おっちゃんのぼやき

旅と食べる事が、大好きなおっちゃんの独り言です

ゆきちとポンタの珍道中 九州編 14

2009年12月31日 | 日記
「おいおい、もう大晦日ど。
わしらは、いつまで店の前で並んどるんね」

ポンタの怒りが爆発しそうです。

「しょうがないじゃ、おっちゃんが忙しかったけん投稿でけんかったらしいけん」

ゆきちが、おっちゃんのフォローをしていた。
「へじゃけんゆうて、待ちょうらんでも 食べさせてくれたらえかったじゃ」
ポンタは、空腹に怒り絶頂
食べることには、妥協を許さないポンタであった。

やっとのこと、店の中に入り 美味しい美味しい「こむらさき」のラーメンを
食べることができました。

「やっぱ、熊本のラーメンも最高じゃのう」

ポンタは、やっと落ち着いた。

「ほんま、おめえは食べることだけじゃのう」
ゆきちは、情けなさそうにつぶやいた。

「ゆきちよ、もう年末やけど 家に帰らんでええんか?」
ポンタが、まともな事を言った。

「今更、帰っても正月には 間に合わんわいや」
ゆきちは、諦め気分でつぶやいた。

「ほんじゃ、気兼ねせずに旅がでけるの」
ポンタは、まだまだ食べる旅ができることに満足していた。

「ほんじゃ、阿蘇にでも行ってみるか?」
ゆきちが、ポンタに問いかけた。

「あっ、そう」
ポンタの答えにゆきちは

「おやじギャグのつもりか?」

「へでも、山に行っても なんもなあじゃ」
ポンタは、関心がないみたいです。

「温泉卵と、ゆで卵が美味しいんで」
ゆきちが、食べ物でポンタを誘う

「おお、卵が美味いんか。ほじゃあ、早よう行かんかいや。わしゃあ、ゆで卵が
 ぶり好きなんじゃ」
「お前は、坂東英二か?」

二匹は、阿蘇に向かって すたすたと歩きだした。

「今年の年越しは、阿蘇の上じゃのう。初日の出も、そこで見んかいや」
ゆきちには、風情がある。それに比べて、ポンタときたら

「卵、卵。早よう食べたいな」

ゆきち・・・・・・・・・

「皆さん、来年もヨロシクです」