山に癒されて…♪

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九州遠征6 霧島・韓国岳 2

2019年05月15日 | 山登り 九州のお山
2019年5月4日(土)☀ えびの高原・韓国岳~大波池周遊



韓国岳山頂からの続きです


今日は韓国岳から竜神伝説のある
神秘の火山湖である大浪池まで
いく事にします


コースタイム

6:25 えびの高原駐車場 → 7:30 五合目 → 8:02 韓国岳 1700m 8:30 → 9:13 韓国岳避難小屋 → 10:13 大浪池休憩所 10:20 ~ 大浪池外周 ~ 11:51 つつじが丘登山口 → 12:01 えびの高原駐車場







懐かしき霧島火山群の一角に立ち
見渡せる景色に歓喜の声すら吸い取られていくよう…

火山特有の山肌が 別世界のようで
春空に溶ける遠望も 違って見えます


 火山岩の外輪を下る
 分岐の標識

高千穂峰



霧島は天孫降臨の舞台として
古代史に登場する歴史あるところで
高千穂峰には天逆鉾が突き立てられているなど
周辺には多くの史跡や言い伝えが残っています

新燃岳が2011年に爆発


遠からず近からずの距離に高千穂峰が見えます
坂本龍馬が 初の新婚旅行をしたところがこの霧島で
登ったお山が高千穂峰と聞きます

我が家は新婚旅行ではなく
珊瑚婚式旅行と言うべきでしょうか…
但し今回は 高千穂峰は見るだけ~!ですが


さて 大浪池へと向かって下っていきましょう






ここから覗く大浪池の美しさ
紺碧の水面が 静寂とも 神秘とも言い難いほど
不思議な魅力を湛えて迎えてくれています


しかし…人の記憶とは曖昧なものですね
部分的にしか残っていない為でしょうか
下る道の姿が変わっているような…
記憶にない所を歩く感じです




 竜の背のような階段
 地獄の階段




こんな階段の記憶がありません

ただただ ここの下りでは 
緊張して下ったのを覚えております
その時は 雨に濡れていて…
滑りやすく 必死でした

今は階段が出来
古い日本の民家の階段にもにて
手すりが欲しいほど
急な角度で落ちていくよう…


膝の悪いチチにとっては
地獄の階段だったでしょう…

それでも どんどん下っていきます


 泥の急斜面



漸く平坦に…
鞍部の分岐まで来たようです




 周回の分岐

韓国岳避難小屋



こんな立派な避難小屋…あったかしら?
記憶とかなり違っている様相に
今昔を重ねて 懐かしさと驚きを感じます

避難小屋から東回り
火山口を周回する事にします


 小屋の前から…
 韓国岳

大浪池


山頂火口湖としてはわが国最大級のもの
面積0.4平方キロメートル
直径630メートル
水面高度1239メートル、最大水深11.6メートル



火口の縁に出ると大浪池
樹木の途切れたは展望から覗けます


 暫く急坂
 キリシマミツバツツジ
 
緩やかな樹林帯


火口の周回はよきハイキングコースです

穏やかな灌木の間の道には
石畳のような登山道…
なんと整備されている所なのでしょう


 ミツバツツジ
 火山口の展望地

韓国と火口壁



寄り添う韓国岳がどこからも覗いてるようで
振りむけば そこにいる!という感じです


 ちょっと休憩して…

韓国と大浪池



いい感じの展望です♪

風通しもよく
所々見られる岩の展望地では
思わずヨガでもしてみようか…
そんな気持ちにすらなります

それ程気持ちがいい♪


 こ~んなポーズ
 あ~んなポーズ




ちょっとヨガもどきのポーズをとっていると
呆れたチチはさっさと先に行ってしまいます

置いて行かないで~!
追いかけながらも 
その展望の良い周回路を楽しみます


 大浪池の分岐
 下り気味に…
 樹林帯へ
 ミツバチグリ




良き景色が付いてきます
同じようでも飽きる事のない
大浪池の外輪の道

季節ごとにその姿を変えて
訪れる人を楽しませてくれるのでしょう♪



 クサボケ

大浪池登山口への分岐


大浪池の休憩所でもあるようで
多くの人が休まれています


 外輪の壁も休憩場

分岐の標識


標識も岩場の上で見張り番?

ちょうど半分周ったよ
後の半分頑張りなはれ!


