典雅P(卵ごはん)のMMD日記

MikuMikuDanceという3Dアニメーションツールを使用した動画や静止画の投稿しています。

今できること その2

2011年03月16日 | ご挨拶
こんな過疎ブログで訴えても効果は無いのかもしれないけれど、
自分に出来ることをするしかないのである。



電車が少なかろうと、停電があろうと、
直接被災しなかっただけ、財産を失わなかっただけましなのだ。
今寒さで凍えてる人が温かい食事ができれば、
寒さを凌ぐ暖がとれれば、
水を待つ列から解放されれば、
それだけで良いではないか?

買占めはやめましょう。

今出来ること

2011年03月15日 | ご挨拶
3月12日、未曽有の大災害が関東、東北を襲いました。
私は都内にいて帰宅難民になった程度ですが、
今も避難所で不自由な生活を送る方々には、心よりお見舞い申し上げます。

私自身も関東某県に住んでおり、今この瞬間も震災と無縁ではない生活を送っていますが、
比較的無事に済んだ者は何をすべきか?
某SNSからこんな画像を拾ってきました。(出所はビームマンPさんの模様)



断っておくと、節電すべきは東京電力・東北電力管内、行って効果があるのは北海道電力・中部電力管内です。
交流電源の周波数問題があり、その変換機の容量の問題から関西電力・九州電力などでは
節電の効果はありません。日本全体で石油製品の供給が落ちているので、全体としての節約・省エネルギーを止めるものではありませんが。

節電については、D-2さんが素敵な解説動画を作ってくれました。
【MMD】 ミクがヤシマ作戦を応援するそうです 【節電】


あとは募金です。日本赤十字社など、身元のしっかりした組織に募金して頂ければと思います。
中には怪しげな募金先もありますので、軽々と行うべきではないでしょう。せっかくの善意が誰かの私腹を肥やす結果になるかもしれません。

義援金受付は以下を参考にしてください。
http://www.jrc.or.jp/contribution/l3/Vcms3_00002069.html

個人レベルのボランティアや、個人での物資送付は時に問題になるようです。
ボランティアを行うのであれば、衣食住をすべて自前で賄い(→被災者支援のための食糧・水は口にしない)、どんな汚れ仕事にもNOを決して言わない覚悟が必要でしょう。
物資を送りたいのであれば、住んでいる地域の自治体の呼びかけや、日赤などの公的機関の呼びかけに乗る形で行うべきでしょう。

国難とも言えるこの状況です、自身の元々の生活や仕事を守り、経済活動を続けることも立派な支援です。特別なことではなく、「無理なく出来る」支援を「継続して続ける」事が、最も大切なのかな、と思います。

【追記】
計画停電に関連してこんなのを見つけました。参考にしてください~
https://sites.google.com/a/creco.net/teiden-calendar/

多段全親に関する覚書(その2/全3回予定)

2011年03月05日 | MMD講座
少し間が開いてしまいましたが、多段全親に関する覚書の二回目です。

前回で、全親を多段化する意義については書きました。また、基準座標の全親についても記載させて頂きました。

今回は、任意の座標に多段化した親の一つを設置する事を取り上げますが、並行して、PMD editorでの「全ての親」の設置方法についても触れていきます。

※PMD editorは極北P氏の提供する、MMD用の3Dモデル、PMDファイルのセットアップツールです。入手法、導入法についてはVPVP wikiなどを参考にしてください。今回のセットアップにはVer.0.0.6.3 Ver.0.0.9.9 Ver.0.1 を使用しています。

1:「全ての親」の追加法
 まず、追加したいモデルをPMD editorで読み込み、編集ウィンドウの方を選択します。
次に、「編集」→「ボーン」→「全ての親」ボーンの追加 と選択していきます。通常の全ての親であればこれで十分ですが、多段化する場合、例えば5段階に多段化したい場合は、最初に追加した親ボーンを「全ての親 5」などと名称変更します。

【ソラVCへの全ての親追加画面】



2:全親ボーンの座標変更
 次に、追加したボーンのうち、任意の全ての親を異なる座標に登録します。通常、より下位の全ての親ボーンの座標を変更します。変更の仕方ですが、PMD editorの編集ウィンドウのタブより「ボーン」を選択、変更したいボーンを選択します。
 全ての親は追加した時点では (X.Y.Z.)=(0.0.0.)です。この数字を変更し、体の任意の場所に移動するようにします。今回、頭を中心に回転するジャンプを行ったためと、空中で姿勢を変更した場合にみぞおちの高さであると自然であろうと考えた事から、その二か所に全ての親を移動させました。骨盤の高さと言う選択もあるでしょうし、また、つま先立ちでスピンさせているので、足IKの基準座標近辺にボーンを置くという方法もあったでしょう(これをしなかったのは、足を様々な動かし方をさせるために、あまり意味が無かろうと考えたからでした。今振り返ると行っても良かったかもしれません)

【いろはの頭部の高さへの全ての親の移動】



3:例示
 では実例の提示です。頭部全親を利用する前のジャンプと、利用したあとの全親を見てみましょう。

【追加前】


【追加後】


追加前は体の向きを変える動き、ジャンプする動き、これらを一つの全ての親とセンターボーンで行おうとしていましたが、(無論私の技術が未熟であったこともありますが)ジャンプの軌跡が不自然になってしまいました。追加後はスムースに体が入れ替わり、ジャンプの上下動もスムースになりました。この方法が正解かどうかは分かりませんが、少ない労力でそれらしくみせる、一つの方法論であろうと考えています。エキシビジョンで、みぞおちの高さで回転することで、ジャンプ中に一回転する動作を例示しました。このような単純な運動から試してみて下さい。


これで追加方法は終わりです。次回は、全ての親を使いこなすうえで必須となる。全ての親とモデルの位置関係を自在に変更する方法を紹介します。