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小説ばかりの同人ブログ

二人のデート2。

2010-07-23 23:44:00 | 遊戯王
多数の人からのリクエストで、「二人のデート」の遊アキ版です。どうぞ!




アキ「どう、遊星?このお店のケーキのお味は?」
遊星「あぁ、とても美味しいな。流石アキオススメの店だな。」
アキ「でしょ?」


とあるカフェで楽しそうにお茶を楽しみながら、不動遊星と十六夜アキは会話していた。
はたから見れば、仲の良いカップルにしか見えない光景である。
しかし、それを凝視する四人の人影があった。


龍可「何よ、楽しそうにしちゃってさ・・」
龍亞「まぁまぁ、龍可落ち着いて・・」
カーリー「これはスクープよ!現キング不動遊星、熱愛発覚!」
ブルーノ「駄目だよ、プライベートぐらい自由じゃないと・・」


龍可、龍亞、カーリー、ブルーノは変装して遊星達の様子を伺っていた。
龍可に至っては、ただただ不貞腐れているだけなのだが。


龍可「遊星の馬鹿・・。アキさんとあんなに楽しそうに話しちゃってさ・・」
ブルーノ「まーまー、遊星は誰にでもあんな感じだよ。」
龍亞「そ、そうそう!遊星は誰にだって優しいんだからさ!」
カーリー「あ、ちょっと皆!二人が動くわよ!」



会計を済ませ、カフェを出た二人を龍可達は引き続き尾行していた。
遊星「アキ、今度は何処に行きたいんだ?」
アキ「遊星と一緒なら何処だって♪」


そしてアキは遊星の腕に抱きついた。
遊星「!?」


突然のアキの行動に、遊星は驚きを隠せなかった。それは遊星だけでなく、四人も驚いていた。
龍亞「うわー、アキ姉ちゃんって以外と大胆だなぁー。」
カーリー「私も見習わなくちゃいけないんだから!」



遊星「な、なぁアキ・・」
アキ「ん、どうしたの遊星?」
遊星「そ、その・・・」


遊星は赤くなった頬を掻きながら、何か言うのを躊躇う様な仕草を見せる。
アキ「?」
遊星「その・・胸が当たってるんだが・・」


確かに、アキが遊星の腕に抱きついてる上、アキの豊満な胸が遊星の腕に当たっていた。
アキ「・・遊星のエッチ。」
遊星「な!?」
アキ「やっぱり遊星も男の子なのね・・・。だったらもっと押し付けてあげようか?」
遊星「・・勘弁してくれ。」
遊星はアキから視線を逸らし、頬を赤くしたままそう呟いた。




龍亞「た、確かにあんな事されちゃあ遊星じゃなくてもそうなるよね・・」
龍亞は二人の様子を見て、苦笑しながら言う。
ブルーノ「積極的だねぇ・・・。」
カーリー「私も見習わなくちゃ・・って龍可ちゃん?」


カーリーが後ろを振り向くと、蹲って今にも泣きそうな龍可の姿があった。
龍可「私だって・・後数年立てば大きくなるもん・・・」
カーリー「あれ、龍可ちゃん?ひょっとして胸の事・・」
龍可「気にしてませんよ、気にしてませんから・・・」
カーリー「(絶対気にしてる・・)」


龍亞「だったらさ、龍可とアキ姉ちゃんの胸が均等になれば良いんじゃないの?」
その時、龍可の頭の中である案が浮かんだ。


ブルーノ「無茶だよ、それは。」
龍可「いいえ、出来るわ。」
ブルーノ「え?」
龍可「エンシェント・フェアリー・ドラゴンに頼んでそうしてもらうのよ。最悪呪いになっても構わないわ・・。」
龍可はゆっくりとその場から立ち上がり、邪悪な笑みを浮かべながらそう言った。


龍亞「だ、駄目だよ龍可!人を呪わば瓜二つって言うだろ!」
ブルーノ「それを言うなら穴二つじゃ・・」
カーリー「もー、静かにしないと二人にバレちゃうかもしれないんだから!」


遊星「・・・」
アキ「どうしたの、遊星?」
遊星「いや、さっきから誰かに見られてる気が・・・」
アキ「気のせいじゃない?」
遊星「そうだな。」


そして二人は歩き出す。
この日、十六夜アキにとっては最高の一日となったそうな。



龍可「絶対大きくなるもん・・アキさんより大きくなるもん・・・・」
そして一人の少女が何かを決意した日でもあった。
                               -終わりー



んー、何か上手く書けてないな・・・リクエストなのに・・。
試験明けで疲れてるのか?
それよか何かキャラ崩壊がある気がするな、この小説・・・

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
あの・・・ (パワーツール)
2010-07-24 06:31:54
久しぶりです パワーツールです
龍可とアキの遊星の取り合いが、どんどん過激になっている気がするのは私だけでしょうか。
ドス黒いVSドス黒い(笑)すみません。
では勉強頑張ってください。
Unknown (kou)
2010-07-24 10:55:18
お久しぶりです!

龍可が黒い…(泣)

まあこの程度の壊れは許容範囲ではないかと。

泣きそうな龍可はともかく、うずくまっていじけている龍可が可愛いと思ってしまった…


いっそ今度は三人でデートしたらいいよ。
ほのぼのと純粋に。
戯言でした。
では。
Unknown (黒炎)
2010-07-24 21:09:27
今回のキャラ崩壊の程は効果を使わないで攻撃したスピード・ウォリアー並なので別に良いです。(軽ッ!

小説本編ですが、アキの胸は抱きついたら確実に当たります。そして遊星は赤面せざるを得ないですな。
後これ結構カーリーが輝いてますね。結構記者らしさが出ていましたよ。

それでは。
はじめまして (星羅)
2010-07-27 10:12:34
はじめまして、星羅
です。いつもこの小説を楽しみにしてます。実はお願いがあるんですが、遊星の初恋的なものを書いていただけませんか。

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