その他の類似画像である論文#73,75,76,77の画像との類似性についても指摘しています。)


 


指摘項目No.7
論文#67のFigure1のGAPDHの8レーン分の画像は、
論文#71のFigure2のGAPDHの4,5,6,7,8,9,10,11の8レーン分の画像を加工したもの
(横幅を縮小し、6レーン目の画像と9レーン目の画像と10,11レーン目の画像の位置を
それら以外のレーンの画像の位置と同じ高さになるように上にずらしたもの)
に類似しており、
両者は、互いに異なる実験条件により得られた画像であることから、データの流用(捏造・改ざん)が疑われます。
その傍証として、前者の論文#67のGAPDHの画像において、3レーン目の画像の左右や、6レーン目の画像の左右に、
画像を編集した痕跡と推察される画像の不連続な部分が認められます。
(後者の論文#71の画像については、指摘項目#1~#6において、その他の類似画像である論文#51,56,69,73,75,76,77の画像との類似性についても指摘しています。)


 


論文#75(長崎大学)

2011-03-25 | 長崎大学での発表論文リスト
論文番号 著者名 論文タイトル名 発表雑誌名 巻、号 ページ 出版年
論文#75 Mori N, Fujii M, Cheng G, Ikeda S, Yamasaki Y, Yamada Y, Tomonaga M, Yamamoto N. Human T-cell leukemia virus type I tax protein induces the expression of anti-apoptotic gene Bcl-xL in human T-cells through nuclear factor-kappaB and c-AMP responsive element binding protein pathways. Virus Genes. 22(3) 279-87 2001

指摘項目No.1
論文#71のFigure2のGAPDHの1,2,3,4,5レーン目の5レーン分の画像が、
論文#73のFigure1のGAPDHの1,2,3,4,5レーン目の5レーン分の画像と類似しています。
これらの2つのFigureのGAPDH画像は、互いに異なるサンプルを測定したものであるにも関わらず、
互いに類似しているということは、極めて不自然です。
よって、データの流用(捏造・改ざん)が疑われます。

 


指摘項目No.2
論文#71のFigure2のGAPDHの3,4,5,6,7,8,9レーン目の7レーン分の画像は、
論文#73のFigure3のGAPDHの1,2,3,4,5,6,7レーン目の7レーン分の画像や、
論文#75のFigure3のGAPDHの1,2,3,4,5,6,7レーン目の7レーン分の画像や、
論文#76のFigure1のGAPDHの1,2,3,4,5,6,7レーン目の7レーン分の画像と類似しています。
また、これらの画像の左側6列分の画像は、
論文#76のFigure1のGAPDHの8,9,10,11,12,13レーン目の6レーン分の画像とも類似しています。
また、これらの画像の左側3レーン分の画像は、
論文#73のFigure2のGAPDHの3レーン分の画像とも類似しています。
さらに、#77のFigure3のGAPDHの画像の左側6レーン目の画像も、
上記画像(例えば、論文#75のFigure1のGAPDHの2,3,4,5,6,7レーン目の6レーン分の画像)に類似しています。
これらの7つのGAPDH画像は、互いに異なるサンプルを測定したものであるにも関わらず、
互いに類似しているということは、極めて不自然です。
よって、データの流用(捏造・改ざん)が疑われます。

 


指摘項目No.3
論文#71のFigure2のGAPDHの12,13レーン目の2レーン分の画像は、
論文#75のFigure3のGAPDHのの8,9レーン目の2レーン分の画像と類似しています。
さらに、この画像の右側のレーンの一部を切り取ったものに、
論文#71のFigure2のGAPDHの10,11レーン目の2レーン分の画像が類似しています。
また、論文#71のFigure2のGAPDHの画像において、9レーン目と10レーン目の間や、
11レーン目と12レーン目の間に、画像の不連続な部分が認められ、画像を編集した痕跡であると推察されます。
上記のFigureのGAPDH画像は、互いに異なるサンプルを測定したものであるにも関わらず、
互いに類似しているということは、極めて不自然です。
よって、データの流用(捏造・改ざん)が疑われます。


 


指摘項目No.4
論文#73のFigure1のGAPDHの3,4,5,6,7,8,9レーン目の7レーン分の画像は、
論文#73のFigure3のGAPDHの1,2,3,4,5,6,7レーン目の7レーンの画像と類似しています
(Figure3のGAPDHの4レーン目と7レーン目のバンド画像の位置を上にずらし、それら以外のレーンの高さに合わせたものが、Figure1のGAPDHの画像と類似しています。)
また、論文#73のFigure1のGAPDHの画像において、8レーン目と9レーン目の間に、
画像の不連続な部分が認められ、画像を編集した痕跡であると推察されます。
上記2つのFigureのGAPDH画像画像は、互いに異なるサンプルを測定したものであるにも関わらず、
互いに類似しているということは、極めて不自然です。
よって、データの流用(捏造・改ざん)が疑われます。


