nanaのつれづれ日記

2019年12月、Yahoo!ブログから引っ越してきました。まだ過去記事を整理できていないのでご了承ください。

10000カウント。

2006-03-22 17:36:37 | ♥お知らせ
先ほど、知らない間に、1万カウントを超えていました。

ブログを開設してから、約半年。
のべ一万人の方に読んでいただいたことを嬉しく思います。

始めた時から、このブログは、彼にぶつけられない「自分のグチ」を吐き出せる場、として利用させていただいています。
吐き出したところで、どうなるものでもない・・。
それはわかっています。
でも、吐き出すだけで、ずいぶんラクになる自分がいて・・。

だから、不快に感じられる方もいるかもしれません。
そんな方は無理して読まないでください。
これからもそんなスタンスで、読みたい方に読んでいただけたら、と思っています。

そして、もう一つのブログの役割。
それは、彼と私との大切な「二人の記録」。

私の30代の、貴重な何年かを一緒に過ごした彼のことを、少しでも書面に残しておきたい・・。
そんな思い出のページです。
だから、「自分のために」書いているのです。

時折、お聞き苦しい文章もあるかもしれません。
でも、それは、私の勝手な独り言だと思っておいてください。

今後とも、よろしくお願いします。

nana

「恋を何年休んでますか?」

2006-03-06 19:50:56 | ♥nanaのひとりごと
「恋を何年休んでますか?」


先日、たまたまテレビをつけたら、このドラマの再放送をやっていた。
たぶん、関西ローカル限定。
何気なくつけただけなのに、思わず見入ってしまっていた。


このドラマの再放送は、もう何度も見ているのだけれど、見るたびに違う思いで見ている自分がいる。


最初にオンタイムで放送されたのは、たしか2001年の秋。
あの頃は、不妊治療に必死で、婚外恋愛なんて程遠い日々だった。
キョンキョンや、黒木瞳の恋愛に、全く現実味はなく、まさに「ドラマの中の世界」でしかなかった。


それが今回、私が必死になって見ているのは、キョンキョンでも黒木瞳でもなく、矢田亜希子。
不倫の恋に苦しむ若いOLの役。
その恋のお相手が、キョンキョンの夫、仲村トオル。


どっちかというと、このドラマで矢田亜希子のシーンは、とっても少なくて、なくてもいいとまでは言わないけれど、ドラマの大筋には直接影響を及ぼさないシーンだった。
でも、今の私の気持ちには、彼女の気持ちがぴったりと重なってしまう。


第三話の中で、こんなシーンが。


会社帰り、仲村トオルの会社の前で、彼の帰りを待つ矢田。
彼が出て来て、困った顔をする。「今日は会えないって言っただろ?」
(彼は、今日は家でホームパーティーがあるため、早く帰ることになっていた。)
矢田「うん。わかってる。駅まで一緒に帰るだけでいいの。」
仲村「仕方ないな(笑)ちょっとお茶でもするか?」
矢田「え?いいの??」
仲村「いいけど、ちょっとだけだよ。」
と、言って二人仲良く歩き出す・・。


まさに今の私と一緒だなぁ・・。
会えないって言われてても、ほんの一瞬でも顔が見たくて行ってしまう。
そう、一緒に帰るだけでもいいから、って思って。
一分一秒でも、彼の顔見たい、一緒にいたいんだもの・・。
彼の方も、家に帰らなくちゃ、と思いながら、彼女がちょっぴりかわいそうで、少しだけなら、と付き合ってしまう。
そんな風に中途半端に優しくされると、彼女はまたまた「会いたい」気持ちがつのる・・。


「会いたくてもゆっくり会えない。」


そんな気持ちがきっと、不倫の恋の原動力になっているのかもしれない。


いつもいたいだけずーーーっと一緒にいれて、土日は遊園地やお買い物に一緒に行けて、泊まりたい時に一緒に泊まれて・・。
そんな独身みたいな付き合いができたなら、もっと心も穏やかでいれるのに。


彼には、いつだって、帰らなければならない「場所」があって、彼を待っている「人たち」がいて、そして、何より、彼自身が、その「人たち」を一番大切に思い、一番愛している。


自分がその「一番」になれないからこそ、何回会っても、何時間一緒にいても、全然足りなくて、彼と別れた瞬間にまた私は「不安」になる。


うーん。
なんだかこの再放送、昔とは違う思いで、真剣に見てしまいそう・・。
矢田亜希子に自分が重なってしまう・・。(え?見た目じゃないですよ。モチロン。)
そして仲村トオルに、彼がめちゃくちゃ重なってしまう。
彼にはちょうど、ドラマの中と同じような年頃の子供がいるんだもの。
しかも、上が女で下が男ってところまで一緒。
背が高くて素敵な商社勤めのダンナさま。
そして、キレイな奥さんがいて、すぐ近くにおじいちゃんおばあちゃんがいて・・。
閑静な住宅街の中の大きな一軒家に住んでるところも同じ。
関係ないけど、乗ってる車まで一緒だし。(-_-;)
絵に描いたような素敵な家族ってところが、なんか気にいらないな・・。(ダメね、私って(>_<))


しかしなんだなぁ・・。
矢田亜希子は、まだ二十歳そこそこの小娘の役だから、不倫だなんだ、って必死になってても「若気のイタリ」で許されるんだろうが、30代、いや、もうすぐ40代に届きそうな、いい歳した女が、二十歳の女の子と同じように、泣いたり、苦しんだりしてていいものかどうか・・。


オトナの女というものは、そんなことで悩まないんじゃないか?
オトナの女はそういう時、もっと余裕を持ってドーンと構えることができなくてどうするんだ??
と、問いかけるもう一人の自分がいる。


私はまだまだ精神的に幼いってことなんだろうな・・。
自分を矢田亜希子に重ねてる場合じゃないな(^^;