放射線治療6回目。
今日は耳鼻咽喉科も受診、喉には異常なし。
頼まれた髪留めを届けに病院へ。
体調も良さそうで安心しました。
そして、ずっと逢えずじまいで伸びてた、担当の看護師さんと面談です。
これには私はもちろん、妹、母も一緒です。
担当看護師さんは、はきはきした話し方をする、とてもフランクな方です。
手際の良さから、母も信頼しているようです。
話の内容は、抗癌剤の副作用とそれに伴う看護計画についての説明。
どんどん連絡&連携を取っていきましょう、とのこと。
当たり前のことだけど、でも一番大切なことでもありますよね。
けど、今の病院ではここまでやるんだ…大変だなぁ……
放射線治療5回目。
それと、初胃カメラ。
胃カメラに関しては、先生に絶対ムリ、と申告して、
麻酔をかけてやってもらったそうです(苦笑)
母らしいなぁ。
なので、寝てる間に終わったよ、とケロリとしてました。
うん、前日より調子は良いみたいです。
胃カメラの結果は、異常なし。なので、嘔吐はやはり副作用ですね。
どうやら午前中のほうが調子良くて、午後辺りからしんどくなるみたいです。
母はそういうサイクルなんだなぁ。
と云うか、午前中は検査とか放射線とかで気が張ってるからなのかな??
洗濯物を引き取って帰ってきました。
それと、初胃カメラ。
胃カメラに関しては、先生に絶対ムリ、と申告して、
麻酔をかけてやってもらったそうです(苦笑)
母らしいなぁ。
なので、寝てる間に終わったよ、とケロリとしてました。
うん、前日より調子は良いみたいです。
胃カメラの結果は、異常なし。なので、嘔吐はやはり副作用ですね。
どうやら午前中のほうが調子良くて、午後辺りからしんどくなるみたいです。
母はそういうサイクルなんだなぁ。
と云うか、午前中は検査とか放射線とかで気が張ってるからなのかな??
洗濯物を引き取って帰ってきました。
放射線治療4回目、治療時間は5分。
ずいぶんラクになったようです。
仕事休みの弟が病院へ行って、前からお願いしていた
10月末~11月初で行った諸検査の結果を聞いてきてくれました。
肺癌は、わずかに進行しているかも知れない。
骨に転移した分に関しては変わらず。
ただ、脳の癌が、前回直径1cmだったものが、1,5cmになっているとのこと。
ただし、こちらも目に見えて母の状態が悪化しているわけではないので、現在は問題なし。
やはり抗癌剤の効果がでるかどうかが焦点になってきますね。
でも、そのわずかな進行でも、本当にドキリとします。
止まってくれれば良いのに…!
それから、吐き気は抗癌剤の副作用だそうです。
なので、吐き止めの薬を点滴してもらってるそうです。
この結果に関しては、母にはほんのわずか進行してると伝えたとのこと。
うん、それで良いと思う、他に云いようがないよ。
父も夜に病院へ行くと云っていたので、今日は休もうかと思っていたんですが、
前夜もどしてパジャマを汚したとのことで、やはり行くことにしました。
洗った洗濯物を届け、汚れたパジャマを回収して。
この時、薬剤師の方が点滴の説明にみえました。
少々下痢ぎみ、と云うことで、下剤を止めてもらいました。
足がだるいのは薬の副作用じゃないか、とのこと。こちらは様子見です。
前日に続いてまだ少しだるいので、夕飯は外で済ましました。
休憩も大事ですね。
ずいぶんラクになったようです。
仕事休みの弟が病院へ行って、前からお願いしていた
10月末~11月初で行った諸検査の結果を聞いてきてくれました。
肺癌は、わずかに進行しているかも知れない。
骨に転移した分に関しては変わらず。
ただ、脳の癌が、前回直径1cmだったものが、1,5cmになっているとのこと。
ただし、こちらも目に見えて母の状態が悪化しているわけではないので、現在は問題なし。
やはり抗癌剤の効果がでるかどうかが焦点になってきますね。
でも、そのわずかな進行でも、本当にドキリとします。
止まってくれれば良いのに…!