 


指摘項目No.5 論文#71のFigure3のGAPDHの2レーン分の画像は、
同論文のFigure2のGAPDHの4,5レーン分の画像と輪郭が類似しています。
被告発者は指摘項目No.1-4のようにGAPDH画像を頻繁に流用していることから、
この画像についても、流用がなされている可能性があり、生データの確認が必要ではないでしょうか。
同様に、同論文#71のFigure3のSurvivinの2レーン分の画像は、
同論文#71のFigure2のSurvivinの12,13レーン目の画像と類似していることから、
この画像についても、流用がなされている可能性があり、生データの確認が必要ではないでしょうか。


 


指摘項目No.6
論文#51のFigure2CのGAPDHの画像とTaxの画像は、
論文#56のFigure3AのGAPDHの画像とTaxの画像や、
論文#69のFigure3AのGAPDHの画像とTaxの画像と、類似しています。
これらの3つの画像は、同一の実験条件から得られたものであることから、データの重複投稿である可能性があります。
さらに、これらの画像は、
論文#71のFigure2のGAPDHの5,6,7,8,9,10,11の7レーン分の画像を加工したもの
(横幅を縮小し、コンストラクトを落とし、9レーン目の画像と10,11レーン目の画像の位置を8レーン目の画像の位置と同じ高さになるように上にずらしたもの)
に類似しており、
前者3つの画像と、後者の論文#71の画像は、実験条件が異なることから、データの流用(捏造・改ざん)が疑われます。
その傍証として、前者3つの画像において、4レーン目と5レーン目の間や、5レーン目と6レーン目の間に、
画像を編集した痕跡と推察される画像の不連続な部分が認められます。
(後者の論文#71の画像については、指摘項目#1~#5において、その他の類似画像である論文#73,75,76,77の画像との類似性についても指摘しています。)


 


指摘項目No.7
論文#67のFigure1のGAPDHの8レーン分の画像は、
論文#71のFigure2のGAPDHの4,5,6,7,8,9,10,11の8レーン分の画像を加工したもの
(横幅を縮小し、6レーン目の画像と9レーン目の画像と10,11レーン目の画像の位置を
それら以外のレーンの画像の位置と同じ高さになるように上にずらしたもの)
に類似しており、
両者は、互いに異なる実験条件により得られた画像であることから、データの流用(捏造・改ざん)が疑われます。
その傍証として、前者の論文#67のGAPDHの画像において、3レーン目の画像の左右や、6レーン目の画像の左右に、
画像を編集した痕跡と推察される画像の不連続な部分が認められます。
(後者の論文#71の画像については、指摘項目#1~#6において、その他の類似画像である論文#51,56,69,73,75,76,77の画像との類似性についても指摘しています。)


 


論文#73(長崎大学)

2011-03-25 | 長崎大学での発表論文リスト
論文番号 著者名 論文タイトル名 発表雑誌名 巻、号 ページ 出版年
論文#73 Mori N, Inoue H, Yoshida T, Tanabe T, Yamamoto N. Constitutive expression of the cyclooxygenase-2 gene in T-cell lines infected with human T cell leukemia virus type I. Int J Cancer. 94(6) 813-9 2001

指摘項目No.1
論文#71のFigure2のGAPDHの1,2,3,4,5レーン目の5レーン分の画像が、
論文#73のFigure1のGAPDHの1,2,3,4,5レーン目の5レーン分の画像と類似しています。
これらの2つのFigureのGAPDH画像は、互いに異なるサンプルを測定したものであるにも関わらず、
互いに類似しているということは、極めて不自然です。
よって、データの流用(捏造・改ざん)が疑われます。

 


指摘項目No.2
論文#71のFigure2のGAPDHの3,4,5,6,7,8,9レーン目の7レーン分の画像は、
論文#73のFigure3のGAPDHの1,2,3,4,5,6,7レーン目の7レーン分の画像や、
論文#75のFigure3のGAPDHの1,2,3,4,5,6,7レーン目の7レーン分の画像や、
論文#76のFigure1のGAPDHの1,2,3,4,5,6,7レーン目の7レーン分の画像と類似しています。
また、これらの画像の左側6列分の画像は、
論文#76のFigure1のGAPDHの8,9,10,11,12,13レーン目の6レーン分の画像とも類似しています。
また、これらの画像の左側3レーン分の画像は、
論文#73のFigure2のGAPDHの3レーン分の画像とも類似しています。
さらに、#77のFigure3のGAPDHの画像の左側6レーン目の画像も、
上記画像(例えば、論文#75のFigure1のGAPDHの2,3,4,5,6,7レーン目の6レーン分の画像)に類似しています。
これらの7つのGAPDH画像は、互いに異なるサンプルを測定したものであるにも関わらず、
互いに類似しているということは、極めて不自然です。
よって、データの流用(捏造・改ざん)が疑われます。

