民主党幹部が「保守本流」を名乗る場面が目立っている。
かつての自民党政権が重視した穏健な現実路線を標榜し、安倍首相を異端児扱いすることで、保守層の支持を獲得する狙いがあるとみられる。ただ、現在は共産党との協調路線を模索しており、民主党の保守路線は早くも揺らいでいる。
「安倍首相は保守ではない。急進改革で、日本が大事にしてきたものを壊そうとしている。むしろ、民主党こそ、支え合い、助け合い、寛容の精神がある」
枝野幹事長は10日、前橋市内での講演で、集団的自衛権に関する憲法解釈を変更し安全保障関連法を成立させた首相を、伝統的な保守政治の流れから外れると批判した。安倍首相の「急進改革」ぶりを争点化したい枝野氏は最近、「民主党こそ保守本流だ」と語る。(YOMIURI ONLINEより)
保守の定義は、古くからの習慣・制度・考え方などを尊重することにあるわけだが、民主党の言う保守の原点はどこかという部分が大変気になる。かつての自民党政権が重視した穏健な現実路線という部分、ここがいわゆるかつての自民党の「土下座外交」と呼ばれた弱腰外交、特に特亜三国に対する国益度外視の外交手法のことを言っているのならば、なるほど民主党のやろうとしているのは「保守本流」なのだろうし、安倍首相は土下座外交を行わない「急進改革」なのだろう。
基本的なイメージとして、保守とは変化を好まず現状を守り、改革は変化を受け入れ現状を変化させるというものになると思うが、日本という国はその双方をうまく取りいれて成長していった国家であると考える。明治維新後の日本は海外の多種多様な技術を取り入れて自らのものとしていきながらも、日本独自の文明は保持し続けてきた。この場合の変化は、日本がより成長するために行われてきたものであり、安倍首相の手法もその範疇に入るものであると思われる。
対して民主党のやろうとしている「保守」とは、日本の行ってきた間違った外交を復活させ、日本の国力に制限をかける間違ったやり方であるというイメージしかない。なにしろ共産党との協調を模索するほどなのだから、国家のために何をするかではなく、数を確保するためにそれ以外を無視するという本末転倒なやり方を行おうとしているのだから。
「日本が大事にしてきたものを壊そうとしている。むしろ、民主党こそ、支え合い、助け合い、寛容の精神がある」という部分、いってみれば主語を抜かして意味をぼかしているとしか思えない。民主党がしようとしているのは、経済的な危機にある中国や韓国を日本が国益を度外視して支え、助け、何をされても土下座し続ける「寛容」な姿勢を持ち続けろという売国政治ではないのか?
日本が日本を立て直すことを最優先に考えて政治を行うことを「急進改革」というのならば、その手法は間違いではないと断言できる。民主党の「売国保守」より安倍首相の「救国改革」こそ、国民が求める政治なのだから。
かつての自民党政権が重視した穏健な現実路線を標榜し、安倍首相を異端児扱いすることで、保守層の支持を獲得する狙いがあるとみられる。ただ、現在は共産党との協調路線を模索しており、民主党の保守路線は早くも揺らいでいる。
「安倍首相は保守ではない。急進改革で、日本が大事にしてきたものを壊そうとしている。むしろ、民主党こそ、支え合い、助け合い、寛容の精神がある」
枝野幹事長は10日、前橋市内での講演で、集団的自衛権に関する憲法解釈を変更し安全保障関連法を成立させた首相を、伝統的な保守政治の流れから外れると批判した。安倍首相の「急進改革」ぶりを争点化したい枝野氏は最近、「民主党こそ保守本流だ」と語る。(YOMIURI ONLINEより)
保守の定義は、古くからの習慣・制度・考え方などを尊重することにあるわけだが、民主党の言う保守の原点はどこかという部分が大変気になる。かつての自民党政権が重視した穏健な現実路線という部分、ここがいわゆるかつての自民党の「土下座外交」と呼ばれた弱腰外交、特に特亜三国に対する国益度外視の外交手法のことを言っているのならば、なるほど民主党のやろうとしているのは「保守本流」なのだろうし、安倍首相は土下座外交を行わない「急進改革」なのだろう。
基本的なイメージとして、保守とは変化を好まず現状を守り、改革は変化を受け入れ現状を変化させるというものになると思うが、日本という国はその双方をうまく取りいれて成長していった国家であると考える。明治維新後の日本は海外の多種多様な技術を取り入れて自らのものとしていきながらも、日本独自の文明は保持し続けてきた。この場合の変化は、日本がより成長するために行われてきたものであり、安倍首相の手法もその範疇に入るものであると思われる。
対して民主党のやろうとしている「保守」とは、日本の行ってきた間違った外交を復活させ、日本の国力に制限をかける間違ったやり方であるというイメージしかない。なにしろ共産党との協調を模索するほどなのだから、国家のために何をするかではなく、数を確保するためにそれ以外を無視するという本末転倒なやり方を行おうとしているのだから。
「日本が大事にしてきたものを壊そうとしている。むしろ、民主党こそ、支え合い、助け合い、寛容の精神がある」という部分、いってみれば主語を抜かして意味をぼかしているとしか思えない。民主党がしようとしているのは、経済的な危機にある中国や韓国を日本が国益を度外視して支え、助け、何をされても土下座し続ける「寛容」な姿勢を持ち続けろという売国政治ではないのか?
日本が日本を立て直すことを最優先に考えて政治を行うことを「急進改革」というのならば、その手法は間違いではないと断言できる。民主党の「売国保守」より安倍首相の「救国改革」こそ、国民が求める政治なのだから。