それから、吐き気は抗癌剤の副作用だそうです。
なので、吐き止めの薬を点滴してもらってるそうです。
この結果に関しては、母にはほんのわずか進行してると伝えたとのこと。
うん、それで良いと思う、他に云いようがないよ。
父も夜に病院へ行くと云っていたので、今日は休もうかと思っていたんですが、
前夜もどしてパジャマを汚したとのことで、やはり行くことにしました。
洗った洗濯物を届け、汚れたパジャマを回収して。
この時、薬剤師の方が点滴の説明にみえました。
少々下痢ぎみ、と云うことで、下剤を止めてもらいました。
足がだるいのは薬の副作用じゃないか、とのこと。こちらは様子見です。
前日に続いてまだ少しだるいので、夕飯は外で済ましました。
休憩も大事ですね。
月曜日なので仕事は休み。
サンドイッチのお弁当を作って、末の妹と病院へ行ってきました。
昼前に着いたんですが、放射線の治療は終わってました。
3回目の今日は15分くらいだったそうで、少しラクになったかな。
ただ食欲は戻っておらず、昼ご飯はアイスクリームを半分食べたくらいです。
口の中がおかしいと云って、それで冷たいものが欲しいようです。
食べられるものを食べられるだけ、と先生も看護婦さんも仰ってますし、
無理して食べるのは逆効果にしかならないので、これでもマシかなぁ。
末の妹の様子を見て、15時ごろ帰ってきました。
買い物行ってご飯作ってお風呂入って……
実は夕飯食べてる最中に電池切れをおこしました!(苦笑)
いきなり何もしたくないと云うか、動きたくないと云うか…うーん。
鈍い私でもやはり疲れているんだろうなぁ。
サンドイッチのお弁当を作って、末の妹と病院へ行ってきました。
昼前に着いたんですが、放射線の治療は終わってました。
3回目の今日は15分くらいだったそうで、少しラクになったかな。
ただ食欲は戻っておらず、昼ご飯はアイスクリームを半分食べたくらいです。
口の中がおかしいと云って、それで冷たいものが欲しいようです。
食べられるものを食べられるだけ、と先生も看護婦さんも仰ってますし、
無理して食べるのは逆効果にしかならないので、これでもマシかなぁ。
末の妹の様子を見て、15時ごろ帰ってきました。
買い物行ってご飯作ってお風呂入って……
実は夕飯食べてる最中に電池切れをおこしました!(苦笑)
いきなり何もしたくないと云うか、動きたくないと云うか…うーん。
鈍い私でもやはり疲れているんだろうなぁ。
この日の私は、体調不良で仕事を休みました。トホホ。
放射線治療2日目。場所の修正等あり、40分以上かかって足がだるいらしいです。
(後でよくよく聞くと、抗癌剤の副作用を抑える薬の副作用で
手足がしびれている所為もあるようです)
夜、妹と一緒に母を迎えに。
夕飯は偶然ですが、母の好きなヤキソバ。
更に、帰り道で買ったケーキも食べてくれたので、ホントに一安心。
食欲って大切ですもんねー。
布団を並べて敷いて、アホな会話しながら寝ました。
足がだるいというので、ほぐしたりはしてたんですが。
でも楽しそうで、それが何よりでしたv
放射線治療2日目。場所の修正等あり、40分以上かかって足がだるいらしいです。
(後でよくよく聞くと、抗癌剤の副作用を抑える薬の副作用で
手足がしびれている所為もあるようです)
夜、妹と一緒に母を迎えに。
夕飯は偶然ですが、母の好きなヤキソバ。
更に、帰り道で買ったケーキも食べてくれたので、ホントに一安心。
食欲って大切ですもんねー。
布団を並べて敷いて、アホな会話しながら寝ました。
足がだるいというので、ほぐしたりはしてたんですが。
でも楽しそうで、それが何よりでしたv
仕事休みの弟と、休んだ父が病院へ。
実は予定変更されて、午前中の早い時間に放射線治療が始まったらしいです。
体調が良かったということですね。
今回の放射線治療は、腰骨に転移した癌に対して行われます。
痛みが結構強いこともあり、10回程度行われることになりました。
第1回目の今日は40分以上かかったということ。
その間動けないので、とても疲れたと云ってました。
夕方に母よりメール。
来客もあり疲れたとのことで、この日は行くのを遠慮しました。
昼間に父と弟も行ってますしね。
そうしたら夜に電話が入りました。声が元気そうなので少し安心です。
そして翌日の秘密の予定について提案。
外泊許可がもらえたのだけど、なんと父に黙って帰ってくるということなんです!
母らしいなぁ(笑)
まぁあの状態の家に帰ってもしんどいだろうと、こちらは問題なく了承して。
明日はお迎えです♪
実は予定変更されて、午前中の早い時間に放射線治療が始まったらしいです。
体調が良かったということですね。
今回の放射線治療は、腰骨に転移した癌に対して行われます。
痛みが結構強いこともあり、10回程度行われることになりました。
第1回目の今日は40分以上かかったということ。
その間動けないので、とても疲れたと云ってました。
夕方に母よりメール。
来客もあり疲れたとのことで、この日は行くのを遠慮しました。
昼間に父と弟も行ってますしね。
そうしたら夜に電話が入りました。声が元気そうなので少し安心です。
そして翌日の秘密の予定について提案。
外泊許可がもらえたのだけど、なんと父に黙って帰ってくるということなんです!
母らしいなぁ(笑)
まぁあの状態の家に帰ってもしんどいだろうと、こちらは問題なく了承して。
明日はお迎えです♪
ハロウィン…はあまり関係ないんですが、色々あった1日です。
まず朝、妹が通勤中にバイクがパンクして大変だったこと。
その修理で夕方家を出るのが遅くなったのは、まぁ仕方ないことです。
午前中、母の抗癌剤の治療が初めて行われました。
使われた薬は、『タキソール』と『パラプラチン』。
身体に負担がかかったのか、昼ご飯はもどしてしまったようです。
母はお酒を飲まないので、その所為なのかな?
あと、オキシコンチン(モルヒネ)の副作用もあるんだろうけど……
どちらにしても、やっぱり凄く大変です。
夕方、友人Mが職場まで迎えに来てくれました。ありがとう!
この時、弟が(仕事中に逢ったそうです)色々不満を抱えている、と聞きました。
翌1日(金)仕事が休みの弟に、
放射線治療開始前の説明を聞いてきて欲しいと頼んでおいたのですが、
なぜか父まで有給をとって説明を聞く気になっていること。
そのうえ私まで行くらしいと聞いて、それなら自分が行く意味がないと
ぼやいていたらしいんです。
(私が行くことはそもそも誤解なんですが…繁忙期バイトなのでそうそう休めないですし)
そして彼は実家にいるので、父の困った姿を目の当たりにしているんですね。
しかも、父から色々な情報が伝わっているだろうと思っていたんですが、
実は全く何も聞いていないらしいこと。
週末に母が外泊するかもしれないと、この時Mから初めて聞いたらしく……
ちゃんと連絡とってあげて、と助言をもらいました。
Mちゃん、面倒かけて本当にごめんね!