 


指摘項目No.3
論文#71のFigure2のGAPDHの12,13レーン目の2レーン分の画像は、
論文#75のFigure3のGAPDHのの8,9レーン目の2レーン分の画像と類似しています。
さらに、この画像の右側のレーンの一部を切り取ったものに、
論文#71のFigure2のGAPDHの10,11レーン目の2レーン分の画像が類似しています。
また、論文#71のFigure2のGAPDHの画像において、9レーン目と10レーン目の間や、
11レーン目と12レーン目の間に、画像の不連続な部分が認められ、画像を編集した痕跡であると推察されます。
上記のFigureのGAPDH画像は、互いに異なるサンプルを測定したものであるにも関わらず、
互いに類似しているということは、極めて不自然です。
よって、データの流用(捏造・改ざん)が疑われます。


 


指摘項目No.4
論文#73のFigure1のGAPDHの3,4,5,6,7,8,9レーン目の7レーン分の画像は、
論文#73のFigure3のGAPDHの1,2,3,4,5,6,7レーン目の7レーンの画像と類似しています
(Figure3のGAPDHの4レーン目と7レーン目のバンド画像の位置を上にずらし、それら以外のレーンの高さに合わせたものが、Figure1のGAPDHの画像と類似しています。)
また、論文#73のFigure1のGAPDHの画像において、8レーン目と9レーン目の間に、
画像の不連続な部分が認められ、画像を編集した痕跡であると推察されます。
上記2つのFigureのGAPDH画像画像は、互いに異なるサンプルを測定したものであるにも関わらず、
互いに類似しているということは、極めて不自然です。
よって、データの流用(捏造・改ざん)が疑われます。


 


指摘項目No.5 論文#71のFigure3のGAPDHの2レーン分の画像は、
同論文のFigure2のGAPDHの4,5レーン分の画像と輪郭が類似しています。
被告発者は指摘項目No.1-4のようにGAPDH画像を頻繁に流用していることから、
この画像についても、流用がなされている可能性があり、生データの確認が必要ではないでしょうか。
同様に、同論文#71のFigure3のSurvivinの2レーン分の画像は、
同論文#71のFigure2のSurvivinの12,13レーン目の画像と類似していることから、
この画像についても、流用がなされている可能性があり、生データの確認が必要ではないでしょうか。


 


指摘項目No.6
論文#51のFigure2CのGAPDHの画像とTaxの画像は、
論文#56のFigure3AのGAPDHの画像とTaxの画像や、
論文#69のFigure3AのGAPDHの画像とTaxの画像と、類似しています。
これらの3つの画像は、同一の実験条件から得られたものであることから、データの重複投稿である可能性があります。
さらに、これらの画像は、
論文#71のFigure2のGAPDHの5,6,7,8,9,10,11の7レーン分の画像を加工したもの
(横幅を縮小し、コンストラクトを落とし、9レーン目の画像と10,11レーン目の画像の位置を8レーン目の画像の位置と同じ高さになるように上にずらしたもの)
に類似しており、
前者3つの画像と、後者の論文#71の画像は、実験条件が異なることから、データの流用(捏造・改ざん)が疑われます。
その傍証として、前者3つの画像において、4レーン目と5レーン目の間や、5レーン目と6レーン目の間に、
画像を編集した痕跡と推察される画像の不連続な部分が認められます。
(後者の論文#71の画像については、指摘項目#1~#5において、その他の類似画像である論文#73,75,76,77の画像との類似性についても指摘しています。)


 


指摘項目No.7
論文#67のFigure1のGAPDHの8レーン分の画像は、
論文#71のFigure2のGAPDHの4,5,6,7,8,9,10,11の8レーン分の画像を加工したもの
(横幅を縮小し、6レーン目の画像と9レーン目の画像と10,11レーン目の画像の位置を
それら以外のレーンの画像の位置と同じ高さになるように上にずらしたもの)
に類似しており、
両者は、互いに異なる実験条件により得られた画像であることから、データの流用(捏造・改ざん)が疑われます。
その傍証として、前者の論文#67のGAPDHの画像において、3レーン目の画像の左右や、6レーン目の画像の左右に、
画像を編集した痕跡と推察される画像の不連続な部分が認められます。
(後者の論文#71の画像については、指摘項目#1~#6において、その他の類似画像である論文#51,56,69,73,75,76,77の画像との類似性についても指摘しています。)


 


論文#72(長崎大学)

2011-03-25 | 長崎大学での発表論文リスト
論文番号 著者名 論文タイトル名 発表雑誌名 巻、号 ページ 出版年
論文#72 Mori N, Morishita M, Tsukazaki T, Giam CZ, Kumatori A, Tanaka Y, Yamamoto N. Human T-cell leukemia virus type I oncoprotein Tax represses Smad-dependent transforming growth factor beta signaling through interaction with CREB-binding protein/p300. Blood 97(7) 2137-44 2001

