典雅P(卵ごはん)のMMD日記

MikuMikuDanceという3Dアニメーションツールを使用した動画や静止画の投稿しています。

効果音について(その1)

2010年11月10日 | 効果音関連
 まずは、自分のP名の由来ともなった作品の効果音について書いていきます。
【第5回MMD杯番外】夏らしく青空の下で元気に遊ぶ動画 に勝手にSEつけた

某SNSの日記にも書いた物が、あまりにも煩雑なので書き直しです(汗)
(追記:効果音についての記事記載は元動画作者、エコデレPの許可を頂戴してます)
 とはいえ、自分の動画で遊び程度にやっていた人間が2日ででっち上げた効果音ですので論理的な積み上げはありません。これは「振り返ってみてこういう事に気を使わざるを得なかった」という出来事を整理したものであり、素材と根気と愛があれば、try & errorで良い効果音はいくらでも付けられると思います。
 使用機材はAviUtlのみで、ファイル変換にEcoDeco toolを使用しました。エフェクター等の凝ったソフトの使用や効果音の立体音響化はこれからの課題です。

ポイントは4つあったと考えております。その項目ごとに何を考えたのか記載していきます。

ポイント①:BGMを阻害しない音探し・効果音作り
 今回の動画のBGMは、音楽も暗い調子なら、使用されている音もモノトーンでした。コーラスも華麗ではなく、むしろそのような調子を加速させている。このような音楽の場合、効果音自体も色彩感を抑え、モノトーンな感じにした方が統一感が出るだろうと考えました。このへんは非常に感覚的です。周波数解析とかで親和性のある音とか選択して、なんて書ければ良かったのですが・・・ 
 幸い、私の場合は頭の中で複数の音を合成したり、同時再生することが得意なので、効果音を聞いて、頭の中でBGMとかけ合わせて取捨選択という作業を延々と繰り返して音を探していきます。
 頭の中でとは書きましたがAviUtlはD&Dで簡便に音楽ファイルを挿入できるので、実際にかけ合わせてどうかを何度も聞いて試します。

 そうやって場面ごとの効果音を選んだら、次に待ち受けるのが音量調整です。効果音サイトごとに音量がまちまちですし、BGMを邪魔せず、しかしBGMにかき消されず、その場面を的確に伝える音量を調整していくのが、意外に根気のいる作業です。ヘッドホンで行なった場合、結構細かな音まで聞こえるので、後でスピーカーで聞いてあちゃーとなることがありますので、両方調整したほうが良いと思いました。

 今回、効果音を左右に振り分けましたが結構いいかげんでした。それでもそれっぽく聞いてもらえたようです。今後立体音響を導入した場合はそうもいかないのでしょうね。

ポイント①の観点から上手くいった効果音
2:15付近で敢えてSEを削除 3:08付近の低音ノイズ

上手く行かなかった効果音
自分の考えでは無し(ここは効果音選択の最低ラインでした)

(その2に続く)