午前中に、夜に連絡するとメールしておいたので、
そのへん含めてちゃんと話すことを、彼女に約束しました。
夕方、前述のバイクトラブルで少し遅くなりつつも病院へ。
初めての抗癌剤で不安もあるだろうから、どうしても行きたかったんですよね。
私たちが着いた頃には体調もそこそこ回復していて、少し安心しました。
それと、先生からの、
「(抗癌剤が)しんどかったなら、薬が良く効いてるかもしれない」
と云う言葉にも励まされている様子でした。
この言葉が本当なら嬉しいし、もし方便でも、
母を気遣ってくれている言葉なのでやっぱり嬉しいです。
ついでに、前日の父の様子を聞いたところ、私たちが帰ってから10分くらいで帰ったとのこと。
それと、自分も頑張ってるのに、と愚痴をこぼしていたようです。
私たちの目から見ると頑張りが足りないように思うのですけどねー(苦笑)
帰宅後、弟より電話が入ったので色々聞き出しました。
話の2/3は愚痴でしたけどね。
実際、家でマトモにご飯を食べていないという外食産業に頼りきりの現状はちょっと困りもの。
折角もらったおかずも、炊飯器の中に放置されてしまったご飯ももったいないものね。
まぁ頑張ってと月並みに励まして、そして翌日のことを頼んで電話を切りました。
うーん、ここまでひどいのは予測してなかったから、色々大変だなぁ(苦笑)
まず朝、妹が通勤中にバイクがパンクして大変だったこと。
その修理で夕方家を出るのが遅くなったのは、まぁ仕方ないことです。
午前中、母の抗癌剤の治療が初めて行われました。
使われた薬は、『タキソール』と『パラプラチン』。
身体に負担がかかったのか、昼ご飯はもどしてしまったようです。
母はお酒を飲まないので、その所為なのかな?
あと、オキシコンチン(モルヒネ)の副作用もあるんだろうけど……
どちらにしても、やっぱり凄く大変です。
夕方、友人Mが職場まで迎えに来てくれました。ありがとう!
この時、弟が(仕事中に逢ったそうです)色々不満を抱えている、と聞きました。
翌1日(金)仕事が休みの弟に、
放射線治療開始前の説明を聞いてきて欲しいと頼んでおいたのですが、
なぜか父まで有給をとって説明を聞く気になっていること。
そのうえ私まで行くらしいと聞いて、それなら自分が行く意味がないと
ぼやいていたらしいんです。
(私が行くことはそもそも誤解なんですが…繁忙期バイトなのでそうそう休めないですし)
そして彼は実家にいるので、父の困った姿を目の当たりにしているんですね。
しかも、父から色々な情報が伝わっているだろうと思っていたんですが、
実は全く何も聞いていないらしいこと。
週末に母が外泊するかもしれないと、この時Mから初めて聞いたらしく……
ちゃんと連絡とってあげて、と助言をもらいました。
Mちゃん、面倒かけて本当にごめんね!
午前中に、夜に連絡するとメールしておいたので、
そのへん含めてちゃんと話すことを、彼女に約束しました。
夕方、前述のバイクトラブルで少し遅くなりつつも病院へ。
初めての抗癌剤で不安もあるだろうから、どうしても行きたかったんですよね。
私たちが着いた頃には体調もそこそこ回復していて、少し安心しました。
それと、先生からの、
「(抗癌剤が)しんどかったなら、薬が良く効いてるかもしれない」
と云う言葉にも励まされている様子でした。
この言葉が本当なら嬉しいし、もし方便でも、
母を気遣ってくれている言葉なのでやっぱり嬉しいです。
ついでに、前日の父の様子を聞いたところ、私たちが帰ってから10分くらいで帰ったとのこと。
それと、自分も頑張ってるのに、と愚痴をこぼしていたようです。
私たちの目から見ると頑張りが足りないように思うのですけどねー(苦笑)
帰宅後、弟より電話が入ったので色々聞き出しました。
話の2/3は愚痴でしたけどね。
実際、家でマトモにご飯を食べていないという外食産業に頼りきりの現状はちょっと困りもの。
折角もらったおかずも、炊飯器の中に放置されてしまったご飯ももったいないものね。
まぁ頑張ってと月並みに励まして、そして翌日のことを頼んで電話を切りました。
うーん、ここまでひどいのは予測してなかったから、色々大変だなぁ(苦笑)
この日の母は、脳のMRIを撮るための造影剤を2回もどして体調を崩し、
栄養剤と吐き気止めの薬を点滴することになりました。
前の時は大丈夫だったのに、と首を傾げてましたが、
そもそも造影剤は結構危険な薬なんだと聞きました。
妹の先輩の旦那さんは、意識を無くしたこともあるそうです。
もし他の病院でMRIを撮るようなことがあっても造影剤は断るように念を押されました。
そして体調もあまり良くないとのことで、予定していた歯の治療は延期に。
(治療が始まるので、ぐらついている前歯を抜くことになってたんです)
そんな訳で、しんどそうな母が休めるようにと、洗濯物を回収してすぐに帰ってきました。
先に着いていた父たちが長居せずに退散するか、とても気になりつつ…。
帰り道、ふと弱気な私がこぼれました。
母がいなくなるなんて考えられないよね、と。
妹も頷いて、絶対いやだと応えました。
現実感のなさに、まだまだ戸惑います。
栄養剤と吐き気止めの薬を点滴することになりました。
前の時は大丈夫だったのに、と首を傾げてましたが、
そもそも造影剤は結構危険な薬なんだと聞きました。
妹の先輩の旦那さんは、意識を無くしたこともあるそうです。
もし他の病院でMRIを撮るようなことがあっても造影剤は断るように念を押されました。
そして体調もあまり良くないとのことで、予定していた歯の治療は延期に。
(治療が始まるので、ぐらついている前歯を抜くことになってたんです)