指摘項目No.1
論文#71のFigure2のGAPDHの1,2,3,4,5レーン目の5レーン分の画像が、
論文#73のFigure1のGAPDHの1,2,3,4,5レーン目の5レーン分の画像と類似しています。
これらの2つのFigureのGAPDH画像は、互いに異なるサンプルを測定したものであるにも関わらず、
互いに類似しているということは、極めて不自然です。
よって、データの流用(捏造・改ざん)が疑われます。

 


指摘項目No.2
論文#71のFigure2のGAPDHの3,4,5,6,7,8,9レーン目の7レーン分の画像は、
論文#73のFigure3のGAPDHの1,2,3,4,5,6,7レーン目の7レーン分の画像や、
論文#75のFigure3のGAPDHの1,2,3,4,5,6,7レーン目の7レーン分の画像や、
論文#76のFigure1のGAPDHの1,2,3,4,5,6,7レーン目の7レーン分の画像と類似しています。
また、これらの画像の左側6列分の画像は、
論文#76のFigure1のGAPDHの8,9,10,11,12,13レーン目の6レーン分の画像とも類似しています。
また、これらの画像の左側3レーン分の画像は、
論文#73のFigure2のGAPDHの3レーン分の画像とも類似しています。
さらに、#77のFigure3のGAPDHの画像の左側6レーン目の画像も、
上記画像(例えば、論文#75のFigure1のGAPDHの2,3,4,5,6,7レーン目の6レーン分の画像)に類似しています。
これらの7つのGAPDH画像は、互いに異なるサンプルを測定したものであるにも関わらず、
互いに類似しているということは、極めて不自然です。
よって、データの流用(捏造・改ざん)が疑われます。

 


指摘項目No.3
論文#71のFigure2のGAPDHの12,13レーン目の2レーン分の画像は、
論文#75のFigure3のGAPDHのの8,9レーン目の2レーン分の画像と類似しています。
さらに、この画像の右側のレーンの一部を切り取ったものに、
論文#71のFigure2のGAPDHの10,11レーン目の2レーン分の画像が類似しています。
また、論文#71のFigure2のGAPDHの画像において、9レーン目と10レーン目の間や、
11レーン目と12レーン目の間に、画像の不連続な部分が認められ、画像を編集した痕跡であると推察されます。
上記のFigureのGAPDH画像は、互いに異なるサンプルを測定したものであるにも関わらず、
互いに類似しているということは、極めて不自然です。
よって、データの流用(捏造・改ざん)が疑われます。


 


指摘項目No.4
論文#73のFigure1のGAPDHの3,4,5,6,7,8,9レーン目の7レーン分の画像は、
論文#73のFigure3のGAPDHの1,2,3,4,5,6,7レーン目の7レーンの画像と類似しています
(Figure3のGAPDHの4レーン目と7レーン目のバンド画像の位置を上にずらし、それら以外のレーンの高さに合わせたものが、Figure1のGAPDHの画像と類似しています。)
また、論文#73のFigure1のGAPDHの画像において、8レーン目と9レーン目の間に、
画像の不連続な部分が認められ、画像を編集した痕跡であると推察されます。
上記2つのFigureのGAPDH画像画像は、互いに異なるサンプルを測定したものであるにも関わらず、
互いに類似しているということは、極めて不自然です。
よって、データの流用(捏造・改ざん)が疑われます。


 


指摘項目No.5 論文#71のFigure3のGAPDHの2レーン分の画像は、
同論文のFigure2のGAPDHの4,5レーン分の画像と輪郭が類似しています。
被告発者は指摘項目No.1-4のようにGAPDH画像を頻繁に流用していることから、
この画像についても、流用がなされている可能性があり、生データの確認が必要ではないでしょうか。
同様に、同論文#71のFigure3のSurvivinの2レーン分の画像は、
同論文#71のFigure2のSurvivinの12,13レーン目の画像と類似していることから、
この画像についても、流用がなされている可能性があり、生データの確認が必要ではないでしょうか。


 


指摘項目No.6
論文#51のFigure2CのGAPDHの画像とTaxの画像は、
論文#56のFigure3AのGAPDHの画像とTaxの画像や、
論文#69のFigure3AのGAPDHの画像とTaxの画像と、類似しています。
これらの3つの画像は、同一の実験条件から得られたものであることから、データの重複投稿である可能性があります。
さらに、これらの画像は、
論文#71のFigure2のGAPDHの5,6,7,8,9,10,11の7レーン分の画像を加工したもの
(横幅を縮小し、コンストラクトを落とし、9レーン目の画像と10,11レーン目の画像の位置を8レーン目の画像の位置と同じ高さになるように上にずらしたもの)
に類似しており、
前者3つの画像と、後者の論文#71の画像は、実験条件が異なることから、データの流用(捏造・改ざん)が疑われます。
その傍証として、前者3つの画像において、4レーン目と5レーン目の間や、5レーン目と6レーン目の間に、
画像を編集した痕跡と推察される画像の不連続な部分が認められます。
(後者の論文#71の画像については、指摘項目#1~#5において、その他の類似画像である論文#73,75,76,77の画像との類似性についても指摘しています。)


