nanaのつれづれ日記

2019年12月、Yahoo!ブログから引っ越してきました。まだ過去記事を整理できていないのでご了承ください。

明るい老後のために。

2010-05-02 17:29:02 | ♥nanaのひとりごと
GWですね・・。
私は、初日の昨日、ちょっと腰を痛めてしまって、出かけられないので今日は家にいるのですが、皆さん、記事の更新がないようなので、きっと多くの方は外出されているのでしょうね。


ところで、昨日たまたまテレビをつけたら、NHKの番組で「百歳万歳」というのをやっていました。
日本に住む百歳以上のお年寄りを、毎回一人ずつクローズアップして、ライフスタイルなどを紹介する番組です(たぶん・・(笑)私も初めて見たのですが。)。


昨日出てたのは、秋田に住む105歳のおじいちゃん。
足腰も達者で、毎日バイクに乗って、1km離れたところにある「ヤギの小屋」へ、ヤギの世話に行くのだそうです。
ヤギは一匹だけなんですが、そのヤギの世話することがおじいちゃんの生きる活力になっているらしく(自分がいないと、このヤギはダメだ・・と思うからでしょうね。)、365日、朝と夕方、一日二回、バイクで餌をやりに行くのだそうです。
で、毎日小屋を掃除して、自分が作った手作りの餌をやる。餌は大豆の殻を干したもの。これが栄養があるからなんだそう。
そして、毎日、ヤギのミルクを絞る。
ヤギのミルクは、一日で中瓶に2本(容量にして、500mlくらい?)取れるそうで、このミルクをおじいさんは、もう何十年も飲むのが日課なんだそうです。


お食事も、若い人たちと同じものを好き嫌いなく、食べてました。
しかも、かなりの量。
ご飯茶碗も、息子さんのお嫁さんの3倍くらいの大きさがあったし、この日の夕食はトンカツだったのですが、かなり大きな肉のトンカツをすべてたいらげて、食欲も旺盛で。
お嫁さんの話じゃ、好き嫌いも全くなく、何でも食べるんだそうです。


いや~。ホントに長生きしているお年よりはパワフルですね。
私よりも、全然元気だわ・・・って思いました。
ヤギの世話や、ミルクを絞るのだって、相当の重労働だと思うのですが・・。


私の友人の祖父で、100歳以上生きられた方がいましたが、同じく毎日すごい量の肉を食べていらっしゃいました。
高齢にして、肉を食べれること自体が健康な証なのでしょうが、その食べる量も半端じゃなかった。


肉を食べるためには、身体を動かすことも大前提なのでしょう。
元気に動けて、お腹が空いて、初めて美味しく食べれるのですから。


この番組を見て学んだ、元気で長生きのためのキーワード。


・いくつになっても、自分が必要とされる場(生きがいの場)を作る。
・毎日身体を動かす。
・好き嫌いなく、何でも食べる。
・たんぱく質(肉)をたくさん食べる。
・毎日、ヤギのミルクを飲む?(おそらく栄養が豊富なのでしょう)


でした。
いや、別に私が105歳まで長生きしたいわけじゃなくて・・(笑)
40にして、こんなに体が弱いのですから、長生きできるなんて最初から思ってはいません。
でも、お年寄りには、見習うべきものがたくさんあるなぁと思ったのでした。


そしてまた、別の日のあるニュース番組で・・。


95歳の寝たきりの母の介護をしている、67歳の娘が映ってました。
母は、全く動けず、ベッドから車椅子に移るのも、娘に抱きかかえてもらわないと移動できない状態。
下の世話から、食事の世話まで、本当に毎日大変そうでした。
しかし、その上に、娘には認知症の95歳の父もいて・・。
娘いわく、「とにかく、親の首を絞めないように。」それだけを毎日気をつけています・・とのことでした。


冗談ではなく、彼女の本心なのでしょう。
それくらい、介護は重く彼女の肩にのしかかっているようでした。


他人事じゃありません。
私が寝たきりになった時、世話してくれる娘はいませんが、私の母が寝たきりになったら、私が世話しないと仕方ない時が必ずやってきます・・・。


老後のことを考えると、本当に暗くなりますが、健康管理をきっちりしていくことが、自分自身のためでもあり、また自分の周りの大切な人のためでもあるのだなと改めて思います。
昨日、久しぶりに実家に帰ったのですが、うちの母親は、老後寝たきりなって私に迷惑をかけないように、今、元気なうちにできるだけ歩いたり、病院通いしたりして、足腰の健康には人一倍気をつかっているようです。
その気持ちが痛いほどわかって、私は少し胸が痛みました。
私自身は、おそらくそんなに長生きしないだろう(そこまで足腰が弱る前に、違う病気で死ぬだろう)と思っているのですが、両親の歳になるとやはり色々考えるのでしょうね。


何にせよ、家族が健康であることが、一番の親孝行であり、娘孝行なわけですから・・。
老後の健康について、久しぶりに真面目に考えた私でした。




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