典雅P(卵ごはん)のMMD日記

MikuMikuDanceという3Dアニメーションツールを使用した動画や静止画の投稿しています。

MMDに妹ができたようです

2012年01月10日 | MMD トピックス
αテストが繰り返されてきたMMMがβに移行しました。
詳細は下記を見て頂ければ十分なのですが・・・・



付随してとりとめない話でも。

1:MMD杯に参加できます。
 wikiをよく読んでいただけると「互換ツール」も入ってます。実は前回の時点でこの項はあったように思います。ですのでMMMのみで製作した動画で参加しても何ら問題はありません。(詳しくはwikiの大会概要を読んでください)

2:標準ボーンで多段化モーションを組めます
 多段ボーンと完全互換ではありませんが、一つのボーンに対して、複数の時系列のキーを入力できます。
 「なんだ沼仕様って事か」と思われそうですが、これ、おそらくもっとも恩恵を受けるのは「流し込み動画」だと思います。
 流し込みを行った場合、モーション互換が十分でないので動作が崩れます。おおざっぱな修正はみなさんしてるんでしょうけれど細かいキーを打ってあるモーションの修正は、正直骨が折れる。ですので、サビで特徴的な手の形(両手でハートマークとか)があっても、結構壊れっぱなしの動画って多いんですよね。
 一つの解決策としては各ボーンを多段化、親ボーンで補正を掛けるという方法があります。(自分のハッピーシンセサイザの動画ではその方法で全部補正しました) が、これもPMDeでボーン改造を行う必要があるので、やや初心者向きではありません。
 試してはいませんが、MMMのボーンレイヤー化機能を使えば、こういった修正を標準機能/標準構造で行えると思います。
(追記:すぐには難しいですが、流し込みモーションの補正については何処かで実証動画を作りたいと思います。半年先とかになるかもですが 汗)

3:音声周りの改善
 MMDでは音声ファイルの読み込みができても1ファイルのみで、開始位置もずらせませんでした。これまでは別ソフトで音源を編集して対応していましたが複数音源が読み込めて、開始位置もずらせます。凝ったことは出来ないにせよ、簡単な効果音編集ならMMMで完結できそうです。

4:モーフに補間曲線が使えます。
 これは地味にありがたいです。他にも視覚的にモーフ調整が出来たり、使用感はかなり改善してます。

5:今後の展望
 MMEの対応が始まってますが部分対応ですね。完全対応は技術的に難しいのかも? 逆に、MMDではPMXの材質モーフへの対応が出来なかったようですので、この辺が改善されると良いなあと思ってます。

6:バグフィックス
 なんせMoggさんお一人で対応してるので過大な負荷はかけられません。これまでも毎週更新してきてたんで、余暇以上の時間をつぎ込んでるのでしょう。不具合報告する際はエラーログを同時提出するか、問題が生じたモデル、アクセを同時に渡すとか、極力Moggさん側の労力を減らすよう、私たちの方でも気を付けたいものです。