nanaのつれづれ日記

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秘書の限界。

2009-03-04 16:03:07 | ♥秘書のお仕事
先日、素敵な秘書の記事で書いた秘書さんと、あれ以来仲良くなり、月一度くらいのペースでランチしています。
彼女は変に同じ会社でもないし、表裏なく、思ったことを素直に話してくれるので、私も話しやすいのです。
昨日も彼女とお昼を食べに・・。


その中で、二人意気投合した事があったのです・・・。


彼女も私も、最近「秘書」という仕事に限界を感じるんですよね。
この仕事はどこまで行ってもボスのサポートでしかない。自分の仕事の成果が顕著に現れない。


ボスから「ありがとう」と言われることはあっても、結局それで終わり。
自分自身が成長している実感があまりない。


いえ、秘書の仕事とは本来そういうものなのです。完全な裏方ですから。
だから、今までは「ありがとう」と言われること自体に、仕事の喜びを感じていたし、ボスが高い評価をされることが秘書の喜びでもありました。
でも、時と共にだんだんそういう時期も過ぎてしまったというか・・。


なんだか最近、この「秘書」という裏方的な仕事がすごく空しくなる時があるんですよね。
たとえば、自分で何かを企画して、その企画が通ったり、一から何かを作り上げるプロジェクトに関わって、それが完成した時の喜びを味わったり・・というような「達成感」に欠けるように思うんです。


ボスのサポート、事務的なこと、だけをやればいいのなら、ボスにとっては若い子の方がいいに決まっています。例えボスが「ある程度経験を積んだ、頼れる女性」を求めていたとしても、それでも30代で充分でしょう。
要するにこの先、50才、60才、になって秘書は難しいということ。40代でももう崖っぷちです。


今のうちに、「年齢に左右されない、自分が一生やりがいを持って取り組めるような仕事」を見つけることが大切なんじゃないか、って、二人とも同じようなことを思っていたのです。
彼女は私より2つ下の39歳ですが、やはり40歳を目前にして、そういう気持ちが生まれてきたんでしょう。


彼女は今までもずっと秘書一筋でやってきたわけで、秘書のキャリアは長いし、「秘書」という仕事をある意味極めたんだと思います。
だからこそ、もうこれ以上自分が秘書として成長することはない、と最近感じるようになってきたんでしょう。


一方、私は彼女ほどの経験もないですし、秘書として、まだまだ足りない点や学ぶべき点は多々あると思っています。
その点が彼女とは異なる部分なのですが、「年齢的な焦り」という部分では通じるものがあるんですよね。


彼女は今、自分の大切な時間を「秘書」という仕事に使っているのがもったいないような気がする・・と言っていました。
私はまだそこまでは思いませんが、何かしら「手に職」のようなものを見つけないとこの先マズイだろう・・という焦燥感だけがあります。
とは言っても、秘書以外の経験もない私が、今さら一般の会社で何ができる??と考えると、企画やましてや営業や・・なんて男張りの仕事はとてもとても無理だとは思うのですが・・・。


もう「裏方」の仕事だけでは、満足できなくなってきたってことなんですよね。
ちょっと気付くのが遅過ぎたかも(笑)


さて、この先どうしたものか・・。色々悩みは尽きません。
ただ、そういった悩みを話せる仲間ができたってことは、心強いですけどね。




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