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虹の向こうに

4人の子どもの父親をしています。
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なぜか少年野球の監督してます。

高速道路を無料にするなら

2009年10月05日 | ひとりごと
民主党がマニフェストに掲げた「高速道路無料化」

是非を含め様々な意見が出ていますが、ここでは敢えて実現に向けて考えたいと思います。

実現に向けた課題と解決策を、完全なる私見の放言にて。


まず、庶民として気になるのは、ETCがどうなるのか。

せっかくここまで作り上げたシステムだし、何よりも安からざる銭を叩いて導入に踏み切った庶民に目を向けてほしい。


次に渋滞対策。

現行の土日1000円でも渋滞ひどいのに、どうなるのか。

ただ、土日「だけ」1000円なのと、いつでも無料とは、単純な比較は難しいとも思いますが。


さらには環境対策の問題。

車が増える政策と二酸化炭素を減らす政策は両立するのか。



それを踏まえて、私見の放言です。


1.「高速道路無料化をETC搭載車に限定する」
ETCを買ってまで高速乗らなくてもいいや、と思う人の分車減らないかなぁ。

それよりも、ETCにつぎ込んだ私財がムダにならずに済むのが大きい。



2.「モーダルシフトの推進」
大都市間の物流は鉄道にシフトする。

全部はムリでもできる範囲はまだ広いはず。

第2、第3の「スーパーレールカーゴ」を。

そして大都市と小中都市間や、都市内の輸送をトラックへ。



3.「行楽地でのレンタカー利用の推進」
今でも「トレン太くん」などありますが、自宅から観光地の最寄り駅間は鉄道で、観光地はレンタカーで。

合わせて、ターミナル駅周辺の駐車場整備を。

いわば、「人のモーダルシフト」

駐車場利用+鉄道利用+レンタカー利用がセットで手軽に安くなる的システムの構築及び利用促進。



4.「高速道路の通行を制限するシステム」
渋滞が一定の長さになった、あるいはなりそうになったら、貨物・物流(トラック)、公共交通(高速バスなど)、特別用途(障がい者関係など)をのぞく一般車の高速道路への流入を停止する。

ETCのシステムを活用した車種・用途の振り分け。

急に「乗り入れ停止」ってなるのは混乱を招くので、こまめな渋滞予測や停止措置情報の広報のシステムを、既存の交通案内などを有効に活用して行っていく。



とまあ、実現性の根拠などお構いなしの私見です。

ただ、高速料金無料化と渋滞解消を両立すれば、流通も公共交通もバスツアーもコストカットになって、料金抑制やサービス向上につながるし、鉄道に対するサポートがあれば、それぞれの良さを活かしたビジネススタイルもあり得るはず。


一つの政策を実現するための課題が多いととるか、一つの政策実現が他の多くの課題も解決できるととるか・・・ってとこでしょうか。