宮崎県の東国原英夫知事は28日、宮崎市の知事公舎であった若手建設業者らとの懇談会で「徴兵制があってしかるべきだ。若者は1年か2年くらい自衛隊などに入らなくてはいけないと思っている」と述べ、懇談会の終了後、知事は「道徳や倫理観などの欠損が生じ、社会のモラルハザードなどにつながっている気がする」と言及し、「軍隊とは言わないが、ある時期、規律を重んじる機関で教育することは重要だと思っている」と語った。
記者団に真意を問われた知事は発言を撤回せず、「若者が訓練や規則正しいルールにのっとった生活を送る時期があった方がいい」と持論を展開した。
個人的にも若い世代に規律を重んじるというか、道徳心を育む教育は不可欠であると感じるし、数年前までは徴兵制がその役割を果たすという、東国原知事と同じような考え方をしていたのだが、ふとそういったことを徴兵制という制度や自衛隊に任せきりにしてもいいものであるのかどうかという疑問がわき、結論としてそういった教育を義務教育として小中学校で組み込むことが大切なのではないかという考えに至った。
モンスターペアレントと呼ばれる学校教育に対して理不尽な要求をしてくる親のせいで、学校が教育のための公的施設からただのサービス業に貶められているような印象もあるが、集団生活、部活内の上級生や下級生との関係の構築、教師に対する敬意など、社会性を育てる環境は整っているし、東国原知事のいう道徳や倫理観の欠損から来る社会のモラルハザードの防止として、学校教育を規律のある機関として教育を見直せば、充分にその役割を果たすことは間違いないと考える。
徴兵制はそもそも国家を守るための役割を果たせる人材として国民を徴用するが、そこには人間性の教育という項目はないだろうし、そうなれば戦闘行為の知識を無駄につけて警察が手におえなくなるようなモラルの欠損したままの犯罪者を生み出しかねないと危惧する。
災害発生に対して迅速に的確な行動が取れるように知識を見つけさせるとかならともかく、徴兵制というのは実行したところで意味があるとは考えられず、それならば徳育や教育に対する教師の権限強化など、学校教育を根本的に見直すべきであるというのが、現在の考えである。
記者団に真意を問われた知事は発言を撤回せず、「若者が訓練や規則正しいルールにのっとった生活を送る時期があった方がいい」と持論を展開した。
個人的にも若い世代に規律を重んじるというか、道徳心を育む教育は不可欠であると感じるし、数年前までは徴兵制がその役割を果たすという、東国原知事と同じような考え方をしていたのだが、ふとそういったことを徴兵制という制度や自衛隊に任せきりにしてもいいものであるのかどうかという疑問がわき、結論としてそういった教育を義務教育として小中学校で組み込むことが大切なのではないかという考えに至った。
モンスターペアレントと呼ばれる学校教育に対して理不尽な要求をしてくる親のせいで、学校が教育のための公的施設からただのサービス業に貶められているような印象もあるが、集団生活、部活内の上級生や下級生との関係の構築、教師に対する敬意など、社会性を育てる環境は整っているし、東国原知事のいう道徳や倫理観の欠損から来る社会のモラルハザードの防止として、学校教育を規律のある機関として教育を見直せば、充分にその役割を果たすことは間違いないと考える。
徴兵制はそもそも国家を守るための役割を果たせる人材として国民を徴用するが、そこには人間性の教育という項目はないだろうし、そうなれば戦闘行為の知識を無駄につけて警察が手におえなくなるようなモラルの欠損したままの犯罪者を生み出しかねないと危惧する。
災害発生に対して迅速に的確な行動が取れるように知識を見つけさせるとかならともかく、徴兵制というのは実行したところで意味があるとは考えられず、それならば徳育や教育に対する教師の権限強化など、学校教育を根本的に見直すべきであるというのが、現在の考えである。
