2018年初場所は日馬富士引退で3横綱。白鵬連敗・稀勢の里も3連敗で共に序盤で休場。4場所休場後今場所に進退をかけて出場の一人横綱の鶴竜は10連勝と好調。このまますんなりと優勝との予想に11日目に関脇玉鷲に敗れてから12遠藤13御嶽海14高安にと連敗が続いた。ここに来て、にわかに前頭3枚目の栃ノ心が台頭7日目に鶴竜に敗れた後は7連勝して千秋楽を待たず14日目に松鳳山を破り優勝を決めた。H18年初土俵25年名古屋場所で靱帯の怪我で3連休西幕下55枚目まで陥落。後26年に復帰後幕内にとどまり今場所まさかの初優勝は誰もが予想しないことでした。24年旭天鵬の平幕優勝以来・春日野部屋での優勝は46年ぶり。故郷ジョージアに出産のため昨年11月より帰国しているニーノ夫人に長女アナスタシアちゃん誕生だがまだ会っていない。優勝を土産に故郷へ凱旋の日も近いことでしょう。ジョ-ジアでは歯科医師の資格を持つ30歳角界の「ニコラスケージ」と呼ばれている。栃ノ心の喜びはいかばかりか。平幕力士の優勝は本当にニュース性抜群。おめでとう栃ノ心さん。これでファンも増えることでしょう。今や活躍の大島親方(旭天鵬)の例のように。努力は裏切らない。来場所は一足飛びに関脇へと飛躍するかも。大関を目指して欲しい。因みに私の予想では殊勲賞遠藤・敢闘賞竜電・阿炎・技能賞栃ノ心と思っているのだが果たして本日の千秋楽の結果は?
歴代賞金王&G1最多タイ7勝(Sルドルフ・Tオペラオー・Dインパクト・ウオッカ)のW偉業。師走のグランプリ競走第62回有馬記念G1、2500m中山競馬場。武豊騎乗の圧倒的な一番人気キタサンブラック(牡5 清水久詞厩舎父ブラックタイド・母シュガーハート)が優勝。ラストランを有終の美で飾った。武はG1 ・75勝目で今年G1・ 4勝目有馬記念は1999年オグリキャップ・2006年Dインパクト以来の3勝目。キタサンブラックの戦績は20戦12勝菊花賞・天皇賞春・ジャパンカップ・大阪杯・天皇賞春・天皇賞秋・有馬記念のG1・7勝・京都大賞典・セントライと記念・フジTVスプリントSでG2・3勝・新馬戦・500万下と12勝を挙げて、惜しまれつつ引退と成った。終始先頭を走りラスト200mで鞭が入り最後まで先頭を走りきった。武騎手は落ち着き、鮮やかな勝ちっぷりでした今回の勝利のひとつにブーツを新しくした1枠2番と言う最高の枠順を彼自身が引き当てたこと偶数番の2番だとゲートの待ち時間も少ない。
史上2頭目の連覇が掛かったキタサンブラック。JCが東京競馬場芝2400M。一番人気のキタサンブラックがシュヴァルグラン(佐々木主浩H・ボーマン騎手)に破れての3着。試合後落鉄が判明した。やはりなにかが起きたのだ。2着は今年のダービー馬レイデオロ(Cルメール騎手)キタサンブラック残すは有馬記念のみで引退となった。有馬で有終の美を飾って欲しい。
大相撲九州場所は14日目に白鵬の40回目の優勝が決まった。休場者が多く鶴竜・貴ノ岩・宇良・千代鳳が初日から休場。日馬富士が鳥取巡業中、貴ノ岩への暴力が判明休場、稀勢の里も4勝5敗で途中休場。照ノ富士も。角番大関高安も8勝後休場、妙義龍も計9名休場。昨年秋場所から十両に落ちていた39歳安美錦が8場所ぶりに幕内に返り咲き7勝7敗で千秋楽に勝てば敢闘賞の条件を見事千代翔馬に勝ち涙のインタビュー。素晴らしいことです。又白鵬は優勝インタビューで日馬富士・貴ノ岩を再び土俵に上げたいと。場所後事の真相を証言して膿を出し切ると。流石当代一の横綱の言葉は立派だと思う
上左から
敢闘賞 隠岐の海3 安美錦2 下段左から 技能賞 北勝富士1 殊勲賞 貴景勝2
初場所予想番付け
御嶽海 関 脇 阿武咲
玉鷲 小 結 貴景勝
北勝富士 1 逸ノ城
荒 鷲 2 栃ノ心
正 代 3 遠 藤
台風22号発生で土砂降りの府中競馬場での天皇賞(秋)G1馬8頭が出走の中「キタサンブラック牡馬5歳」2000M芝。出遅れを克服し内埒を4コーナーでトップに。追走のサトノクラウン(mデムーロ)を鼻差かわして1着。春の宝塚記念がまさかの大敗9着を喫したのでちょっと不安でもあった。が見事復権して、天皇賞春2回秋1回の春夏連覇は史上5頭目。18戦11勝の好成績。大雨の中の勝利、武豊騎手は格別嬉しそうでした。残すは、ジャパンカップ・有馬記念の2戦のみの後、引退とのこと。「天晴れキタサンブラック」2着サトノクラウン・レインボーライン(岩田)リアルスティール(Vシュミノー)マカヒキ(内田)と続く
10/9「京都大賞典」2400m芝で「スマートレイアー牝7」で9勝目をあげ自身の持つ重賞記録、春の天皇賞・阪神大賞典各8勝目を更新「京都大賞典は昨年のキタサンブラックに続いての連覇。これで重賞100勝目。因みに彼の重賞初勝利も「京都大賞典」相性抜群のレースですね。