そういいながら 
行く方向を指してくれているよう

ではでは 西側の火口の縁を
もう少し頑張って歩きましょう!





 周回のつつきも階段!




岩場に作られた木の階段を
ゆっくりと登っていきます

本当に整備されており 
ハイキングを楽しむには
十分すぎるほどです♪

 





つつじの花が咲いて
季節の彩になっています

そう言えば 前は紅葉の時期に登ったのですが

雨が降った後とはいえ それは見事な紅葉が広がり
黄葉のトンネルを歩いた記憶が蘇ります

下にも落ち葉が敷き詰められ
周囲も黄葉に包まれ
見事なトンネルを歩くのですが
岩の急斜面に落ちた落ち葉がよく滑り
楽しむ前に 緊張で顔が引きつっていたのを覚えています

こんなに整備されていなかった時の事…



 キリシマミツバツツジ




優しいピンクの花が
一面を飾りだすのはもう少し先でしょうか?


霧島のミヤマキリシマも見事だと聞きます
いつかこの目で見たいものです♪




 ハルリンドウ




地面にちりばめられたように
蒼い星のような花が咲いております

ハルリンドウの清楚な愛らしい姿も
春の贈り物の一つです

火口壁は 新緑から深い色に変わりつつあり
夏も近づいてきているように感じます




大浪池




美しき竜神様の化身の娘お浪
その伝説を秘める大浪池
神秘の水面に風が通り抜けていきます


白波の立つ水面
その動きは まるで竜が動いているよう…


そう言えば 昔… 
大浪池に白波立つとき
竜神が戻ってきた時で
雨が落ちてくる…?

育ての親にでしょうか 
逢いたい 逢いたい
流すお浪の涙だとも 聞いたことがあります

伝説で言うならば 少し違うのかもしれませんが
地元の方にそう聞いたことがあります


普段は鏡のような静寂な水面が
今日は生き物のような動きを見せていました…


昔、志布志の麓に床次(とこなみ)という裕福な家があった。しかし夫婦には子供がなく、妻はいつも竜神に子授けを祈っていた。やがて祈りが通じたのか女の子が生まれ、お浪と名づけられ育てられた。
お浪は評判となるほど美しい娘に成長したが、不思議なことに履いていた草履が翌朝にはすっかり濡れていたり、髪を梳くと頭皮から血が流れたりした。そして年頃となり婿選びをするが、お浪は取り合わないどころか、病に伏せるようになってしまう。
そんな中、お浪は父親に霧島山へ行きたいと執拗にせがむようにる。あまりにせがむので両親はお浪を連れて霧島山の山上の池へ行った。すると、突然お浪はその池に飛び込んで沈んでしまう。驚いた両親がお浪の名を呼び続けると池から大蛇が姿を現し、別れを告げた。
以来、霧島山の池は「お浪の池」と呼ばれるようになり、いつしか「大浪の池」というようになった。

みずうみ書房:日本伝説大系14より




 下りも階段!どこまで続く
 分岐まで一気に下る




今度は つつじヶ丘登山口へと下っていきます
暫く木道が続きます・・・が!


でた~ 九州名物の泥濘の道

道は~ルズル
滑って 転んで ど~ろどろ
なんて!嫌だ~!

踏ん張って歩きます!


 登っては…
 下り…また登る!




地図に見えないアップダウンが続き
容赦なく階段地獄が待ち受けていました


 続く階段 どこまでも…
 漸く 癒しの樹林帯




やっと 平坦になったよう…
の~んびり 木漏れ日を浴びて歩きます



 とどめの階段 もうご勘弁

つつじヶ丘登山口



とどめの階段からは然程遠くない所で
漸く解放されることになります

現実に引き戻されるように
舗装された道が現れ 
傍を車も走り抜けていきます




 ノカイドウ

韓国岳



歩いたね♪
歩いたよ♪

楽しかったね♪
楽しかったよ♪

面白かったね♪
面白かった♪

また来たいね♪
階段のところは避けてね…




 満杯の駐車場
 賑わう店

足湯の駅 えびの高原



 えびのエコミュージアムセンター

韓国岳




九州のお山はやっぱり魅力が一杯♪
また訪れてみたい所です♪



帰りは広島に立ち寄って レモンスカッシュを頂きましょう
長いゴールデンウイークもあっという間に過ぎた感じです

またいつか訪れる日まで
別れを告げて帰路につきました♪






最期までお付き合いくださいまして
ありがとうございました






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