そんな訳で、しんどそうな母が休めるようにと、洗濯物を回収してすぐに帰ってきました。
先に着いていた父たちが長居せずに退散するか、とても気になりつつ…。
帰り道、ふと弱気な私がこぼれました。
母がいなくなるなんて考えられないよね、と。
妹も頷いて、絶対いやだと応えました。
現実感のなさに、まだまだ戸惑います。
休みの私は、振替休日の末の妹と病院へ。
余りなにも考えずに月曜休みで仕事の契約結んだんですが、
こんな風に役立つとは……複雑な気持ちです。
朝一、実家にて洗濯物干し&畳んで、午前中のうちに病院へ。
痛みが治まりきらないとのことで、今夜から痛み止めの薬を変更することになりました。
モルヒネ系の薬『オキシコンチン』を1日2回決まった時間に服用。
ああとうとうか、と心が揺れました。
だから、これくらいで動揺してちゃ駄目なんですけどね。
夕飯とシャワーを済ませ、末の妹を送って行くと、洗濯物は窓の外。
折角天気が良かったのに、と憤った私は、父に今すぐ取り込むよう云ったんですが、
お酒が入り、ゲームをしている父の腰は重く……
ここで妹(私と同居している方)が、ものの見事に爆発しました。
でもこれは仕方ないと思います。
これまでの経過で、父の現状処理能力の駄目さ加減にホトホトあきれていたのは私も同じだし、
しかも、お酒入った人間なんて、後でと云ったところで絶対動かないんですから。
もっとちゃんとしろ、と怒りをぶつける妹に、父も逆切れして(失笑)
………団塊の世代の父親ってのは、ホントに大変です。
帰り道、友人Mに鹿児島土産を届け、
そんな気はないのに、つい立ち話でこぼれるのは愚痴……
ああもう、彼女にはどんどん頭が上がらなくなっていくなぁ(苦笑)
余りなにも考えずに月曜休みで仕事の契約結んだんですが、
こんな風に役立つとは……複雑な気持ちです。
朝一、実家にて洗濯物干し&畳んで、午前中のうちに病院へ。
痛みが治まりきらないとのことで、今夜から痛み止めの薬を変更することになりました。
モルヒネ系の薬『オキシコンチン』を1日2回決まった時間に服用。
ああとうとうか、と心が揺れました。
だから、これくらいで動揺してちゃ駄目なんですけどね。
夕飯とシャワーを済ませ、末の妹を送って行くと、洗濯物は窓の外。
折角天気が良かったのに、と憤った私は、父に今すぐ取り込むよう云ったんですが、
お酒が入り、ゲームをしている父の腰は重く……
ここで妹(私と同居している方)が、ものの見事に爆発しました。
でもこれは仕方ないと思います。
これまでの経過で、父の現状処理能力の駄目さ加減にホトホトあきれていたのは私も同じだし、
しかも、お酒入った人間なんて、後でと云ったところで絶対動かないんですから。
もっとちゃんとしろ、と怒りをぶつける妹に、父も逆切れして(失笑)
………団塊の世代の父親ってのは、ホントに大変です。
帰り道、友人Mに鹿児島土産を届け、
そんな気はないのに、つい立ち話でこぼれるのは愚痴……
ああもう、彼女にはどんどん頭が上がらなくなっていくなぁ(苦笑)
私は行けなかったんですが、この日10時、とうとう入院です。
詳しくは聞いてませんが、手続きなど滞りなく終わったようなので一安心。
この辺は、入院と云うものに慣れている我が家ならではなのかもしれません(苦笑)
夕方、これまでの経過の全部を話してある友人Mが仕事先まで迎えに来てくれました。
心遣いがなによりも嬉しいです、ありがとう!!!
そして、入院&肺癌をカミングアウトして良いと母に許可をもらったと伝えたところ、
さっそく明日にメールしておくよ、と。
もう本当に、彼女には足を向けて寝れません(涙)
そして、珍しく仕事が早く終わった弟も一緒に、妹と3人で病院に出向きました。
血液検査や血中酸素濃度云々よりも、
痛み止めの服用を開始したことががリアルに響きました。
たったそれだけのことで軽いダメージ受けてる場合じゃないんですけどね(苦笑)
結構前から訴えていた腰の痛みが癌によるものと判明したので、
まずその痛みを取ることからスタートです。
ああ、本当に始まったんだと思うと、なんとなく一段落です。
まだまだこれからだと、判ってはいますが。
面会時間いっぱいの20時までいた帰り道、
なるべく一緒にいたい、と、冗談に紛らわせずに神妙に話した弟が印象的でした。
ちなみに、私の住んでいる家から病院までは、車で約40分。
頑張ってなるべく通うぞー!
詳しくは聞いてませんが、手続きなど滞りなく終わったようなので一安心。
この辺は、入院と云うものに慣れている我が家ならではなのかもしれません(苦笑)
夕方、これまでの経過の全部を話してある友人Mが仕事先まで迎えに来てくれました。
心遣いがなによりも嬉しいです、ありがとう!!!
そして、入院&肺癌をカミングアウトして良いと母に許可をもらったと伝えたところ、
さっそく明日にメールしておくよ、と。
もう本当に、彼女には足を向けて寝れません(涙)
そして、珍しく仕事が早く終わった弟も一緒に、妹と3人で病院に出向きました。
血液検査や血中酸素濃度云々よりも、
痛み止めの服用を開始したことががリアルに響きました。
たったそれだけのことで軽いダメージ受けてる場合じゃないんですけどね(苦笑)
結構前から訴えていた腰の痛みが癌によるものと判明したので、
まずその痛みを取ることからスタートです。
ああ、本当に始まったんだと思うと、なんとなく一段落です。
まだまだこれからだと、判ってはいますが。
面会時間いっぱいの20時までいた帰り道、
なるべく一緒にいたい、と、冗談に紛らわせずに神妙に話した弟が印象的でした。
ちなみに、私の住んでいる家から病院までは、車で約40分。
頑張ってなるべく通うぞー!