 


指摘項目No.7
論文#67のFigure1のGAPDHの8レーン分の画像は、
論文#71のFigure2のGAPDHの4,5,6,7,8,9,10,11の8レーン分の画像を加工したもの
(横幅を縮小し、6レーン目の画像と9レーン目の画像と10,11レーン目の画像の位置を
それら以外のレーンの画像の位置と同じ高さになるように上にずらしたもの)
に類似しており、
両者は、互いに異なる実験条件により得られた画像であることから、データの流用(捏造・改ざん)が疑われます。
その傍証として、前者の論文#67のGAPDHの画像において、3レーン目の画像の左右や、6レーン目の画像の左右に、
画像を編集した痕跡と推察される画像の不連続な部分が認められます。
(後者の論文#71の画像については、指摘項目#1~#6において、その他の類似画像である論文#51,56,69,73,75,76,77の画像との類似性についても指摘しています。)


 



指摘項目No.8
論文#77のFigure2のβ-actinの1,2,3,4,5,6,7の7レーン分の画像は、
論文#77のFigure3のβ-actinの1,2,3,4,5,6,7の7レーン分の画像や、
論文#79のFigure1のβ-actinの1,2,3,4,5,6,7の7レーン分の画像と、類似しています。
また、これらの画像の横幅を縮小してコンストラクトをあげたものに、
論文#79のFigure2のβ-actinの1,2,3,4,5,6,7の7レーン分の画像が、類似しています。
また、これらの画像の左4レーン分の画像が、 論文#79のFigure3のβ-actinの4レーン分の画像に、類似しています。
これらの5つのβ-actin画像は、互いに異なるサンプルを測定したものであるにも関わらず、
互いに類似しているということは、極めて不自然です。
よって、データの流用(捏造・改ざん)が疑われます。


 


指摘項目No.9
論文#51のFigure2Bのβ-actinの1,2,3,4,5,6,7の7レーン分の画像は、
論文#56のFigure3Aのβ-actinの1,2,3,4,5,6,7の7レーン分の画像や、
論文#69のFigure3Aのβ-actinの1,2,3,4,5,6,7の7レーン分の画像と、類似しています。
また、これら3つの画像のうち、1,2,3,4,5の5レーン分の画像の縦幅を縮小させたものに、
論文#72のFigure1のβ-actinの1,2,3,4,5の5レーン分の画像が、類似しています。
さらに、上記の論文#56のFigure3Aのβ-actinの1,2,3,4,5,6,7の7レーン分の画像のコンストラクトを上げたものに、
同論文#56のFigure3Bのβ-actinの1,2,3,4,5,6,7の7レーン分の画像が、類似しています。
これらの画像は、互いに異なるサンプルを測定したものであるにも関わらず、
互いに類似しているということは、極めて不自然です。
よって、データの流用(捏造・改ざん)が疑われます。


 


指摘項目No.10
指摘項目No.8の画像と、
指摘項目No.9の画像は、
白黒の表示が互いに反転している関係にあるという違いがありますが、
バンドの形状、位置関係が類似しています。
これらの画像は、互いに異なるサンプルを測定したものであるにも関わらず、
互いに類似しているということは、極めて不自然です。
よって、データの流用(捏造・改ざん)が疑われます。




論文#71(長崎大学)

2011-03-25 | 長崎大学での発表論文リスト
論文番号 著者名 論文タイトル名 発表雑誌名 巻、号 ページ 出版年
論文#71 Mori N, Yamada Y, Hata T, Ikeda S, Yamasaki Y, Tomonaga M, Yamamoto N. Expression of survivin in HTLV-I-infected T-cell lines and primary ATL cells. Biochem Biophys Res Commun. 282(5) 1110-3 2001



指摘項目No.1
論文#71のFigure2のGAPDHの1,2,3,4,5レーン目の5レーン分の画像が、
論文#73のFigure1のGAPDHの1,2,3,4,5レーン目の5レーン分の画像と類似しています。
これらの2つのFigureのGAPDH画像は、互いに異なるサンプルを測定したものであるにも関わらず、
互いに類似しているということは、極めて不自然です。
よって、データの流用(捏造・改ざん)が疑われます。

 


