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虹の向こうに

4人の子どもの父親をしています。
リバ剣、段位は三段。
なぜか少年野球の監督してます。

Why,the Whiteband?

2005年09月25日 | ひとりごと
皆さんはホワイトバンドって知ってますか?

そう、最近メディアにでる人がこぞって腕にはめてる白いゴム製のリングです。

じゃあ、その意味を正確に知ってますか?

まずはこの二つのホームページ(HP)を見てください。
ホワイトバンドを提唱しているHP(リンク①)>
ホワイトバンドに疑義を訴えているHP(リンク②)>

「赤い羽根」のお友達と思っていた人はいませんか?(ちなみにボクはそうでした・・・)

きちんと知りたいな、と思って検索したらリンク①に出くわしました。
で、「ほぉ」と思っていたら、友人がちゃが24日付日記でこのことを取り上げていて、そこでリンク②に出会いました。
で、「ふむ」と思って満を持して・・・はいないけど、書いてみようかと。

貧困の救済を、募金ではなく抜本的な改革を政策面から取るように求める、草の根的な運動、というのが、まぁ、簡単な要約になるんでしょうか。

求めているのはお金ではなく、改革を求める声だ、ということ。

このプロジェクトに賛同している著名人は多く、かのビル・ゲイツもその一人だとか。

「じゃあ、金出せばいいじゃん、ビル」

というわけでもない、との主張。

ビル・ゲイツの全資産をつぎ込んでも、4年分の借金返済にしかならず、根本的な貧困の解消にはならないというわけです。

そういうとこだけみれば、いい活動にも見えます。

ただ、疑義もなく賛同できるか、というと、どうでしょうか。

ホワイトバンドはファッション的に着けられている傾向があって、どれだけ活動の趣旨が浸透しているかは疑わしい。
というより、とにかく着ける人を増やそうと、趣旨を曖昧にしている感もあります。

街には白い“輪ゴム”を腕に巻いて、「何となくいいことしてる」若者や、「著名人とおそろで喜んでいる」若者であふれています。

今の、少なくとも日本の政治は、国民の声を真摯に受け止める寛容さに欠けています。
その上、国内ですらまともに目を向けない政治家たちに、「海外の貧困に目を向けろ」と本気で訴えても届くのかどうか。

それなのに、貧困政策を何とかしろ、というパフォーマンスは曖昧にして、とにかくエセ賛同者を増やして満足しているフシはないか?

諸外国の活動はわかりません。
ただ、日本のホワイトバンド活動には、やっぱり100%の賛成ができない、そんな気分です。

皆さんはどうですか?