この日10時に予約の取れたK病院へ、母と父、そして私と末の妹で行ってきました。
本当は私は行く予定ではなかったんですが、
前日、周りのみんなに行って来いと云われたんです。
父では、(私がメモにして渡す)こちらの意向を伝えることができても、
先生(病院側)の質問に答えることはできないだろう、と。
思わず納得したので、仕事をさっくりと休みました(苦笑)
でも確かに、優先順位を間違えちゃいけませんね。
呼吸器内科の外来を担当してらっしゃる先生はとても柔らかい口調の方で、
これまでで一番安心できるお医者さんでした。
しかも、私が訊きたいと思っていたことに関して、先に先に説明をしてくださるんです。
これは、なんと云うか感動です。
単に慣れてらっしゃるだけかも知れませんが、それでも、患者(の家族)の知りたいこと、
そしてそれ以上の情報を提示してくださる姿勢がとても嬉しかったです。
近県で行われている癌治療の現状、イレッサ・放射線治療の効果と副作用、
先端医療の状況、そういうことを丁寧に教えてくださって、
これまで行った(少ないですが)病院の中で一番好印象を受けました。
母も私とほぼ同印象だったようです。
何より、今までの病院では一度もなかった、
「苦しそうやな、まずその咳を止めようか」
の一言と、そして薬を処方してくださったことに喜んでいました。
それに、放射線治療についても行えるよう手配してくださるということで、
10月24日(水)から入院してお世話になると決めました。
(癌診療連携拠点病院である、と云うのも理由の一端です)
本当の本当のところでは、まだ、迷いがあります。
近いからと云って安易に決めてしまったのではないだろうか、と。
治療すると決めたのだから、もっともっと真剣に、それこそ世界中探してでも、
治る可能性の高い病院を見付けた方が良いのではないかと。
冗談に紛らわせていたけれど、父は、東京に行くか、と母に尋ねていたくらいです。
(別に何かを調べた訳でなく、短絡的発想による発言だったようですが)
けれど。
母の性格を考慮するなら、これ以上離れて治療するのは逆にマイナスだと思ったんです。
たとえ名医がいる病院でも、家族と遠く離れるのは精神的に苦痛なのではないか、と。
そんな弱い人ではないのかもしれません。
離れ難いのは、私なのでしょう。
それでも、何より家族を愛してくれている母だから、
車で1時間弱の距離が、ギリギリだと思うんです。
とても難しくて、判断に迷う問題ですよね。
この先の出来事に寄っては、後悔するかもしれません。
それでも決めたのなら、現状できることを頑張るんだと自分に云い聞かせて。
よし、やるぞ!!!
本当は私は行く予定ではなかったんですが、
前日、周りのみんなに行って来いと云われたんです。
父では、(私がメモにして渡す)こちらの意向を伝えることができても、
先生(病院側)の質問に答えることはできないだろう、と。
思わず納得したので、仕事をさっくりと休みました(苦笑)
でも確かに、優先順位を間違えちゃいけませんね。
呼吸器内科の外来を担当してらっしゃる先生はとても柔らかい口調の方で、
これまでで一番安心できるお医者さんでした。
しかも、私が訊きたいと思っていたことに関して、先に先に説明をしてくださるんです。
これは、なんと云うか感動です。
単に慣れてらっしゃるだけかも知れませんが、それでも、患者(の家族)の知りたいこと、
そしてそれ以上の情報を提示してくださる姿勢がとても嬉しかったです。
近県で行われている癌治療の現状、イレッサ・放射線治療の効果と副作用、
先端医療の状況、そういうことを丁寧に教えてくださって、
これまで行った(少ないですが)病院の中で一番好印象を受けました。
母も私とほぼ同印象だったようです。
何より、今までの病院では一度もなかった、
「苦しそうやな、まずその咳を止めようか」
の一言と、そして薬を処方してくださったことに喜んでいました。
それに、放射線治療についても行えるよう手配してくださるということで、
10月24日(水)から入院してお世話になると決めました。
(癌診療連携拠点病院である、と云うのも理由の一端です)
本当の本当のところでは、まだ、迷いがあります。
近いからと云って安易に決めてしまったのではないだろうか、と。
治療すると決めたのだから、もっともっと真剣に、それこそ世界中探してでも、
治る可能性の高い病院を見付けた方が良いのではないかと。
冗談に紛らわせていたけれど、父は、東京に行くか、と母に尋ねていたくらいです。
(別に何かを調べた訳でなく、短絡的発想による発言だったようですが)
けれど。
母の性格を考慮するなら、これ以上離れて治療するのは逆にマイナスだと思ったんです。
たとえ名医がいる病院でも、家族と遠く離れるのは精神的に苦痛なのではないか、と。
そんな弱い人ではないのかもしれません。
離れ難いのは、私なのでしょう。
それでも、何より家族を愛してくれている母だから、
車で1時間弱の距離が、ギリギリだと思うんです。
とても難しくて、判断に迷う問題ですよね。
この先の出来事に寄っては、後悔するかもしれません。
それでも決めたのなら、現状できることを頑張るんだと自分に云い聞かせて。
よし、やるぞ!!!
