ゆきちとポンタは、長崎をあとにして熊本に向かった。
途中、雲仙に寄ってみた。
「ポンタ、ここが雲仙の普賢岳で」
ゆきちのウンチクが始まった。
「ずっと前に、この山が噴火して いっぱいの人が死んだんで」
ゆきちが、山を見ながら静かに語った。
「ほおけ、そりゃあ可哀想じゃのう」
「へでも、いまはすげえしずかじゃろう。綺麗な景色じゃしのう」
「なんでも、噴火の前の年におっちやん家族で来たらしいど」
ゆきちがそう言うと
「おめえ、何でも知っとるの」
ポンタが、そう言うと。
「おう、わしゃあ偉いけんの」
ゆきちが、自慢げに言った。
実は、ゆきちは物知りでもあるが めっちゃ理屈こきであった。
「雲仙から、どうやって熊本にいくんね」
ポンタが、ゆきちに聞いてみた。
「おう、船で行くんよ」
「船け、わしゃあ乗ったことなあけんの。楽しみじゃの」
ポンタは、ちょっとウキウキでした。
天草の島々を見ながら、少しの船の旅を満喫した二匹でした。
「ゆきちよ、ちょっと気分悪いんじゃけど」
「ポンタ、そりゃあ船酔いじゃ」
「船酔い? わしゃあ酒は、飲んでなあど」
「ばかじぁのう、酒を飲んでなるもんじゃないわい。まあ、車に酔うくらいじゃけ ん 船は、酔うわな」
ポンタは、船の後ろでまるまっていた。
なんとか、熊本に着きました。
「ポンタ、大丈夫か?」
「おう、揺れが終わったら何とかなったわいや」
「まあ、食べるのは無理じゃろう」
ゆきちが、ポンタにそう言うと ポンタは
「それと、これとは、話が別よ。早ょうラーメン食べんかいや」
食欲だけは、別物のポンタであった。
「ほじゃあ、とりあえず市内に行こうや」
ゆきちは、そう言うとスタスタと歩きだした。
途中、雲仙に寄ってみた。
「ポンタ、ここが雲仙の普賢岳で」
ゆきちのウンチクが始まった。
「ずっと前に、この山が噴火して いっぱいの人が死んだんで」
ゆきちが、山を見ながら静かに語った。
「ほおけ、そりゃあ可哀想じゃのう」
「へでも、いまはすげえしずかじゃろう。綺麗な景色じゃしのう」
「なんでも、噴火の前の年におっちやん家族で来たらしいど」
ゆきちがそう言うと
「おめえ、何でも知っとるの」
ポンタが、そう言うと。
「おう、わしゃあ偉いけんの」
ゆきちが、自慢げに言った。
実は、ゆきちは物知りでもあるが めっちゃ理屈こきであった。
「雲仙から、どうやって熊本にいくんね」
ポンタが、ゆきちに聞いてみた。
「おう、船で行くんよ」
「船け、わしゃあ乗ったことなあけんの。楽しみじゃの」
ポンタは、ちょっとウキウキでした。
天草の島々を見ながら、少しの船の旅を満喫した二匹でした。
「ゆきちよ、ちょっと気分悪いんじゃけど」
「ポンタ、そりゃあ船酔いじゃ」
「船酔い? わしゃあ酒は、飲んでなあど」
「ばかじぁのう、酒を飲んでなるもんじゃないわい。まあ、車に酔うくらいじゃけ ん 船は、酔うわな」
ポンタは、船の後ろでまるまっていた。
なんとか、熊本に着きました。
「ポンタ、大丈夫か?」
「おう、揺れが終わったら何とかなったわいや」
「まあ、食べるのは無理じゃろう」
ゆきちが、ポンタにそう言うと ポンタは
「それと、これとは、話が別よ。早ょうラーメン食べんかいや」
食欲だけは、別物のポンタであった。
「ほじゃあ、とりあえず市内に行こうや」
ゆきちは、そう言うとスタスタと歩きだした。