リーガルパット、コンポジションブックと並ぶアメリカならではのノートがステノブックです。
Stenograph(速記)から来ている呼び名なので、速記用ノートということになります。
何が速記用なのかというと、最大の特徴は真ん中に引かれた縦線です。
縦線の左側に大雑把に記入していき、右側でまとめたり、左側に書き込んだあと続きを右側に書いていく使い方をするようです。
確かに、横にだらだらと記入していくのではなく、縦に記入していった方が使いやすい場合が結構あります。
そして、リーガルパットと同じく立ったままでも記入がしやすいように裏が厚めの厚紙になっています。
リーガルパットとの違いはホッチキス止めではなくスパイラルノートになっていることです。
そして、各ページは切り離せるようにミシン目が入っています。
サイズは6×9inch(152×228mm)程度で、80シートのものが多いです。
左側に縦線が入っているノートに比べ、真ん中に縦線が入っているノートは一般的には使いづらいと思うのですが、定番商品として売られているのはサイズがちょうどいいからではないかと思います。
自分が仕事で使っているノートは、A4やB5だと机の上で使うにはサイズが大きいので、A5程度のものを使うことが多いです。6×9inchはA5よりも少しだけ大きいサイズです。
また、自分で使ったステノブックを見てみると、縦線を意識して使っているページもありますが、ほとんどのページは縦線を無視して記入しています。
こういう使い方のノートだからそう使わないととは思わずに、気楽に使うのがいいと思います。
実は今までは、リーガルパットと同じく裏面に記入しない使い方をしていたのですが、裏にも記入して見開いた状態で長縦長のノートとして使ってみようかなと思っています。