一番最初に診断を受けたS市の病院で、翌日に行くK病院への紹介状を書いてもらい、
ついでに電話で診察予約もとってもらいました。
今回病院に出向いたのは母と父、弟の3人ですが、
母は診察室に入らず外で待ってたそうです。
初めて行った時、何の前振りもなくイキナリ
「癌やな」
と云われたのがトラウマになっているようです。
決して悪い先生ではないんですが……
癌告知も、母のパターンが普通だと思えるくらいに平然と行われてるようですし。
でもね、やっぱり……もうちょっと考えてもらえると嬉しいですよね。
まぁこれで、この先生との付き合いも最後のはずだし、
それだけでも母への負担は少なくなるかな(苦笑)
ここで少し現状を振り返って、ちゃんと記していなかった、
母の症状についての詳細を書いてみます。
最初のレントゲンで影が見付かったのが9月の中旬過ぎです。
それから「細胞を採取して癌であると診断」され、MRIとPETの検査を行い、
診断結果を聞いたのが、10月11日(木)のことでした。
結果は、肺癌(肺腺癌)。病期はステージⅣ。
末期癌です。
TNM分類で表すなら、「T3N2M1」
「T」は原発巣の状況を表していて、癌細胞が浸潤していることが判ります。
「N」は、肺癌の所属リンパ節に転移があるか否か。
「N2」は、“縦隔リンパ節転移”・“気管分岐部リンパ節転移”があるということ。
でも、この「T」「N」は病期には無関係です。
やはり問題は、「M」。転移の有る無しで、「M1」は転移あり、と云うことなのです。
転移箇所は骨への転移が3箇所、そして脳への転移。
何より脳の多発転移が、末期たらしめている最たるもののようです。
本当に、無数の小さな癌がMRIの写真で確認できました。
そして、私が調べて判ったのは、癌の死亡率として現在肺癌がトップであるその事実。
5年生存率の低さ。
肺癌はとても苦しいのだということ。
その上、脳転移の所為で障害が出るかもしれない恐怖。
これで能天気にしてろってのが無理な話ですよね(苦笑)
本当にショックで、肺癌について調べては、べそべそ泣きまくってました。
今回改めて書き出してみて、
現在「治療」に向かって頑張っていることが信じられないほど、現実は厳しくて。
やっぱり「治療」に対して迷ってしまう私もいるけれど。
頑張れ。頑張れ、私。
少しでも母が笑ってられるように。
それだけ目指して頑張ります。
ついでに電話で診察予約もとってもらいました。
今回病院に出向いたのは母と父、弟の3人ですが、
母は診察室に入らず外で待ってたそうです。
初めて行った時、何の前振りもなくイキナリ
「癌やな」
と云われたのがトラウマになっているようです。
決して悪い先生ではないんですが……
癌告知も、母のパターンが普通だと思えるくらいに平然と行われてるようですし。
でもね、やっぱり……もうちょっと考えてもらえると嬉しいですよね。
まぁこれで、この先生との付き合いも最後のはずだし、
それだけでも母への負担は少なくなるかな(苦笑)
ここで少し現状を振り返って、ちゃんと記していなかった、
母の症状についての詳細を書いてみます。
最初のレントゲンで影が見付かったのが9月の中旬過ぎです。
それから「細胞を採取して癌であると診断」され、MRIとPETの検査を行い、
診断結果を聞いたのが、10月11日(木)のことでした。
結果は、肺癌(肺腺癌)。病期はステージⅣ。
末期癌です。
TNM分類で表すなら、「T3N2M1」
「T」は原発巣の状況を表していて、癌細胞が浸潤していることが判ります。
「N」は、肺癌の所属リンパ節に転移があるか否か。
「N2」は、“縦隔リンパ節転移”・“気管分岐部リンパ節転移”があるということ。
でも、この「T」「N」は病期には無関係です。
やはり問題は、「M」。転移の有る無しで、「M1」は転移あり、と云うことなのです。
転移箇所は骨への転移が3箇所、そして脳への転移。
何より脳の多発転移が、末期たらしめている最たるもののようです。
本当に、無数の小さな癌がMRIの写真で確認できました。
そして、私が調べて判ったのは、癌の死亡率として現在肺癌がトップであるその事実。
5年生存率の低さ。
肺癌はとても苦しいのだということ。
その上、脳転移の所為で障害が出るかもしれない恐怖。
これで能天気にしてろってのが無理な話ですよね(苦笑)
本当にショックで、肺癌について調べては、べそべそ泣きまくってました。
今回改めて書き出してみて、
現在「治療」に向かって頑張っていることが信じられないほど、現実は厳しくて。
やっぱり「治療」に対して迷ってしまう私もいるけれど。
頑張れ。頑張れ、私。
少しでも母が笑ってられるように。
それだけ目指して頑張ります。
仕事が休みのこの日、県内の癌センターへ行ってきました。
もちろん母・父、そして末の妹も一緒です。
私的には、父の望む治療法を受けることが可能か聞きに行く、その程度の認識でした。
しかし、いま思い返せば、
こんなの電話で済ませりゃ良かった話じゃないかと、少し後悔しています。
県内はもとより国内でも有数の癌対応の病院でして、
だからこそ、父の云う
「患者それぞれに応じた抗癌剤を調べて、それから治療に入る」
を受けられる可能性もあるかと思ったし、まぁその方が母の身体への負担も少ないし……
けれど、こちらの病院の基本姿勢は「告知」だったんです。
私たちが母に話していたのは、癌が脳と骨に転移していること。
けれども、それが多発転移であること、ステージⅣであることは黙っていました。
そして父も、電話で末期癌及び余命云々に関しては告知していないと
連絡していたはずなんですが、
外来担当の先生は、あっさりとその二点を告げてしまいました。
さすがの母もショックを隠せない様子でした。
私も、なんてことをこの医者がーーー!!!! と、心の中で責任転嫁して罵りながら、
固まった脳を無理矢理回転させ、平静を装って必要なことを質問しました。
ここで、私までうろたえるわけにはいかないのですから。
もちろん父は父の希望を告げたんですが、まだ確立していない治療法であること、
そして、県内ではまだどこも行っていないことを確認したに過ぎませんでした。
そもそもこの先生はけっこう強い言葉を使う方でしたので、
私個人としては苦手に思いましたし、
自宅からの距離も考慮して、県下一の病院に通う・入院するメリットより
負担の方が大きいと判断し、本当に話を聞くだけで終わりました。