指摘項目No.2
論文#71のFigure2のGAPDHの3,4,5,6,7,8,9レーン目の7レーン分の画像は、
論文#73のFigure3のGAPDHの1,2,3,4,5,6,7レーン目の7レーン分の画像や、
論文#75のFigure3のGAPDHの1,2,3,4,5,6,7レーン目の7レーン分の画像や、
論文#76のFigure1のGAPDHの1,2,3,4,5,6,7レーン目の7レーン分の画像と類似しています。
また、これらの画像の左側6列分の画像は、
論文#76のFigure1のGAPDHの8,9,10,11,12,13レーン目の6レーン分の画像とも類似しています。
また、これらの画像の左側3レーン分の画像は、
論文#73のFigure2のGAPDHの3レーン分の画像とも類似しています。
さらに、#77のFigure3のGAPDHの画像の左側6レーン目の画像も、
上記画像(例えば、論文#75のFigure1のGAPDHの2,3,4,5,6,7レーン目の6レーン分の画像)に類似しています。
これらの7つのGAPDH画像は、互いに異なるサンプルを測定したものであるにも関わらず、
互いに類似しているということは、極めて不自然です。
よって、データの流用(捏造・改ざん)が疑われます。

 


指摘項目No.3
論文#71のFigure2のGAPDHの12,13レーン目の2レーン分の画像は、
論文#75のFigure3のGAPDHのの8,9レーン目の2レーン分の画像と類似しています。
さらに、この画像の右側のレーンの一部を切り取ったものに、
論文#71のFigure2のGAPDHの10,11レーン目の2レーン分の画像が類似しています。
また、論文#71のFigure2のGAPDHの画像において、9レーン目と10レーン目の間や、
11レーン目と12レーン目の間に、画像の不連続な部分が認められ、画像を編集した痕跡であると推察されます。
上記のFigureのGAPDH画像は、互いに異なるサンプルを測定したものであるにも関わらず、
互いに類似しているということは、極めて不自然です。
よって、データの流用(捏造・改ざん)が疑われます。


 


指摘項目No.4
論文#73のFigure1のGAPDHの3,4,5,6,7,8,9レーン目の7レーン分の画像は、
論文#73のFigure3のGAPDHの1,2,3,4,5,6,7レーン目の7レーンの画像と類似しています
(Figure3のGAPDHの4レーン目と7レーン目のバンド画像の位置を上にずらし、それら以外のレーンの高さに合わせたものが、Figure1のGAPDHの画像と類似しています。)
また、論文#73のFigure1のGAPDHの画像において、8レーン目と9レーン目の間に、
画像の不連続な部分が認められ、画像を編集した痕跡であると推察されます。
上記2つのFigureのGAPDH画像画像は、互いに異なるサンプルを測定したものであるにも関わらず、
互いに類似しているということは、極めて不自然です。
よって、データの流用(捏造・改ざん)が疑われます。


 


指摘項目No.5 論文#71のFigure3のGAPDHの2レーン分の画像は、
同論文のFigure2のGAPDHの4,5レーン分の画像と輪郭が類似しています。
被告発者は指摘項目No.1-4のようにGAPDH画像を頻繁に流用していることから、
この画像についても、流用がなされている可能性があり、生データの確認が必要ではないでしょうか。
同様に、同論文#71のFigure3のSurvivinの2レーン分の画像は、
同論文#71のFigure2のSurvivinの12,13レーン目の画像と類似していることから、
この画像についても、流用がなされている可能性があり、生データの確認が必要ではないでしょうか。


 


指摘項目No.6
論文#51のFigure2CのGAPDHの画像とTaxの画像は、
論文#56のFigure3AのGAPDHの画像とTaxの画像や、
論文#69のFigure3AのGAPDHの画像とTaxの画像と、類似しています。
これらの3つの画像は、同一の実験条件から得られたものであることから、データの重複投稿である可能性があります。
さらに、これらの画像は、
論文#71のFigure2のGAPDHの5,6,7,8,9,10,11の7レーン分の画像を加工したもの
(横幅を縮小し、コンストラクトを落とし、9レーン目の画像と10,11レーン目の画像の位置を8レーン目の画像の位置と同じ高さになるように上にずらしたもの)
に類似しており、
前者3つの画像と、後者の論文#71の画像は、実験条件が異なることから、データの流用(捏造・改ざん)が疑われます。
その傍証として、前者3つの画像において、4レーン目と5レーン目の間や、5レーン目と6レーン目の間に、
画像を編集した痕跡と推察される画像の不連続な部分が認められます。
(後者の論文#71の画像については、指摘項目#1~#5において、その他の類似画像である論文#73,75,76,77の画像との類似性についても指摘しています。)


 


