第2回人権教育研修に参加してきました。
大阪の小学校に通われていた保護者の方は「にんげん」という本で差別について勉強した記憶をお持ちではないでしょうか?
今回お話をして下さった方は被地域出身の方でした。
…差別…と聞いても私にとっては子供の頃感じたのと同じように「昔のこと」というイメージでしかありませんでした。でも、このみんなが平等に暮らしているように感じる今の時代に於いてもまだ差別は残っているそうです。引っ越し、就職、結婚…と人生の節目節目で壁が立ちはだかるとのこと。
正直子供の頃、差別の勉強をしていたことさえ忘れていました。今回被地域の話を聞いて初めてその地域を知ったほどだったので私は単純に「や差別のことを子どもたちに伝えなければ、知らない人ばかりになって世の中から忘れられていくのでは??」と感じましたが、そうではないそうです。
実際にのことが引き継がれていく場は「家庭」
その地域の本当の姿を知らなくても「あそこは怖い場所やから行ったらダメ」などという「子どもを危険な目に合わせたくない」という気持ちから大人も差別をしているということを自覚することなくイメージだけで話が引き継がれてしまうそうです。
それを断ち切るためには「きちんと勉強して正しいことを知ること」が大切だということです。
今回の差別のことだけでなく、子どもたちに偏見を持たせることなく正しいことを教えていくには、大人が正しい知識を勉強して身につけることが必要だと感じた研修でした。