本来ならセカンドオピニオンと呼んでも差し支えないような内容でしたね。
その後、気を使ってくださったのか、看護婦さんから勧めで、
『癌相談室』で自宅近くの病院についての情報をいただき、帰ってきました。
やはり母はどこか沈みがちです。
それでも、帰り道に寄ろうと母が楽しみにしていた温泉にも行ってきました。
しかし、後悔が残ってしまい、私はがっくり。
良い(成果のある)病院だからと云って患者に優しいわけではないのですね。
ただ、ハッキリ言ってくださる先生を望むのであれば、こちらの病院は良いんでしょうけど。
患者が病院を選ぶ時代、とは云え、本当に難しいなぁ。
もちろん母・父、そして末の妹も一緒です。
私的には、父の望む治療法を受けることが可能か聞きに行く、その程度の認識でした。
しかし、いま思い返せば、
こんなの電話で済ませりゃ良かった話じゃないかと、少し後悔しています。
県内はもとより国内でも有数の癌対応の病院でして、
だからこそ、父の云う
「患者それぞれに応じた抗癌剤を調べて、それから治療に入る」
を受けられる可能性もあるかと思ったし、まぁその方が母の身体への負担も少ないし……
けれど、こちらの病院の基本姿勢は「告知」だったんです。
私たちが母に話していたのは、癌が脳と骨に転移していること。
けれども、それが多発転移であること、ステージⅣであることは黙っていました。
そして父も、電話で末期癌及び余命云々に関しては告知していないと
連絡していたはずなんですが、
外来担当の先生は、あっさりとその二点を告げてしまいました。
さすがの母もショックを隠せない様子でした。
私も、なんてことをこの医者がーーー!!!! と、心の中で責任転嫁して罵りながら、
固まった脳を無理矢理回転させ、平静を装って必要なことを質問しました。
ここで、私までうろたえるわけにはいかないのですから。
もちろん父は父の希望を告げたんですが、まだ確立していない治療法であること、
そして、県内ではまだどこも行っていないことを確認したに過ぎませんでした。
そもそもこの先生はけっこう強い言葉を使う方でしたので、
私個人としては苦手に思いましたし、
自宅からの距離も考慮して、県下一の病院に通う・入院するメリットより
負担の方が大きいと判断し、本当に話を聞くだけで終わりました。
本来ならセカンドオピニオンと呼んでも差し支えないような内容でしたね。
その後、気を使ってくださったのか、看護婦さんから勧めで、
『癌相談室』で自宅近くの病院についての情報をいただき、帰ってきました。
やはり母はどこか沈みがちです。
それでも、帰り道に寄ろうと母が楽しみにしていた温泉にも行ってきました。
しかし、後悔が残ってしまい、私はがっくり。
良い(成果のある)病院だからと云って患者に優しいわけではないのですね。
ただ、ハッキリ言ってくださる先生を望むのであれば、こちらの病院は良いんでしょうけど。
患者が病院を選ぶ時代、とは云え、本当に難しいなぁ。
疲れた。
正直に、疲れた。
理由の半分は泣き疲れてる部分もあると思うんですけどね。
ひとりになる空間(精神的にって意味で)は、ホントまずいです。
仕事中とか電車の中とか、いきなり感情が高ぶって、無性に泣けます。
涙が勝手にあふれてくるんです。
人間ってホントに、なにも考えなくても泣けるときがあるんですね。
さて。
昨日書くべきだった、検査結果について。
端的に云えば、母は助かりません。
いまは『余命』という云い方はしないのですが、
このまま何もしなければもって半年だと、そういうニュアンスの言葉をいただきました。
一番恐れていた結果です。
いっそ来なければいいのに、と思っていた昨日、
予約12時半を大きくずれ込んだ13時半頃、看護婦さんに名前を呼ばれ、
母を置いて父と先生の前へ。
貼られているMRIやPETの写真を見て、気付きました。
ああ、骨に転移しているな、と。
そして担当医の口から「残念ですが」と云う言葉を聞いたとき、
ともかくこの場を冷静に頑張ろうと、私はそう思ったようです。
半分以上覚悟していたから、
説明を聞いているあいだは取り乱すことも泣くこともなかったけれど、
一番つらかったのは、脳への転移が進んでしまっていたことです。
多発転移していて、もう手の施しようがない、と。
実際その数はあまりにも多くて、今の母の元気な状態が信じられないほどです。
骨への転移は3箇所。背骨と左腸骨、そして右の坐骨。
背骨にまで転移していると聞いたときは、きつかったなぁ。
助からないのなら、せめてヒトとしての尊厳くらいは守りたいと思っていたので、
脳のがん細胞を取り除くことはできないかと訊ねると、
ガンマナイフでの除去はもうムリ、とのこと。
そして、転移した癌の、その一箇所だけを集中的に治療するのは危険だと、
他の癌を著しく成長させてしまうことになるのだと聞いて、正直がっくりしました。
もしかしたら脳障害を併発してしまうのかも知れないと思うと、
これからが本当に怖いです。
ともかくこうなった以上、抗がん剤の治療に入り延命するか、
後は痛みを和らげるだけの対処・緩和療法を選ぶか、どちらかです。
これは父が即答で、治療の道を取りました。
助かる、とは思っていない。
でも希望も捨てきれない。
何より、1日でも長く。
家族のエゴですね。
でも、私はそれに否と唱えることは出来ませんでした。
やはり私も、誰より母に生きていて欲しいからです。
ごめんね、お母さん。つらい思いをさせてしまうことになるかも知れない。
本当にごめんね。
母には、現状は五分五分だと父が伝えました。
大丈夫だよ、と笑えなかった私たちの、精一杯のウソです。
その後、遅くなったお昼へ。
お腹は空いていたけれど、食べることがとても苦痛でした。
でも頑張るって決めたから、ちゃんと美味しい顔で食べれたと思います。
ウソをつくのだから、母に悟られるわけにはいかないんだから。
弟と妹には、すぐ連絡しました。二人ともそれを望んでいたので。
そもそも仕事が手につかなかった妹は、メールを読んで、
そして内容を上司に告げるとき、不覚にも泣いてしまったそうです。
ずるいよ、私まだそんなぼろぼろ泣いてないよ!(苦笑)
治療方法については、週明け15日(月)、
明石の癌センターに行ってから改めて考えることになりました。
まだまだ始まったばかりです。
でも本当に疲れます。
悲しいってことがこんなに体力を消費するのだとは知りませんでした。
メソメソして情けないけれど、でも頑張るよ。
泣くな私!!
