鈴木康博　”YASS SELECTION SPECIAL2011”

2011-02-13 14:58:17 | ♪ライブレポ（Ｙａｓs）

朝起きてみたら何年かぶりの積雪で
どうなることかと思いましたが、昼過ぎには晴れてきて無事に会場へ。
本日のライブ会場は大阪の”ＡＫＡＳＯ”。逆から読んだら”オーサカ”、というのが名前の由来とか・・・
そこそこの年齢の方には”旧バナナホール”と言った方がいいかもしれませんね。私としても、青春時代の思い出がある懐かしい場所であります。そんな場所でのヤスさんのスペシャル・バンドライブ。長いレポになりそうですが、いってみましょう♪

さて、ヤスさんライブでは下手側がお約束な私。（好きなんですよ、ヤスさんを左から見るのが）
中央付近、フロアが一段高くなった部分の下手に席を確保して開演を待ちます。
定刻5分過ぎ、バンドメンバーと共に登場！本日のヤスさんは白地に紺のストライプシャツに黒のパンツ、シャープな感じ

オープニングは
『City Woman』
そして2曲目に早くも
『Starlight Serenade』

あ～、もう！やっぱりこの曲好きだわ～。
大サビの、これでもかっ！っていうくらいたたみかけられる音の重量感。バンドで聴くと迫力が違います。吉岡さんと松ヶ下さんの生コーラスも迫力！
と、はやくも私のテンションは急上昇

「大阪でバンドでやるのはアニバーサリーライブ以来、約3年ぶりです」とヤスさん。

アニバーサリーライブは2008年の９月でしたっけ。ホント、久しぶり。バンドの皆さん、よくぞ大阪までお越し下さいました。関西人としては嬉しい限り

「バンドでやる時は、あまりしゃべらずに曲をどんどんやろうと」

ということで、ここから4曲続きました。

『夜はふたりで』
『愛の終わる時』
『雨がノックしてる』
『季節は流れて』

以前ソロライブで、アコギ1本の『季節は流れて』を聴かせていただいて、それはもう凄かったんですが、今回はエレキで、このギターソロ！たまりません
『愛の終わる時』は、さすがに当時のあのキーでは聴けませんでしたが、これは納得のアレンジ。大人っぽくてカッコイイ仕上がり。ヤスさん、さすがです！！

ここから、ヤスさんはアコースティックギターに持ち替えて。ＡＯＲな雰囲気の曲が続きます

『雨よ激しく』
『瑠璃色の夜明け』
『美しい思い出に』
『五時半の電車』
『Together』
『挽歌』

『五時半～』には、思わず「おぉぉ！」と声が出そうになりました。まさかこの曲がライブで聴けるなんて！
ヤスさんて、本当に抽斗が多いなぁと感心させられる曲です。
『Together』を生で聴くのも私初めてかも。高校生の頃、英語の授業でこの歌詞に出てくるケネディの演説を習っていた時に、ちょうどCMで使われていたんですよね。英語の先生が「あのCMの曲、いいわね」と言っていたのがとっても嬉しかったことを思い出しました

さて、ここでヤスさんと松ヶ下さんを残して他のメンバーは一旦退場。
松ヶ下さんと二人だから、アルバム『WITH』の曲かなぁと思ったところ、これがとっても嬉しいサプライズ

『潮の香り』
『海辺にたたずんで』

ソロライブではアコギの弾き語りになる曲ですが、松ヶ下さんのキーボードが入ることで、ぐ～っと世界観が広がります。
あれ？松ヶ下さん、いつのまにアゴヒゲ？とっても、お似合いです
ここで松ヶ下さんも退場。

「今新しいアルバムを作っていて・・・ってずっと言ってますが（笑）」とヤスさん。確かに昨年からそう聞いてます

なかなか曲が出来なくて、でも無理して納得のいかない曲を作ってもしょうがないし、本当に歌いたい曲をじっくり作りたい・・・といったようなＭＣのあと、できたての新曲を披露して下さいました。

「つっかえずにできるかなぁ」と、若干緊張した面持ち。アコギ１本で披露された曲は、

『転がる石に苔は生えない』

これ、凄くいい
とってもリズムがあって軽快なサウンド、歌詞もヤスさんにしか書けないメッセージソングです。
・・・とかいいながら、歌詞のワンフレーズすら思い出せない私（爆）
すんません、メモ取らないもので　ま、アルバムをお楽しみにってことです

再びバンドメンバー全員登場して、

『Believe in our smile』
『Long slow distance』

いつにも増してノリノリな『Believe～』。
ひょっとしてヤスさん、新曲披露が相当プレッシャーだったのでしょうか？？？
”さぁ宿題終わった！遊ぶぞぉ～”、みたいな満面の笑顔
とっても楽しそうにギター弾いてます♪

この後はもう客席も立ち上がり、会場全体がノリノリに

『個人の自由と平等』
『歴史は夜つくられる』
『一億の夜を越えて』
『のがすなチャンスを』

『のがすなチャンスを』での松ヶ下さんのキーボードソロ、超派手～

最後はもちろん、

『燃ゆる心あるかぎり』

アンコール、この２曲は外せません！

『ランナウェイ』
『SAVE THE LOVE』

う～、このギター！！
エレキをこう、右腰に乗せるようにして弾く姿、やっぱりカッコいい！！
ロックなヤスさん最高や～

そして、アンコール最後は昨年のソロライブでは聴くことのなかったこの曲。

『いくつもの星の下で』

ここで終了！のはずですが、場内の興奮冷めやらず、拍手が鳴りやみません。
正直、私的には、今日はもうここで十分、と思っておりました。
だって、休憩なし、歌いっぱなしの２時間半。スペシャルバージョンでいつも以上に熱唱されて、しかもずーっとあの超絶技巧なギターも弾いてるんですよ？相当疲れていらっしゃるのでは・・・と、ちょっと心配したりしてまして

しかしヤスさん！元気に出てきて下さいました　ダブルアンコール！！

「これだけ花束もらった後で『花はいらない』もないだろうってよく言われるんですが（笑）」

『でももう花はいらない』