大丸心斎橋劇場は、大丸北館の14階。
大丸北館っていう呼び方、なんだか違和感ありますねぇ。ちょっと前まで「そごう」だったのに
さて、2月の最終日に、その”旧そごう劇場”で行われた鈴木康博さんのライブに行って参りました
今回はいつものソロアクトでも、バンドスタイルでもなく、キーボード&アコースティックギターという編成。
どんな選曲になるのか、楽しみです♪
定刻5分過ぎにヤスさんと松ヶ下さん登場!
ヤスさん、今日は立ったままギターを抱えます。ステージにはキーボードとグランドピアノ。
まずはグランドピアノの前に座った松ヶ下さん、奏でた一曲目のイントロは・・・。
『汐風のなかで』
昨夏の渋谷・クアトロでは、ヤスさんがピアノでボロボロだった曲
ですが、やっぱりこの曲はピアノの方がいい!
続いてカッコ良く『Keep on Running』を決めたところでMC。
「こんにちは、といった方がいい時間ですね」
そりゃそうだ。開演時間が16時ですもん。
「オフコースの曲をやります。」
『恋人よそのままで』
『美しい思い出に』
「静かな曲が続きましたが、今日はこれからどんどん静かになっていきますから(笑)」
松ヶ下さんと二人でやるってことで、
「リクエストとか関係なく、二人で合わせやすい曲を選んでます。今日はやりたい曲をやりたいようにやらせていただきます」とのこと。
「オフコース時代の曲は曲名を言わなくてもいいのでしょうけど、ソロの曲はそういうわけにはいかないのかな。でも敢えて曲名は言わずにおきます」
『瑠璃色の夜明け』
『君を思うとき』
大人っぽく、渋く。いやいや、”きかせて”くれますねぇ
今回、松ヶ下さんが旋律を弾くので、ヤスさんもギターの負担が減るからか、安心して歌に専念してる感じ。私も歌に聴き入ってしまいます。こうしてみると、これまでのライブでは、いかに自分の意識がヤスさんのギターに集中していたのかがよくわかりました。
あっ、いや、だからって決して歌を聴いていなかったというわけではないですよ念のため。
「え~、ここでちょっと趣向を変えて、といいますか・・・」
例の福袋のコーナーです!
見事この幸運(?)を射止めたのは神戸出身で東京在住の男性。ご本人の希望した曲は、
『恋を抱きしめよう』
ヤスさんのギター、そしてコーラス付き。
客席も手拍子で盛り上げます。このノリ、大阪だから実現した企画??
緊張されていたとのことですが、さすがにお上手でした。
さて、ここからはヤスさん一人で、
『春の贈り物』
『挽歌』
『失恋のすすめ』
『春の贈り物』を生で聴くのはおそらく初めてでしたが、このギター!凄かったです。
ここで、松ヶ下さん再登場し、『あの若者』をしっとりと。
「このライブのために、二人それぞれインストロメンタルの曲を作ったので、聴いて下さい。」
まずは松ヶ下さんの曲。タイトルは『おくちゃーぶり』
どこの方言??と思ったら、ロシア語で”10月”の意味だとか。すいません、スペルがわかりません。確かにどことなくロシア民謡を彷彿とさせる哀感漂う美しい曲でした。なぜにロシア語?と不思議でしたが、よく考えたら松ヶ下さんはかつて”電波少年”でロシアを彷徨ったんでしたっけね
ヤスさんの新曲はまだタイトルが無い『作品番号449』
こちらは一転してヤスさんらしい、都会的でさわやかなポップスでした
続いて松ヶ下さんがピア奏でたイントロ!私の大好きなこの曲!
『夕山風』
そして、これも私が是非ピアノで聴きたいなぁと思っていた、
『海側の景色』
「皆さん楽しんでいただけていますか?僕はものすごく今日はリラックスしてやらせてもらってます。」
ホント、今日のヤスさんは最初から、かなりリラックスした様子に見受けられました。
いつものライブハウスとは違って、客席が暗くて見えないのがいいらしい(笑)
「最後になりますが、2曲続けて聴いて下さい」
『時計台の下で』
『Words for You』
おぉ~、アルバム『Anyone』からの2曲。『Words for You』ではヤスさん、ギターを外し、ピアノの伴奏のみでボーカルを取ります。
いまさら何をと思われるかもしれませんが、言わせて下さい。
やっぱ、ヤスさん歌うまい!