正直に、疲れた。
理由の半分は泣き疲れてる部分もあると思うんですけどね。
ひとりになる空間(精神的にって意味で)は、ホントまずいです。
仕事中とか電車の中とか、いきなり感情が高ぶって、無性に泣けます。
涙が勝手にあふれてくるんです。
人間ってホントに、なにも考えなくても泣けるときがあるんですね。
さて。
昨日書くべきだった、検査結果について。
端的に云えば、母は助かりません。
いまは『余命』という云い方はしないのですが、
このまま何もしなければもって半年だと、そういうニュアンスの言葉をいただきました。
一番恐れていた結果です。
いっそ来なければいいのに、と思っていた昨日、
予約12時半を大きくずれ込んだ13時半頃、看護婦さんに名前を呼ばれ、
母を置いて父と先生の前へ。
貼られているMRIやPETの写真を見て、気付きました。
ああ、骨に転移しているな、と。
そして担当医の口から「残念ですが」と云う言葉を聞いたとき、
ともかくこの場を冷静に頑張ろうと、私はそう思ったようです。
半分以上覚悟していたから、
説明を聞いているあいだは取り乱すことも泣くこともなかったけれど、
一番つらかったのは、脳への転移が進んでしまっていたことです。
多発転移していて、もう手の施しようがない、と。
実際その数はあまりにも多くて、今の母の元気な状態が信じられないほどです。
骨への転移は3箇所。背骨と左腸骨、そして右の坐骨。
背骨にまで転移していると聞いたときは、きつかったなぁ。
助からないのなら、せめてヒトとしての尊厳くらいは守りたいと思っていたので、
脳のがん細胞を取り除くことはできないかと訊ねると、
ガンマナイフでの除去はもうムリ、とのこと。
そして、転移した癌の、その一箇所だけを集中的に治療するのは危険だと、
他の癌を著しく成長させてしまうことになるのだと聞いて、正直がっくりしました。
もしかしたら脳障害を併発してしまうのかも知れないと思うと、
これからが本当に怖いです。
ともかくこうなった以上、抗がん剤の治療に入り延命するか、
後は痛みを和らげるだけの対処・緩和療法を選ぶか、どちらかです。
これは父が即答で、治療の道を取りました。
助かる、とは思っていない。
でも希望も捨てきれない。
何より、1日でも長く。
家族のエゴですね。
でも、私はそれに否と唱えることは出来ませんでした。
やはり私も、誰より母に生きていて欲しいからです。
ごめんね、お母さん。つらい思いをさせてしまうことになるかも知れない。
本当にごめんね。
母には、現状は五分五分だと父が伝えました。
大丈夫だよ、と笑えなかった私たちの、精一杯のウソです。
その後、遅くなったお昼へ。
お腹は空いていたけれど、食べることがとても苦痛でした。
でも頑張るって決めたから、ちゃんと美味しい顔で食べれたと思います。
ウソをつくのだから、母に悟られるわけにはいかないんだから。
弟と妹には、すぐ連絡しました。二人ともそれを望んでいたので。
そもそも仕事が手につかなかった妹は、メールを読んで、
そして内容を上司に告げるとき、不覚にも泣いてしまったそうです。
ずるいよ、私まだそんなぼろぼろ泣いてないよ!(苦笑)
治療方法については、週明け15日(月)、
明石の癌センターに行ってから改めて考えることになりました。
まだまだ始まったばかりです。
でも本当に疲れます。
悲しいってことがこんなに体力を消費するのだとは知りませんでした。
メソメソして情けないけれど、でも頑張るよ。
泣くな私!!
とうとう明日、検査結果が出ます。
希望と恐怖のどちらも心にあって、
治療可能・転移無しであるように祈る傍ら、
最悪の事態に備えようと自分に云い聞かせてみたり。
この一週間は本当に浮き沈みが激しかったことだと思います。
云えない分、友人にも心配かけてるし。
ああ、弱いなぁ。
本当のところ、恐くて逃げ出したくて目を背けたくて、立ってる場所を誰かに変わって欲しくて。
そもそも、やはり夢であれば良いと、まだ思っていて。
理性では自分が適任だと、そして自分で行くと決めたことだと判っているけれど、
そう思ってしまう自分も、肩代わりしてくれない周りも、恨めしく思ったりします。
大丈夫だと、勝手に思い込むことができたらどれだけラクなんでしょうね。
怖くて気持ち悪いけれど、頑張ります。
まだまだ先は長いはずなのだから。
希望と恐怖のどちらも心にあって、
治療可能・転移無しであるように祈る傍ら、
最悪の事態に備えようと自分に云い聞かせてみたり。
この一週間は本当に浮き沈みが激しかったことだと思います。
云えない分、友人にも心配かけてるし。
ああ、弱いなぁ。
本当のところ、恐くて逃げ出したくて目を背けたくて、立ってる場所を誰かに変わって欲しくて。
そもそも、やはり夢であれば良いと、まだ思っていて。
理性では自分が適任だと、そして自分で行くと決めたことだと判っているけれど、
そう思ってしまう自分も、肩代わりしてくれない周りも、恨めしく思ったりします。
大丈夫だと、勝手に思い込むことができたらどれだけラクなんでしょうね。
怖くて気持ち悪いけれど、頑張ります。
まだまだ先は長いはずなのだから。