指摘項目No.7
論文#67のFigure1のGAPDHの8レーン分の画像は、
論文#71のFigure2のGAPDHの4,5,6,7,8,9,10,11の8レーン分の画像を加工したもの
(横幅を縮小し、6レーン目の画像と9レーン目の画像と10,11レーン目の画像の位置を
それら以外のレーンの画像の位置と同じ高さになるように上にずらしたもの)
に類似しており、
両者は、互いに異なる実験条件により得られた画像であることから、データの流用(捏造・改ざん)が疑われます。
その傍証として、前者の論文#67のGAPDHの画像において、3レーン目の画像の左右や、6レーン目の画像の左右に、
画像を編集した痕跡と推察される画像の不連続な部分が認められます。
(後者の論文#71の画像については、指摘項目#1~#6において、その他の類似画像である論文#51,56,69,73,75,76,77の画像との類似性についても指摘しています。)


  


論文#69(長崎大学)

2011-03-25 | 長崎大学での発表論文リスト
論文番号 著者名 論文タイトル名 発表雑誌名 巻、号 ページ 出版年
論文#69 Mori N, Sato H, Hayashibara T, Senba M, Hayashi T, Yamada Y, Kamihira S, Ikeda S, Yamasaki Y, Morikawa S, Tomonaga M, Geleziunas R, Yamamoto N. Human T-cell leukemia virus type I Tax transactivates the matrix metalloproteinase-9 gene: potential role in mediating adult T-cell leukemia invasiveness. Blood. 99(4) 1341-9 2002

指摘項目No.1
論文#71のFigure2のGAPDHの1,2,3,4,5レーン目の5レーン分の画像が、
論文#73のFigure1のGAPDHの1,2,3,4,5レーン目の5レーン分の画像と類似しています。
これらの2つのFigureのGAPDH画像は、互いに異なるサンプルを測定したものであるにも関わらず、
互いに類似しているということは、極めて不自然です。
よって、データの流用(捏造・改ざん)が疑われます。

 


指摘項目No.2
論文#71のFigure2のGAPDHの3,4,5,6,7,8,9レーン目の7レーン分の画像は、
論文#73のFigure3のGAPDHの1,2,3,4,5,6,7レーン目の7レーン分の画像や、
論文#75のFigure3のGAPDHの1,2,3,4,5,6,7レーン目の7レーン分の画像や、
論文#76のFigure1のGAPDHの1,2,3,4,5,6,7レーン目の7レーン分の画像と類似しています。
また、これらの画像の左側6列分の画像は、
論文#76のFigure1のGAPDHの8,9,10,11,12,13レーン目の6レーン分の画像とも類似しています。
また、これらの画像の左側3レーン分の画像は、
論文#73のFigure2のGAPDHの3レーン分の画像とも類似しています。
さらに、#77のFigure3のGAPDHの画像の左側6レーン目の画像も、
上記画像(例えば、論文#75のFigure1のGAPDHの2,3,4,5,6,7レーン目の6レーン分の画像)に類似しています。
これらの7つのGAPDH画像は、互いに異なるサンプルを測定したものであるにも関わらず、
互いに類似しているということは、極めて不自然です。
よって、データの流用(捏造・改ざん)が疑われます。

 


指摘項目No.3
論文#71のFigure2のGAPDHの12,13レーン目の2レーン分の画像は、
論文#75のFigure3のGAPDHのの8,9レーン目の2レーン分の画像と類似しています。
さらに、この画像の右側のレーンの一部を切り取ったものに、
論文#71のFigure2のGAPDHの10,11レーン目の2レーン分の画像が類似しています。
また、論文#71のFigure2のGAPDHの画像において、9レーン目と10レーン目の間や、
11レーン目と12レーン目の間に、画像の不連続な部分が認められ、画像を編集した痕跡であると推察されます。
上記のFigureのGAPDH画像は、互いに異なるサンプルを測定したものであるにも関わらず、
互いに類似しているということは、極めて不自然です。
よって、データの流用(捏造・改ざん)が疑われます。


 


指摘項目No.4
論文#73のFigure1のGAPDHの3,4,5,6,7,8,9レーン目の7レーン分の画像は、
論文#73のFigure3のGAPDHの1,2,3,4,5,6,7レーン目の7レーンの画像と類似しています
(Figure3のGAPDHの4レーン目と7レーン目のバンド画像の位置を上にずらし、それら以外のレーンの高さに合わせたものが、Figure1のGAPDHの画像と類似しています。)
また、論文#73のFigure1のGAPDHの画像において、8レーン目と9レーン目の間に、
画像の不連続な部分が認められ、画像を編集した痕跡であると推察されます。
上記2つのFigureのGAPDH画像画像は、互いに異なるサンプルを測定したものであるにも関わらず、
互いに類似しているということは、極めて不自然です。
よって、データの流用(捏造・改ざん)が疑われます。


 


