何もない部屋

言葉や感情が溢れそうな夜に、
詩や日々考えていることを書いてます。

一番星

2018-08-21 22:32:52 | 
一番星を目指して
歩いていた
ためらいのない笑顔
愛の深さ
その意味も知らず
そばにいるのが当たり前で
暗がりの道は
いつも誰かが照らしてくれた
まっすぐに続く道
綺麗に咲いた花にも気づかずに
踏みつけて通り過ぎる日々
光は次第に薄れて
一番星はいつの間にか消えていた
ひとり暗い道
今もどこにも辿り着けないまま
足跡を探っている
人って愚かだな
失ってからしか
気づけないなんて