アンコールはもちろん『いくつもの星の下で』
・・・ここで終了、のはずが客席の拍手は止みません。ダブルアンコール
「ホントになんにも用意してなくて、どうしようかと言ってたんですけど・・・『Run Away』やろうかと。」
やった!客席から歓声があがります。譜面台のファイルをめくるヤスさん。
「歌詞が・・・ない、ですね」
不安そうなヤスさんの横で、キーボードの前に座った松ヶ下さんは「いつでもどうぞ」という表情でヤル気満々。
ヤスさんも、え~い、やっちゃえみたいな感じなのがオカシイ
ステージも客席もノリノリで終了。
・・・ ということで、松ヶ下さんとのジョイントライブ、
ボーカリストとしてのヤスさんの魅力
を再発見できた感じで、非常に新鮮でした
ヤスさんもこのスタイルが気に入ったようで、これからも続けたいとのこと。
是非続けて下さい。このスタイルで聴きたい曲、まだまだ沢山ありますから。
二人でCDを出そうかという計画もあるそうで、今後のライブともども楽しみです♪
私、実は松ヶ下宏之さんって知らないって思っておりました。しかーし、nanoriさんが書いてくださった、このくだり『よく考えたら松ヶ下さんはかつて”電波少年”でロシアを彷徨ったんでしたっけね』。ここでピーン!と来ました。あの人か!!って。で、お写真を確認。やっぱり!
ヤスさんがこのスタイルを気に入ってるってことは!私もまた参加できる可能性があるかな?!期待!
いや~マニアックな選曲ですねぇ~!
普段のライブではなかなか聴けない「海側の景色」「時計台の下で」などの曲が聴けるのがいいですよね
松ヶ下さんのピアノの音色に沿って歌うヤスさんのボーカル、もう想像しただけでも感動しちゃいます
nanoriさんのレポからそれがひしひしと伝わってきます。
特に、「夕山風」はさぞ素敵だったことでしょう
「福袋」やはりやったのですね
福袋コーナーにチャレンジした方に敬意を表します!!
終わったあと、時間はあるは一人だわで寂しかったっす
で、そうです。キーボードはあの「Bloom of Youth」の松ヶ下さんです。
って、私も一番最初にヤスさんのバンドで見た時には気づきませんでしたけど
(だって、当時はキーボードじゃなかったような・・・)
このライブ、きっとまたやってくれるでしょう。その時は是非!
今回のライブ、私のつたないレポじゃなかなか雰囲気が伝わりにくくて、書いててもどかしかったのですが、楽しんで頂けたならよかったです
『Words for You』は以前、「いつかヤスさんのピアノで聴きたいです」とリクエストしたことがありまして。
今回、ピアノは松ヶ下さんでしたが、念願かなって嬉しかったです
バンドでもソロでもない、ボーカリストを味わえる空間、贅沢ですね~~~。ヤスさんも気持ちいいのでしょうね。そんな感じがレポから伝わってきます。
最近、自分は「愛をよろしく」がヘビーローテーションです。あの頃(出た当初)は、「あれっ、ギターソロは?」とか、思っていましたが、ここに来て、ずんずん来ています。
なんですが、今年は地方公演が今のところないのでちょっと残念です。
でも今年もヤスさんのCDは聞きまくりです。
nanoriさんからの一言言わせてメールが来た時は、なんだか可愛らしくて笑っちゃった(笑)
松ヶ下さんがいると、ヤスさんはリラックスして演奏できるのね~!
あたしは江戸の旅だったので今回は残念ながら参加できなかったけど、
こんなライブも観たいなぁ♪
東海地方にも来てくれないかな~♪
しかし、松ヶ下さんって電波少年出てたの??ロシアの旅??
なんだか覚えてるような覚えてないような・・・
サムシングエルスは一生懸命見てたから覚えてるんだけど。つーか、CDも買ったし(笑)
あれ?猿岩石も電波少年だったよね?
あと、お笑いコンビとロバのロシナンテ!!お別れする時、号泣したわぁ
こんなに覚えてるのに、松ヶ下さんが思い出せないーーー!!
ご自分では「年々声も衰えて・・・」といったMCをされていましたが、私的には年々味わい深い歌声になって素敵だと思ってます。
で、「愛をよろしく」、私も最近よく聴いています!
というか、暖かくなってくると聴きたくなるんですよね、この曲。
「Alone」、「SOLONG」と併せて、”春先三部作”なんです
ま、私も「Bloom of Youth」と聞くまではまったく思い出しませんでしたけれど
いつもとはひと味違うライブで、終わった後、ひじょ~に、誰かと感想を言い合いたかったのです。で、メールしよう!と。
でもあまりに語りたいことが多すぎて、書ききれず、あの「ひとことだけ」メールしちゃいました
でも伝わったでしょ?
次回は是非一緒に行きましょう。
最初はなぜかとても緊張しました。でもヤスさんが楽しそうに歌ってるのを聴いてると、こちらもとても心地よくなりました。ソロでもなく、バンドでもなく、二人ってスタイルもいいですね。
様々な歌を聴きながら、私もいろいろ思うところがありました。会場で知り合った方と夕食食べながら熱く語り合ってしまいました。
また関西に来てほしいです。
確か昨年の京都ライブの時にもコメントくださいましたよね?
ありがとうございます
今回のライブはとっても心地よくって、ホントあっというまでした。
終演時間が早かったから、ゆっくり食事されたのでは?会場で知り合った方と、すぐに熱く語れる仲になるっていうのも、ヤスさんのライブならではだと思います。
また関西のライブでは一緒に楽しみましょう!