指摘項目No.5 論文#71のFigure3のGAPDHの2レーン分の画像は、
同論文のFigure2のGAPDHの4,5レーン分の画像と輪郭が類似しています。
被告発者は指摘項目No.1-4のようにGAPDH画像を頻繁に流用していることから、
この画像についても、流用がなされている可能性があり、生データの確認が必要ではないでしょうか。
同様に、同論文#71のFigure3のSurvivinの2レーン分の画像は、
同論文#71のFigure2のSurvivinの12,13レーン目の画像と類似していることから、
この画像についても、流用がなされている可能性があり、生データの確認が必要ではないでしょうか。


 


指摘項目No.6
論文#51のFigure2CのGAPDHの画像とTaxの画像は、
論文#56のFigure3AのGAPDHの画像とTaxの画像や、
論文#69のFigure3AのGAPDHの画像とTaxの画像と、類似しています。
これらの3つの画像は、同一の実験条件から得られたものであることから、データの重複投稿である可能性があります。
さらに、これらの画像は、
論文#71のFigure2のGAPDHの5,6,7,8,9,10,11の7レーン分の画像を加工したもの
(横幅を縮小し、コンストラクトを落とし、9レーン目の画像と10,11レーン目の画像の位置を8レーン目の画像の位置と同じ高さになるように上にずらしたもの)
に類似しており、
前者3つの画像と、後者の論文#71の画像は、実験条件が異なることから、データの流用(捏造・改ざん)が疑われます。
その傍証として、前者3つの画像において、4レーン目と5レーン目の間や、5レーン目と6レーン目の間に、
画像を編集した痕跡と推察される画像の不連続な部分が認められます。
(後者の論文#71の画像については、指摘項目#1~#5において、その他の類似画像である論文#73,75,76,77の画像についても指摘しています。)


 


指摘項目No.7
論文#67のFigure1のGAPDHの8レーン分の画像は、
論文#71のFigure2のGAPDHの4,5,6,7,8,9,10,11の8レーン分の画像を加工したもの
(横幅を縮小し、6レーン目の画像と9レーン目の画像と10,11レーン目の画像の位置を
それら以外のレーンの画像の位置と同じ高さになるように上にずらしたもの)
に類似しており、
両者は、互いに異なる実験条件により得られた画像であることから、データの流用(捏造・改ざん)が疑われます。
その傍証として、前者の論文#67のGAPDHの画像において、3レーン目の画像の左右や、6レーン目の画像の左右に、
画像を編集した痕跡と推察される画像の不連続な部分が認められます。
(後者の論文#71の画像については、指摘項目#1~#5において、その他の類似画像である論文#73,75,76,77の画像についても指摘しています。)


 


指摘項目No.8
論文#77のFigure2のβ-actinの1,2,3,4,5,6,7の7レーン分の画像は、
論文#77のFigure3のβ-actinの1,2,3,4,5,6,7の7レーン分の画像や、
論文#79のFigure1のβ-actinの1,2,3,4,5,6,7の7レーン分の画像と、類似しています。
また、これらの画像の横幅を縮小してコンストラクトをあげたものに、
論文#79のFigure2のβ-actinの1,2,3,4,5,6,7の7レーン分の画像が、類似しています。
また、これらの画像の左4レーン分の画像が、 論文#79のFigure3のβ-actinの4レーン分の画像に、類似しています。
これらの5つのβ-actin画像は、互いに異なるサンプルを測定したものであるにも関わらず、
互いに類似しているということは、極めて不自然です。
よって、データの流用(捏造・改ざん)が疑われます。


 


指摘項目No.9
論文#51のFigure2Bのβ-actinの1,2,3,4,5,6,7の7レーン分の画像は、
論文#56のFigure3Aのβ-actinの1,2,3,4,5,6,7の7レーン分の画像や、
論文#69のFigure3Aのβ-actinの1,2,3,4,5,6,7の7レーン分の画像と、類似しています。
また、これら3つの画像のうち、1,2,3,4,5の5レーン分の画像の縦幅を縮小させたものに、
論文#72のFigure1のβ-actinの1,2,3,4,5の5レーン分の画像が、類似しています。
さらに、上記の論文#56のFigure3Aのβ-actinの1,2,3,4,5,6,7の7レーン分の画像のコンストラクトを上げたものに、
同論文#56のFigure3Bのβ-actinの1,2,3,4,5,6,7の7レーン分の画像が、類似しています。
これらの画像は、互いに異なるサンプルを測定したものであるにも関わらず、
互いに類似しているということは、極めて不自然です。
よって、データの流用(捏造・改ざん)が疑われます。


 


指摘項目No.10
指摘項目No.8の画像と、
指摘項目No.9の画像は、
白黒の表示が互いに反転している関係にあるという違いがありますが、
バンドの形状、位置関係が類似しています。
これらの画像は、互いに異なるサンプルを測定したものであるにも関わらず、
互いに類似しているということは、極めて不自然です。
よって、データの流用(捏造・改ざん)が疑われます。