水分と筋肉

たまに留学生と間違えられる中村です。過去にインドネシア出身の方に「私と同じ国の人と思いました」と言われたこともあります。


最近気になるのが年齢を重ねるごとに水分の摂取量が少なくなる人が多いことです。


女性は特に多いと思います（意識して飲んでいる方もおられますが）。


水分補給は脱水症状を防ぐため夏にはよく聞かれます。しかし、股関節痛に悩まされる方は常に意識して頂いたほうが良いです。


体内の水分量は60%前後とされています。この体内の水分はおそらく血液などが大半を占めそうなものです。


しかし、実際には血液よりも筋肉に含まれる水分量の方が多いのです。


血液は体重の7∼8%で、筋肉は女性の場合30∼40%（20代で40%、50代で30%と推移）、そのうち筋肉内の水分は約75%ですので、50代では22.5%。


実は筋肉に水分が多いのです。


そして水分が足りていないと筋肉は硬くなりやすいですし、動きも悪くなります。


また筋肉疲労が起こりやすくなり、回復も遅くなります。筋肉が攣りやすくなります（こむらがえりは水分不足によってミネラルも不足するためともいわれています）。


というわけで、水分を意識して摂りましょう！


目安として体重の4%とされていますので、仮に45kgであれば一日1.8リットルです。


純粋な水のみが体内に吸収されますのでお茶やコーヒー、ジュースではNGです。


水分もしっかりとって股関節まわりの筋肉を柔らかくしましょう！


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松本深圧院福岡
中村雄也